特定の家を持たずにホテルや民泊など転々としながら生活する「アドレスホッパー」が増えているのをご存じですか? 会社に行かなくても、パソコンがあれば仕事ができる人やコロナ禍でリモートワークが推奨させれていることが背景にあり、アドレスホッパーの人口も増えました。日本を横断しながら、この生活を続ける人もいれば、夏は沖縄、冬は北海道と季節によって住む場所を変える人もいます。今回はそんなアドレスホッパーについて。その暮らしぶりを取材しました。

今回は筆者の知人であるアドレスホッパー2人に話を伺い、メリットやデメリットなどを聞いてみました。

Kさん(27歳女性/会社員)はコロナ以前は平日は毎日会社に出勤していましたが、コロナ禍で出勤が週2回程度になりアドレスホッパーを始めました。

Oさん(29歳男性/フリーランス)は以前は海外で住まいを転々としながら生活。海外ではアドレスホッパーは珍しくありません。海外に行けない今は日本中を転々としながら生活中。現在は沖縄にいます。

メリット

・「とにかく楽しい!」(Kさん、Oさん)

・「クオリティの高い家に住める。都内へアクセスの良い場所であったり、綺麗さや家具家電付の部屋をかなりの破格で借りることができる」(Kさん)

・「テレワークだと外に出る機会も減り、日常がつまらなくなりがちですが、知らない土地に住めば散歩するだけで楽しいですね」(Oさん)

・「光熱費がかからないのがありがたいです」(Kさん・Oさん)

デメリット

・「引っ越しの際ドタバタしますね。あと、頻繁に引っ越すので服や化粧品などの買い物があまりできないかな……」(Kさん)

・「調味料なども揃えてくれている民泊とそうでないところがあるので、後者の部屋の場合はほとんど自炊ができない。外食が増えてしまいます」(Oさん)

・「住民票は実家なので大事な書類が届いた時は帰らなくてはいけない」(Kさん)

・「アマゾンなど通販サイトに登録している住所を変えるのが面倒くさい」(Kさん・Oさん)

・「病気になった時、住んでいる場所の病院にいくので行きつけの病院がないのは少し不便かも」(Kさん)

苦労する点がないわけではないけれど、2人とも声をそろえて今の生活が楽しいと答えてくれました。

働き方や、生き方が多様化する現代にあった生活スタイルだと思います。日本ではまだ馴染みの浅いアドレスホッパーですが、この先もっと増えていくことでしょう。筆者もいつか、このような生活をしてみたいです。

情報提供元:マガジンサミット
記事名:「不便はないの?アドレスホッパーのリアル