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坂本農林水産大臣が受賞おにぎりを頬張る「これは売れるよね」、ヴィレヴァン&ほんのり屋とコラボ


2月27日、農林水産省にて「おにぎりアイデアグランプリ&NIPPON FOOD SHOUT売り場コンテスト」表彰式が開催され、農林水産省内に期間限定の特別展示「ヴィレッジヴァンガード霞が関店」のメディアツアーも行われた。

農林水産省は、食と農とのつながりの深化に着目した国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」の官民協働の取組の一環として、身近な「おにぎり」をテーマに「おにぎりから日本を考える。」を実践する企画を展開。

その一つとして、株式会社ヴィレッジヴァンガードコーポレーション(ヴィレッジヴァンガード)、株式会社JR東日本クロスステーションが運営するおむすび専門店「ほんのり屋」、農林水産省が連携して「おにぎりアイデアグランプリ」を実施している。

表彰式では、優秀賞3作品の発表に加え、商品化へ向けて、受賞者が試作したおにぎりをほんのり屋の商品開発担当者と各プレゼンターが試食、感想を伝えるというプレゼン&商品開発会議が行われた。また、ヴィレッジヴァンガードが展開するZ世代が日本の「食」と「農」を応援するという企画「NIPPON FOOD SHOUT」(「NIPPON FOOD SHIFT」を文字った名称になっている)の売り場コンテスト表彰も行われた。

表彰式とメディアツアーが終了したあと、予算委員会から庁舎に戻ってきた坂本哲志 農林水産大臣が、農林水産省内にある「消費者の部屋」での特別展示「ヴィレッジヴァンガード霞が関店」を訪れた。

まずは、「おにぎりアイデアグランプリ」のブースで受賞した3種のおにぎりの試食が行われた。「オキニで賞」を受賞した、ひよこの見た目を模したオムライスおにぎり「国産鶏のオムライスボール」を食べると、坂本大臣は「おれオムライス大好き」と言い、夕飯はまだとのことで「これが夕飯です」と頬張っていた。

「シフトで賞」を受賞した、愛知県のヴィレヴァン店員が考案した小倉トースト風の「小倉おにぎり」を食べた際は、「これがどんな味か楽しみだな~。バターライスがいいね。小倉との相性がバッチリ。子供にもいいんじゃないかな。昼食にもおやつにも」と感想を述べた。

「みんな好きで賞」を受賞した、バジルの爽やかな香味とサバの塩気が合わさった「焼きサバのバジルおにぎり」に対しては「濃厚な味。これはやっぱ売れるよね」と伝えた。また、全体の感想としては「おにぎりは多様性がありますね。形も味も、中の具材やどうやって楽しませるか。この(考案した)年代だとターゲット層がわかるから、小学生にはこれで若い女性にはこういうのがいいだろうっていうのがね」と話し、3種のおにぎり一つずつは大きめのものだったが、しっかりと味わって完食していた。

次にZ世代が日本の「食」と「農」を応援する「NIPPON FOOD SHOUT」を見学し、お客さん(来場者)が食を応援するコメントや好きな料理などを書いて貼るコーナーで、坂本大臣は「阿蘇タカナも加えてネ」と書き、その用紙がコーナーに貼られた。「ほうれん草みたいなやつなんですよ。漬物にして食べるんです。おにぎりなんかによく刻んで入れて」と、出身地である熊本の阿蘇高菜漬けを推薦した。

期間限定の特別展示「ヴィレッジヴァンガード霞が関店」は、2月28日(火)から3月7日(木)まで、農林水産省北別館1階にある「消費者の部屋」で行われ、一般の方も来場することができる。

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