starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

堂本光一と森光子の絆、「SHOCK」で国内単独主演最多記録を更新する中でしてきたこと


STARTO ENTERTAINMENT

堂本光一(45)主演の舞台「ENDLESS SHOCK」が5月9日、東京・帝国劇場で2000年の初演以来の上演回数2018回を達成した。

これは森光子さんが「放浪記」で打ち立てた国内単独主演最多記録2017回を更新する快挙だった。

「SHOCK」シリーズは初演以来、毎年見ている。記者時代には取材もあって、2カ月公演で3回見たことがある。4度のフライングに22段の大階段落ち、激しい立ち回り、和太鼓演奏など肉体の極限ギリギリまで果敢に挑んだ舞台は飽きることがなかった。見るたびに新たな感動、発見があった。

2018回を達成した9日は、偶然にも森さんの誕生日だった。当日の取材で光一は「偉大な尊敬する大先輩。いつもずっと僕を支えてくださった母のような方でした」と振り返った。

その言葉通り、森さんは初演から毎年「SHOCK」を観劇していた。初演の時は2回も見に出かけた。08年に上演回数500回を達成した日にはカーテンコールに駆け付けた。「光一さん、あなたは私たちファンの夢をかなえる天使です」と祝福した。森さんは翌日に「放浪記」の初日を控えていたが、舞台稽古を終えた後に足を運んだ。

12年2月の公演初日には、森さんが「SHOCK」のポスターを高く掲げた写真が光一のもとに届けられた。森さんは11年に予定されていた「放浪記」上演を中止して療養中だった。本当なら公演を見に行きたかったはずだが、森さんは劇場に行くと迷惑をかけると気遣い、写真で光一にエールを送った。その年の11月に森さんは92歳で亡くなった。

森さんが生前に撮影した最後の写真は、今も光一の楽屋に置かれている。「行ってまいります」と声をかけて、舞台に立つという。舞台を愛した森さんの思いは、しっかりと受け継がれている。【林尚之】

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.