元自衛官のピン芸人やす子(25)が、7日までにラッパーの漢a.k.a GAMIのYouTubeチャンネル「漢 Kitchen」に出演。“ヒップホップ愛”を爆発させた。
やす子は中学時代から憧れていたという漢と対面し、「うれしー、本物の漢さんだ! ありがとうございます!」と感激。
自身も現在は自作のラップ曲をSNS等で公開しているが「全然、にわかでございますが、漢さんの曲はめちゃめちゃ聞いてますし、『分岐点』のトラックがめちゃくちゃ良くて、それを参考に作ったりとか、9sariさんの特に『COVER UP』めちゃくちゃ好きで……本当は言いたいこといっぱいあるんですけどやめときます」。愛聴していた楽曲やアーティストらへの愛情があふれ出た。
動画では「自衛隊カレー」を漢と一緒に作りながら、自衛隊時代の思い出や芸能界デビューの経緯、そして音楽遍歴などについてトークした。
自衛官の中にもラップ好きは多く、「自衛官はなかなか外に出られないので駐屯地の中でサイファー(複数人で即興ラップを披露し合うセッション)をするんですよ」という。
「自分は怖くて(輪に)入れなかった。恥ずかしかったです」と振り返りつつも、「でも音楽聞いて、リリックがリアルじゃないですか、自分は大学とか行きたかったんですけど、ヒップホップ聞くと『頑張れば夢はかなう』みたいなことを言ってくれるので、まぁ時間が解決するかと思って、ありがたかったです」と当時の心境を語った。
途中、漢が唐突にビートボックスを始めてやす子にラップをうながす場面も。緊張のせいか思わず「できないっす、できないっす」とスルーしてしまったが、「すみません、チャンス逃しちゃいました。すみません、次またチャンスください」と懇願した。
漢から「らしくないな、自衛隊。そうやってまた次がすぐあると思って。よくないよね」と厳しい愛のムチを受けると、「悪いところです、あとでぶん殴ってください。ぶん殴ってかわいがってください」と“体育会系?”の一面も見せて冗談めかした。
それでも次のチャンスがめぐってくると、果敢に即興ラップにチャレンジ。「Yo! やってく漢さんと料理 めっちゃ調子いい感じ楽しい 果敢に話しかけていく Yo! 漢さんの作るカレーライス うわこれマジで夢のようです やっぱストリートから成り上がっていくヒップホップドリーム いまかなえてる お笑いで困らないくらい稼いだよ」と披露。
「うわー、こんなど素人の下手くその、全然ダメです。好きだからこそこういうところで本人の前でやるの苦しいです」と自虐しつつも、「でも一生忘れないです。ヤバッ」と感慨深げに話した。
ヒップホップ愛あふれるやす子のトークに、視聴者からは「やす子のHIPHOP愛と知識がガチ過ぎてやばい。笑」「ガチヘッズが謙虚なのが本当に微笑ましい」「やす子可愛すぎる。やっぱりHIPHOPのIQ高いな笑」といったコメントが相次いだ。