タレントのヒロミ（59）が19日、フジテレビ系「ワイドナショー」（日曜午前10時）に出演。ドジャース大谷翔平投手（29）の元通訳で、銀行詐欺罪と納税詐欺罪の2つの罪状で司法取引に応じた水原一平被告（39）について言及した。
水原被告は違法スポーツ賭博の借金返済のため約1700万ドル（約26億3500万円）を大谷の銀行口座から盗んだ他に、歯科治療費として大谷から6万ドル（約930万円）をだまし取っていたことが明らかになった。また、今年1月から3月の間には、大谷の口座から32万5000ドル（約4880万円）を盗み転売目的ベースボールカードなどを購入していたことも判明している。
番組ではMCの東野幸治が米の刑務所について「なんかの番組で、入る刑務所の中ではすごい賭博しているって」と語り、犬塚浩弁護士は「日本に比べて非常におおらかなんですね」と補足した。ヒロミは水原容疑者の刑務所生活について「（水原被告を）みんな知っているだろうから『ギャンブラ来るぜー』みたいな」と話し、「病気だからどこかで治療しなきゃいけないんだろうけど、その刑務所に入っている間に増すってこともあるよね」と私見を述べた。
その上で「だから難しいよね、ギャンブル依存症とか、ドラッグなんかも依存症って言うけど、依存症っていうのと罪っていうのがあって。日本だとどうしても罪の方が強く感じちゃう。『これは病気なんです』って言っても、こっちのケアが全然ない」と語った。
そして「もっと世の中カウンセリングに行くっていうのが…。何かあるとアメリカなんかはカウンセリングに行って『僕はこんなことをしちゃったんだ』とか結構するじゃない？ 僕は銃のライセンスがあるので、何年かにいっぺんちゃんと精神科に行って、いろいろやるんですよ。問題ないかとか、薬物依存じゃないかとか。そういうのを提出する。その先生に話すと、やっぱりプロだからなんか『大丈夫ですか、どうなんですか』っていうたわいもない話だけど、なんかちょっと安心感がある。もっとこういうのを気軽にいけて、やれたらいいんだろうなと思う」と話した。
