starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

元女優が「鬼無里まり」でシャンソン歌手デビュー 芸名の由来「鬼無里」とは


シャンソン歌手鬼無里まりのアーティスト写真

元俳優で花創作家の志穂美悦子(本名・長渕悦子)が、「鬼無里(きなさ)まり」の芸名でシャンソン歌手としてデビューすることが12日、分かった。芸名の「鬼無里」は長野県にある地名で、コロナ禍前に訪れ、すてきな地名とずっと意識していた。「まり」は初めてレギュラーとなった特撮テレビ番組の役名。ゼロからの本気度を、自ら考えた新しい芸名に込めたようだ。

  ◇  ◇  ◇

◆鬼無里村(きなさむら) 長野県上水内郡にあった村で、平成になり「大合併」のため、05年から「長野市鬼無里地区」となった。奥裾花(おくすそばな)渓谷、ミズバショウ大群落の奥裾花自然園でも知られ、最盛期には人口6000人とされたが、近年は約2000人まで落ち込み、過疎地域に指定されていた。

戦国期には武田信玄に服して領土となったが、武田氏滅亡後は木曽義昌、上杉景勝の領地に。関ケ原の戦い以降は川中島藩となった。明治の町村制施行で鬼無里村と日影村が合併し鬼無里村になり、平成の大合併で長野市に編入されて消滅した。

「鬼無里」の名前の由来は、能の代表演目のひとつ「紅葉狩」でも描かれた「紅葉伝説」にあるとされる。妖術使いの嫌疑をかけられ流刑となった「紅葉」が討伐され、「鬼女」がいなくなったというストーリー。ただし、通常では「鬼女」だが、この土地には村民に有用だったという伝承もある。

また、敗走した木曽義仲が亡くなった後、巴御前との次男力寿丸(義重)が逃れ住んだとも伝わる。そういった縁から、同地で全国木曽義仲ゆかりの会の総会が催されたこともある。

気候としては寒暖差が激しく。最高気温35度、最低気温マイナス20度を記録する年もあるという。

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.