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最大ゲームギルド「LCA GAME GUILD」を運営しBCG業界の先駆者でもある細金氏が「NFT」「BCG」の今と今後の展望をわかりやすく解説


株式会社ゲームエイトが主催するオンラインフォーラム「Game of Dreams」が開催された。これはゲーム業界で既に活躍されている方や業界動向・トレンドに興味・関心を持つ人に向けた無料のオンラインイベントだ。二回目となる今回のテーマは『「NFT」「BCG」の今と未来BCGを牽引するコミュニティから市況を紐解く』となっている。

ゲスト登壇者は「LCA GAME GUILD」を運営し、BCG業界の先駆者でもある細金氏。日本では最古で現在は一番大きいゲームギルドを運営している。

ゲームギルドはコミュニティ運営にも近く、たくさんのゲームがローンチされている中、ユーザーがゲームを長く楽しめるようにゲームの健全性や持続性を評価している。また、それ以外にもハードルが高いNFTゲームの初期準備のサポートやNFTの購入代行なども行っている。

そもそもNFT 一言で言うと、仮想通貨と同様にブロックチェーン上で発行および取引がされている唯一無二のデータと証明できる仕組みと理解してもらえばいいと思う。

NFTゲームと今までのソーシャルゲームとの異なる点はNFTを技術的に使用していること。そしてトークンを発行していることだ。今までのゲームではユーザーがゲームを楽しんでいても、ゲーム会社がそのゲームを終了してしまえば終わってしまう。しかし、NFTゲームではユーザーは自分で育てたアイテムやキャラクターを自分で所有することができる。そして、それらを違うゲームで活用することやマーケットプレイスで売買することも可能だ。ゲームの中で投資したお金がどんな時も無駄にならない。

<用語解説>

*BCG:「ブロックチェーンゲーム」の略称。仮想通貨などに用いられている「ブロックチェーン」の技術を取り入れたゲーム。ブロックチェーンの技術を活用することにより、ゲーム内のデータを不正に改ざんすることができなくなる。さらに、ブロックチェーンゲーム内で入手したアイテムは自分の資産となり、マーケット上で売買することも可能。

*ギルド:オンラインゲームの中でプレイヤーが集まったグループ。

BCGの初期投資金額はゲームによって異なり、フリーのものもあれば、1枚100円〜200円のアイテムから始められるものもある。高いものだと10万円や50万円のものもあるので決まった額があるわけではない。例えば、今人気のNFTゲーム「STEPN(ステップン)」だと初期投資は一番安いスニーカーでだと言う。(※2022年4月末収録時点)

NFT・ブロックチェーンゲームは単にゲームを楽しむだけでなく投機として考えられている点も大きいのが現状だ。しかし、始めるにあたって、どうしていいかわからない、初期投資費用が集められないなど、始めたいけれど悩んでいる人にとっても、サポート体制の整ったギルドは今後の重要な役割を担うと考えられ、今回のセミナー開催へ。

・ゲームの課金には仮想通貨が必要

・仮想通貨取引所の未成年に対する開設規制

・アセットの力関係

課題は様々だが、市場への定着から拡大に向け、ギルドの関係者に話を聞いた。 

■スカラーシップの導入

その中で語られたのが次の新しい仕組みだ。

初期投資費用の問題含め、始めるのにハードルが高いことがNFTゲームの課題ではあり、スカラーシップが導入された。それにより自分でNFTを買うことができない人が持っている人から借りて無料でプレイ、利益をシェアする仕組みが整ったのだ。また、ギルドが資産を購入してプレイヤーへの貸出やゲームの攻略法の教育、スカラー同士をつなげるサポートもしている。

「LCA GAME GUILD」でスカラーの教育などを行っているマネージャー代表のshinkei氏とスカラー代表の岡部氏も登壇。岡部氏はもともと普通のゲームはやっていたが、ゲームでお金を稼ぐことが叶う場所が「LCA GAME GUILD」だったので参加したと話す。

ギルドメンバーは現在、Discord(ディスコード)というゲーム特化のボイスチャットアプリに約いる(※2022年4月末収録時点)。その中でスカラーとして稼働しているのは1000人前後だ。スカラーはゲームで定期収入を得ている。例えば「STEPN(ステップン)」では月に少なくても30万〜40万円、多くて200万〜300万ほど稼ぐ人もいると話す。

BCGにおけるマネタイズの概要を聞くと、1つはトークンの存在がキーだと言う。トークンとはゲーム会社が発行できるもので、日銀が発行しているお金と同じような位置づけになる。トークン自体にお金の価値はないが、需要と供給で価格が決まる。そのトークンをゲームしているユーザーにも一定割合、配布するようになっている。そのため、株価のように欲しいという人が増えるとトークンが上がっていき利益も出る仕組みだ。またユーザーが増えることで企業がゲームとコラボしたり、広告を出すようになり、お金が流れてくることがこのゲーム経済圏では大事だと語った。

<用語解説>

*スカラーシップ:第三者へNFTの貸付を行い、所有者の代わりにゲームをプレイしてもらうシステム。

*トークン:ブロックチェーン技術を用いて発行された電子的な証票。ブロックチェーン上で発行され、その所有者が何らかの権利を持っていることを証明するもの。

■マネージャーやスカラーの日課

マネージャーでもあるshinkei氏の日々のルーティーンは、今進めている複数のゲームを毎日、プレイ。そしてその他、新しいゲームを探すリサーチなども行っている。マネージャーとしてゲームが得意ではない人にも教育をしていき、全体的な収益が大きくなるように心がけていると話す。

shinkei氏は過去に賞金も稼いでいたプロゲーマー。そんなshinkei氏がプレイした方が効率的に稼げるのにスカラーにお願いする理由はNFTキャラクターの有効活用のためだと言う。例えばNFTのキャラクターを100体持っていたとしても自分が1日で使えるのはたったの3体だとする。そうするとその他が無駄になってしまうのでスカラーに貸し出すことで、収益を更に上げている。

また、スカラーである岡部さんは会社員ではあるが、3つのゲームを毎日プレイしている。先ずは通勤時間でゲームを行い、帰宅後にもゲームをするのが日課だ。自分が伸び悩んでいる時にすぐに相談できるのがギルドのいいところでもあると話す。

■NFTゲームの普及や社会貢献について

NFTゲームの普及については主に欧米よりも東南アジアで盛り上がっている。理由としてはコロナ禍における経済的なダメージが東南アジアの方が大きく、フィリピンであるNFTゲームが広がり、その影響で東南アジアにも広がった。

普及していく中でNFTゲームは社会貢献にも繋がると言う。例えばシングルマザーなど時間に制限がある人にゲーム枠を提供することでゲームを楽しみながら月にいくらか収益が入ることにより、生活の助けとなり、自由な時間も増えてやりたいことができるようになるのだ。

■「LCA GAME GUILD」の今後の展望は?

「LCA GAME GUILD」のミッションは日本と世界の貧困やそれによる機会損失を「GameFi」のプロジェクトを通して解決していくことだ。そのために社会的に大変な思いをしている人にスカラーシップの枠を使ってゲームをしながら経済的な利益を上げてもらいたいと考えている。また、「LCA GAME GUILD」が他と違う点は独自のデータを分析するツールを開発していて、「GameFi」のプロジェクト状況をひと目で把握できるツールになっていることだ。これからくるだろうゲームの調査も行っている。このようなツールも活用して、これからもゲーム業界を健全に盛り上げていきたいと思っていると細金氏は語った。

また、最後に株式会社ゲームエイトCOO沢村氏も次のようにコメント。「この領域はますます盛り上がっていくだろう。NFTゲームの課題としては信頼できる情報のソースがないことだと考えているので我々がその普及のきっかけをつくれればと思っている。そしてゲームエイトは今後もこの分野をウォッチし、コミットしていく」と語った。

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