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クッションの洗濯はどうすればいいの?洗濯マニアが素材別に解説!


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長年クッションを使っていると、へたってきたり嫌なニオイが出てきたりするもの。でも、クッションって素材も色々あるし、どういうふうに洗えばいいのでしょうか?そもそも洗えるの?今回は洗濯マニアが素材別にクッションの洗い方を徹底解説します!

そもそもクッションは洗えるの?

クッションカバーは洗うけど、本体を洗ったことがないって方は多いんじゃないでしょうか?
頭や肌に触れるクッションは洋服と同じくらい汚れています。
カバーを洗うと一見キレイになったように見えるので安心してしまいがちですが、実は頻繁に洗えるカバー以上に本体は汚れています。溜まった皮脂を餌にダニが繁殖することも。

そんなに汚れているならば、できれば水洗いしてキレイに洗い上げたいですよね。

素材によっては水洗い厳禁のクッションもありますが、じつは洗えるものも多いのです。
中には洗濯機で手軽に洗えるものも。

洗えるのか?洗えないのか?をもっとも簡単に判断する方法は洗濯表示マークを確認することです。
自宅で洗えるマークは以下の通りです。

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こちらのマークは洗濯機で洗えるマーク
このマークがついていると、洗濯機にいれてスタートボタンを押すだけでOK。気軽に洗えますね。

そして洗濯機では洗えないけど、手洗いできる洗濯表示はこちらです。

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手洗い聞くと、「難しそう」「面倒くさい」と思ってしまいますが、ほんの少し洗濯機の力を借りることで簡単に洗うことができます。

どのくらいの頻度で洗濯すべき?

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洗う頻度ですが、カバーは月に1〜2回。
本体は3ヶ月に一度くらい、匂いや汚れが気になったら洗うようにすると気持ちいいです。
クッションを枕に眠っちゃう方は夏場は月1回は洗いたいですね。夏場だったらクッションもすぐに乾くので、洗濯するのもそれほど苦にはならないのではないでしょうか。

冬場は夏ほど頻繁に洗う必要はありませんが、洗う代わりに除菌スプレーなどを利用しましょう。
除菌スプレーをする時は表面がしっとり濡れる程度にスプレーして1時間くらい風通しのよいところに置いておくと効果的です。

知っておきたい素材別の洗い方

クッションにも様々な素材があるかと思います。それぞれの素材について洗濯時の注意点やどの選択しかできないなど注意書きをお願いします。

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洗濯表示があれば迷うことなく洗濯できますが、クッションは洗う前提で作られていないものも多いので、洗濯表示がない場合も多々あります。
その場合は、絶対に洗えないということはありませんが、クッションの中の素材によっては型崩れしてしまう場合もあります。

それぞれにあった洗い方をみていきましょう。

羽毛(ダウン)、スモールフェザー

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ダウンとは水鳥の胸のあたりのふわふわ羽毛、フェザーは水鳥の翼のあたりにある芯のある羽根のことをいいます。
ダウンやフェザーは水鳥の羽毛や羽根なので、本来水には強い素材です。洗濯機で洗っても問題ないことが多いのです。

ただ、フェザーの場合は羽の芯が折れてしまったりする場合があるので、洗濯機で洗う場合はウール用のコースで優しく洗い、脱水も短めが良いでしょう。
濡れたダウンやフェザーはデリケート素材となります。触ると繊維が切れてしまって、ふくらみが悪くなる場合がありますので、しっかり乾くまで極力触らないことがキレイに洗うコツです。

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また柔軟剤を使うと素材の周りに膜ができてしまい。本来ダウンや羽根がもっている撥水力やふんわり感を損なうことがあります。ダウンや、フェザーが使われている場合は柔軟剤の使用はおすすめしません。

また、しっかり乾かすのに2〜3日かかります。天気が続き日を狙って洗いましょう。不安な場合は短時間(20分が限度)乾燥機にかけてもふんわり仕上がりますよ。

ウール・綿

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ウールや綿素材は洗えないことはないのですが、どちらも表面が天然の油でコーティングされており、洗濯してしまうとそのコーティングが劣化し、フェルト状に固まってしまうことがあります。

また、水に濡れると重くなるため扱いにくく、乾かすのに時間がかかりすぎてカビや虫が発生する恐れがあります。
綿やウールの中綿クッションはクリーニングに出してプロに任せたほうがよいでしょう。

ポリエステル

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もっとも洗いやすいのがポリエステルのクッション。水にも摩擦にも強い素材なので、洗濯機で洗えるものも多いです。
洗ったあとは濡れた状態で形を整えて、日陰で平置きします。乾きやすい素材ですので丸1日干せばほぼ乾いてしまうでしょう。

ただし、水や型崩れには強い一方で熱には弱い性質があります。乾燥機の使用はおすすめしません。

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ちなみに、大人気のニトリのモチモチクッションもほとんどの素材がポリエステルですが、残念ながら水洗い不可です。

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なぜなら水に弱いウレタンが入っているからです。
試しに洗濯機で何度か洗ってみたところ目立つダメージはありませんでしたが、数回程度の洗濯には耐えても、洗うたびに独特のモチモチ感は失われていきます。
できれば洗わないほうがいいでしょう。

ウレタンフォーム(ウレタン)

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残念ながらウレタンは水では洗えません。
ウレタンは水を吸ってしまうととても脆くなり、ぼろぼろと崩れてしまいます。洗うたびに劣化していく素材といえます。

臭いが気になる場合は、除菌スプレーを使う程度にしておきましょう。
ウレタンクッションは汚れても洗えないので、クッションカバーは撥水加工をしてあるものにするなど汚れない工夫が必要です。

ビーズクッション(マイクロビーズ)

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ビーズクッションとは中に小さな粒(ビーズ)が詰まったクションです。ビーズの素材はポリスチレン製がほとんどで洗える素材ですが、一部ポリウレタンが含まれたものがあります。既に説明にあるようにポリウレタンが含まれたものは自宅では洗えません。

なお、洗える素材でも、クッションに小さなほころびがあるだけで中からビーズが溢れ出て洗濯機の故障の原因になる恐れがあります。

洗う前に生地にほころびがないかしっかりチェックして目の細かい洗濯ネットを使用してください。クッションが入る大きさの洗濯ネットがない場合は、ビーズクッションに関しては撥水加工されていないカバーであれば、カバーをつけたまま洗うことをオススメします。

そばがら

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そばがらは天然のそばがらを乾燥させて作ったもの。水に濡らしてしまうと再乾燥させるのは至難の技です。不完全な乾燥では腐敗や劣化の原因になりますので、水洗いは厳禁です。

除菌スプレーを使うのもおすすめできなので、そばがらのクッションは天日干しか、短い時間(10分ほど)乾燥機にかけて熱消毒すると安心です。

基本の手洗いのしかた

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【手洗いする場合に必要なもの】

  • おしゃれ着用洗剤
  • 洗濯ネット


1.クッションが浸かるほどの容器に水をはり、洗剤をよく溶かし入れます。

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2.クッションカバーには撥水加工されているものが多く、つけたまま洗うと洗浄効率が悪くなりますのでカバーははずします。

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3.クッションの中身がビーズ、ダウン、フェザーなど中身がでてくると大変になりそうなものは洗濯ネットに入れましょう。ポリエステル綿だと洗濯ネットに入れてなくても大丈夫です。

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4.クッションを洗剤液につけて押し洗いします。水が汚れるような場合は何度か水を替えてくりかえます。

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5.洗濯機を使って脱水。タイマーは1分。

6.再び容器に水をはり、脱水したあとのクッションを入れて水が濁らなくなるまで濯ぎます。

7.濯ぎ終わったら洗濯機で脱水。タイマーは1分。できれば高速回転に入ってから約30秒ほどで取り出します。

洗濯機で洗う方法

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【洗濯機で洗う場合に必要なもの】

  • おしゃれ着用洗剤
  • 洗濯ネット
  • タオルケット(ダウンやフェザーの場合)

1.カバーをはずして洗濯ネットに入れます。

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2.ダウンやフェザーのクッションは水に浮いてしまう場合があります。その場合はタオルケットなどを巻き付けてから洗濯ネットに入れて洗濯機で洗うと浮きにくくなります。

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3. 洗濯機の設定はウール洗い用コースでスタート。

4.ウール洗いコースでも、脱水時間が設定できる機種であれば脱水時間は1分ほどがおすすめ。

コインランドリーでも洗える?

ダウンやフェザーはアルカリ系の洗剤に弱く、ダメージを与える可能性があります。
コインラインドリーでは自分で洗剤を選べないことが多々あるので、自分で洗濯用洗剤を持ち込めるのか、もしくは使われている洗剤を問い合わせて、中性ならば洗っても問題ないでしょう。

ダウンやフェザーのクッションは柔軟剤は使いません。柔軟剤が自動で投入されるコインランドリーも避けましょう。
コインラインドリーを使う場合は、中身の飛び出しを防止するために、必ず目の細かい洗濯ネットを使用してください。

クッションの干し方

クッションを吊り干しすると中身が片方に寄ってしまって型崩れの原因になります。日陰で平干しが基本です。

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専用の平干し用ネットを使ってもいいですし、なければポールを2本使って上に乗せるような形で干しても大丈夫です。

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落下の恐れがあるので風のある日は避けた方が無難です

なおダウンやフェザーは濡れた状態では繊維が千切れやすくなるので、乾くまでは極力触らないように気をつけてください。
もし洗濯中に中身が片方に寄ってしまっていたとしても触ってはいけません。

2〜3日しっかり干して、完全に乾いたら中身に空気がはいるように形を整えましょう。
クッションの中身がポリエステルなどの強い素材の場合は、濡れた状態で形を整えた方が中身が偏らずに綺麗に仕上がりますよ。

素材にあった洗濯方法を!

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クッションが汚れてきたなと思ったらクリーニングに出してもいいのですが、ドライクリーニングで使われる溶剤は油性です。

残念ながら水性の汗汚れとは相性があまりよくありません。できれば水を使って洗ったほうがスッキリと気持ちよく洗えますよ。
数回に一回でいいので水で洗ってみてはいかがでしょう?

自分で洗う場合は素材によって洗い方が変わってくるので十分注意するようにしましょう。よく素材を確かめて素材にあった洗い方をすれば、汚れを落としてふんわり感を取り戻すこともできます。

コツは脱水の時間を短くすることと、完全に乾くまでしかり干すこと。それほど難しくはありませんので、洗える素材のクッションは洗ってみてくださいね。

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