歌手大川栄策（75）が5日、テレビ東京系「洋子の演歌一直線」（日曜午前5時30分）に出演。「私の一枚」という写真を持ち込むコーナーで自分のエックス線写真を披露した。
大川は「私のエックス線写真なんですけれどもねぇ」と話し、1994年から30年続く長寿番組を進行する歌手長山洋子（56）も「初めてですよ」とびっくり。大川は「歯の詰め物、金の詰め物を飲み込んじゃったのよ」と説明すると、長山は「うぉ～、それで」と目を丸くさせて驚いた。大川は「病院に行ったら、エックス線を撮った方がいいですよ、って。歯に合わせてギザギザになってるから、内臓に刺さったりするといけない、というので」と話した。
写真には胸の上ぐらいに白い横長の異物がはっきりと写っていた。長山が「な、なんかありますよ」と慌てた。大川は「私の一枚」というコーナー名ではあるが、2枚目のエックス線写真を出して「これは盲腸付近。（飲み込んで）3日目」などと冷静に解説した。
長山は「あっ、これ、下がってきている、ということ？ じゃ、毎日エックス線写真を撮らないといけない？どうやって下がったんですか？」となどと次々に質問を浴びせた。大川は「大丈夫。自然と下から出てきたみたいです。実感はまったくないのよ」と安心した様子で話していた。
さらに長山から「（詰め物が）何で取れちゃったんですか？」と質問の手を緩めずに聞くと、大川は「特に何もしてなくて、しゃべっていたらとれちゃったの」と返答した。長山も「何もなくて良かったですね」と話すと、大川は「みなさんもひとつ、入れ歯を飲み込まないように」と注意喚起した。
82年のヒット曲「さざんかの宿」で知られる大川は6月でデビュー55周年。2月発売の新曲「命かさねて」を披露した。
