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南部虎弾さん18歳下の妻「生涯現役貫いてやってくれた。それが自慢の旦那」19年には腎臓提供


亡くなった電撃ネットワークのリーダー南部虎弾さんの位牌(いはい)を持つ喪主の妻の由紀さん(2024年1月撮影)

フジテレビ系「ザ・ノンフィクション」(日曜午後2時)が19日、放送された。今放送は「芸に命をかけた人 ~南部虎弾と妻の約束~後編」。1月20日に72歳で亡くなった電撃ネットワークのリーダー南部虎弾さんが特集された。南部さんの18歳下の妻、由紀さん(54)との最期が明かされた。

由紀さんは「電撃」のファンの1人で、89年に当時19歳で結婚。のちに重度の糖尿病を患う南部さんに対し、南部さんが67歳だった19年に腎臓を移植した。体調は回復したものの、薬が欠かせなくなった。

場面は今年1月20日、営業で静岡に行くシーンに切り替わった。メンバーが南部さんに電話するも、出ない。前日に自宅で倒れ、救急搬送されていた。この事実を知っていたのは一部のメンバーだけだった。静岡公演は南部不在で進められた。結果的にその夜、南部さんは亡くなってしまった。メンバーは静岡で南部さんの訃報を聞いた。その翌日に都内の病院へ直行し、霊安室で南部さんとの対面を果たした。

由紀さんは弔問で気丈に振る舞った。爆笑問題の田中裕二、太田光、太田の妻光代氏が訪れた際は「気を付けていた方と全く違う方(脳)だったので。予想外でね。ごめんなさい。何ていうか、でも悔いなく、生涯現役を貫いてやってくれたんで。それがもう自慢の旦那だと思って」と声を震わせた。

そして「本当にみとれてよかった。お布団の上で冷たくなってたら、もう悔やみに悔やみきれなかったので。時間をいただいたって。本当にもう、いい思い出作れました。最後に、頑張ってるおじさんがいたとみんな覚えててくれれば、ありがたいなと」と続けた。太田は「忘れないですよ、南部さんのことは」と返答した。

1月29日に行われた葬儀は由紀さんの意向で、自由な服装にした。由紀さんはカルフルな鬼のカツラにオレンジ色のパーカ姿で参列。最後、棺おけ内で安らかに眠る南部さんを前に、由紀さんはついに、こらえきれなくなり大声で泣いた。「ごめんなさい、ごめんなさい」と。そして3月、南部さんは沖縄の海に散骨された。由紀さんは泣きながら、海に遺骨をまいた。

南部さんの亡くなる4日前に63歳で亡くなったエスパー伊東さんとは合同の「お別れ会」を3月に都内で開催した。著名人、関係者、一般参列者含め、約550人が集まった。

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