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チキンと食べるのが沖縄通! 県民が好きな"沖縄いなり"って?



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沖縄県で食べられている「いなりずし」は、ちょっと特徴的。県内中部ではいなりずしの専門店が見受けられるほど、身近な存在として親しまれています。沖縄県民に好まれている"沖縄いなり"について、沖縄本島でいなりずし専門店「オイナリアン」を経営する吉里時浩社長に話を伺いました。


特徴

沖縄いなりは油揚げに特徴があります。使っているのは極薄の三角お揚げで、味はあっさり。暖かい気候のため、食べ物がいたまないように油揚げが薄くなっています。また、強めに油抜きをしているので、油っこさがありません。全体的に白っぽい見た目なのも沖縄いなりの特徴です。


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オイナリアンで販売しているいなりずし(中央)

チキンと相性ばっちり

沖縄では特に、「いなりずし」と「チキン」の組み合わせが本島中部特有の文化とされています。オイナリアンでもコンビメニューとして、たっぷりのニンニクが効いた「骨なしチキン」を開発し、合わせて販売しています。薄口でさっぱりとしたいなりずしが、チキンの油っこさを中和してくれて相性ばっちりです。


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(左から時計回りに)「オイナリアン」の「骨なしチキン」「ロールケーキ」「いなりずし」

ロールケーキも販売

店内ではいなりずしとチキンだけでなく、ロールケーキも製造販売しています。みんなで輪になって楽しんでもらいたいデザートとして、ホームパーティーや手土産などで利用していただきたいと考えました。お米を油揚げ(大豆)で包む「いなりずし」の逆バージョンとして、米粉生地で豆乳クリームを包みました。


10万個売れるオイナリアン

伝統行事などのイベント時には、いなりずしは月間10万個売れます。ファストフードのように県民にとっては身近なテイクアウト商品です。ちなみにオイナリアンの名称は、素朴で地味なイメージのいなりずしを、ドーナツのように気軽な手土産として扱ってほしい、という想いを込めて名付けました。店内の特徴も、いなりずしの持つ地味なイメージを覆すポップなイメージに仕上げています。


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地味で素朴なイメージの「いなりずし」を覆すようなポップな店内が特徴

チキンは独自の調理方法


チキンは鶏もも肉を使用。真空調理法で丁寧に加工し、企業秘密の"下味"を深く浸透させています。これによってお肉が柔らかくなり、肉本来の味がはっきりします。また、風味を逃さないよう、味の決め手となる黒コショウを調理する直前にチキンに揉み込んでいます。ガーリック味のアクセントに黒コショウがぴったりですよ。


揚げ方にも強くこだわっています。食材や油の中の水分子をコントロールする特殊な調理方法でチキンを揚げています。使うのは厳選した上質な「こめ油」のみ。口当たりは"さっくり"していますが、おいしさは"じんわり"と感じられます。


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主役はいなりずし、チキンは相棒

また、オイナリアンでは一次加工を行う自社工場を持ち、製造から販売まで一貫して行っています。原材料はすべて国産にこだわり、油揚げを作る大豆は福岡県産「フクユタカ」、お米は北海道産「ななつぼし」、アクセントとなるゴマは香川県産の無農薬栽培を使っています。口にするものだから、おいしさはもちろんのこと、安心と安全も届けたいですね。


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手軽な手土産として喜ばれているオイナリアンのいなりずし

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オイナリアンのロゴマーク

オイナリアンで販売されているいなりずしは1個90円、骨なしチキンは1個170円と良心的。ロールケーキは500円ですが、パーティーセットだと400円(価格はいずれも税込)。沖縄で食べたいローカルフードのひとつにぜひ、沖縄いなりとチキンを味わってみたいですね。


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いなりずし専門店には見えない「オイナリアン」店舗外観

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