梅雨が明けても台風の影響か雨続きの多い10月。お部屋もなんだかジメジメしてさっぱりしない……。そんな天候にもかかわらず、キッチンには茶葉や乾物類、スナック菓子など、湿気に弱い食料品がたくさん。輪ゴムやクリップで留めても湿気りやすい食品ばかりですが、今回はこれらを湿気から守ってくれるセリアの「スライドジッパー」をご紹介します。
湿気に弱い食料品を救いたい！
茶葉や乾燥小エビ、パスタ類などなど、食料品って湿気に弱すぎやしませんか……！
筆者は仕事の合間に大きなカップに淹れた紅茶を飲むのが日々のルーティンなのですが、どうにも困るのが茶葉の扱い。個別包装されたティーバッグよりも茶葉で淹れたほうがおいしい（気がする）のだけれど、袋のまま保存するとだんだん湿気って味が落ちてしまう悲しさ……。保存用の瓶や缶に入れるのもなんだか面倒というズボラな筆者、“おいしさ長持ち”は諦めて、無理やりクリップや輪ゴムで口を留めていました。
しかし、セリアにこんなアイテムがあったのです！
筆者は“だけ”という言葉に弱いのです
「差し込むだけ」で密封できる？
「スライドジッパー」とは、封を開けた食品の袋の口を折り曲げた部分にスルッと差し込むだけで袋を密封できるという商品。クリップや輪ゴムとは違い、開け口部分すべてをカバーできる構造なので、中身が空気に触れにくく湿気に強いというわけです。
使い方はとっても簡単。袋の先を折り曲げて、山になった部分にスライドジッパーの先端を差し込み、そのまま筒部分を反対側までスライドさせればOKです。差し込んだ口の部分を軽く押さえながら滑らせると簡単ですよ！
オレンジ色で丸をつけた部分を押さえながらスライドさせるとスムーズです
サイズは2種類！良く使うサイズは複数買いも
スライドジッパーにはコーヒーやお茶、小さめの菓子類などにぴったりのSサイズと、スナック菓子やマカロニなどに使えるMサイズの2種類があります。どちらも対応する袋の厚みは0.06mm～0.2mmまで。ポリプロピレン製で-20℃～120℃の耐熱・耐冷素材なので、冷凍庫での使用もOKです。
筆者は現在Sサイズを茶葉、Mサイズをスナック菓子やチーズの保存用に使っています。水洗いできる素材なので、調理中などに汚れてしまった場合でもしっかり洗えて衛生的です。
そのままではスライドジッパーをつけられない大きめの袋でも、折りたたむことで使える場合もあります。筆者はとろけるチーズの大袋を横に二つ折りした後、上部を折り返してスライドジッパーをつけています。はじめにしっかり空気を抜いておけば、この方法でも湿気らせずに保存できますよ！
このままだと幅が足らずにはみ出してしまう
横に2回折ってぴったり幅に
このまま冷蔵庫にしまえて楽チン
スナック菓子もサクサクのまま！
クリップや輪ゴムではしっかり留めたつもりでも風味が飛びやすかった茶葉も、スライドジッパーを使いだしてからは味が落ちにくくなりました。
輪ゴムではフチが浮き易く湿気が入り込んでしまうことも……
スライドジッパーならぴったり閉じることができます
スライドジッパーをつけるとき、軽く空気を抜いておくだけでも十分効果を実感できたのですが、砂糖や塩といった粉類を袋のまま保存する場合などは、珪藻土などの湿気取り用乾燥剤を一緒に保存してもいいですね。
ちなみに、スライドジッパーをつけたスナック菓子をリビングに放置しつつ実験してみたところ、翌々日程度ならサクサクのままおいしく食べることができました。戸棚などより湿度の低い場所で保存すれば、もっと長もちするかもしれません。
リビングに放置したスナック菓子ですが、2日経っても油っぽさ・湿っぽさはほとんどなくサクサクです
完全な「密封」ではないので注意！
数日間程度の湿気対策としては十分に効果を発揮しますが、要注意なのがこちらは完全に「密封」できる商品ではないということ。液状の調味料などを保存する際には、注意して使ってみてくださいね。
スルッとスライドさせるのが気持ち良い！
対応厚は0.2mmまでと輸入品のお菓子類や紙製の袋など、厚手の素材は留めることができないのが難点ですが、身近な食品は網羅してくれているようです。洗って使い回すことができるのもありがたい！輪ゴムやクリップだと置き場所を忘れがちな筆者としては、失くしにくいサイズ感も気に入っています。
スライドするだけで食品を湿気から守ることができる「スライドジッパー」、ジメジメにお悩みの方は是非試してみてくださいね。
＜商品情報＞
商品名：スライドジッパー（2p）S／M
発売元：SK エスケージャパン
素材：ポリプロピレン
価格：110円（税込）
大谷翔平・野球ニュース