薬物依存からの回復を目指している俳優の高知東生(59)が21日、X(旧ツイッター)を更新。罪を犯した依存症者に対する一部の意見に異を唱え、自身の考えを示した。
高知はこれまで、ドジャース大谷翔平投手(29)の元通訳、水原一平被告(39)のギャンブル依存症問題について、同じく依存症を抱える当事者の立場から発言してきた。
今回、「何度でも言わせて貰うが、依存症が原因で犯罪をした場合『依存症だから無罪』なんてことにはならない。被害者がいる場合は特に」と、あらためて言及した。
「だから『依存症だから許されると思うな』という人には、そんな現実はないと伝えたい」と続け、「ただ原因が依存症なら、罰だけでなく治療も必要と言うこと。義務をプラスするってこと」と、罪を犯した依存症者への対応についてつづった。