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映画『ブルーサーマル』で声優初挑戦! 堀田真由インタビュー「一緒に空を飛んでいる気分になれる映画」


青く澄み渡る大空を舞台に躍動する大学航空部を描いた青春漫画「ブルーサーマル-青凪大学体育会航空部-」(小沢かな)。“エンジンを搭載せずに上昇気流(サーマル)を捉えることで⾶翔する航空機・グライダー“で飛行スピードを競う部活・体育会航空部という新鮮なテーマと、繊細な空の表現や青春のすべてを賭けるまっすぐなキャラクターたちの心理描写から、新たな青春漫画として瞬く間に注目を集め、「第2回次にくるマンガ大賞」、「NEXTブレイク漫画RANKING 2016」に上位ランクインしました。

物語の主人公・都留たまき(通称・つるたま)とその仲間達が繰り広げる感動ストーリーを、圧倒的リアリティで描く大注目の青春漫画がアニメーション映画化! 映画『ブルーサーマル』が3月4日より公開となります。

主人公・都留たまきを演じるのは本作で声優初挑戦の堀田真由さん。声優のお仕事をしてみての感想や、たまきに感じた魅力などお話を伺いました。

――本作とても楽しく拝見させていただきました! 元々「声のお仕事をしてみたい」というお気持ちがあったそうですが、それはどうしてですか?

このお仕事を始めて「声が素敵ですね」と言っていただくことがあって、自分では「そうなんだ」と思いつつも、すごく嬉しくて。そう言っていただけるのであればその良さを活かしたいなと、声優に限らず、ナレーションとかラジオとか声を使ったお仕事をやってみたいなと思っていました。そして今回声優のお仕事に初挑戦させていただきました。

――本作への参加はオーディションだったのですよね。

そうです。作品の中の一部のセリフをブースに入って読みました。実写のお芝居のオーディションの時は、目の前に審査してくださる方がいますが、声優のオーディションはブースに一人で入って行う形だったのですごく緊張しました。

――原作を読んでみて、どの様な印象を受けましたか?

前向きになれるお話で、私自身もすごく勇気をもらいました。漫画はモノクロなので、色がついたらどんな世界になるのだろうと想像しながら読んでいました。たまきは一生懸命で元気で明るくて魅力的なキャラクターでしたが、悩んでいることもあるし弱い部分もあって。その、人には見えない部分もたまきを魅力的にしていると感じたので、声でもそう思っていただけたら良いなと思って演じました。

――堀田さんが演じたたまきと似ているなと思った部分はありますか?

私は声優業が今回初めてで、テクニック的なものはありませんが、たまきがグライダーと向きあう様に一生懸命に取り組んだので、そういった部分で感情が重なる部分もありました。あと、たまきと一緒で何にハマるととことん突き詰める所は似ているなと感じました。同じものをずっと集めていたり。

――何を集めているのですか?

靴下を集めていて、靴下専用の棚もあって、そこに色ごとに分けて収納して虹の様な感じにしています。最近は数が多すぎて入り切らないのでスーツケースにまで収納しています(笑)。

――膨大なコレクションなのですね(笑)。逆にたまきを見ていて、ここが良いな、魅力的だなと思った所はどこですか?

思ったことをそのまま言葉にして伝えられる所は、いいなあと思いました。大人になればなるほど、色々なことに気を遣って回りくどい言い方になってシンプルに伝えられなくなってしまうというか。うまく伝えられなかったなあ、と思う事も多いので、たまきの何でも真っ直ぐに伝えられる部分は羨ましいし見習いたいなと思いました。

――たまき以外に好きなキャラクターはいますか?

成原君が好きです。女子と一緒に行動していて、女子の勢いにちょっと負け気味な所も可愛いですし(笑)、でも写真が上手でいつも記録してくれていて。あとは、キャラクター単体ではないのですが、倉持先輩とたまきの関係は好きです。たまきは、グライダーがすごく上手な倉持さんに憧れの気持ちを持っていますが、家庭環境での悩みという部分で共通していることもあって、たまきが倉持さんを支える様な所もあって。素敵な関係だなと思います。

――完成した作品をご覧になっていかがでしょうか。

完成した作品を最初に観た時は、自分の声を聞くことに緊張というか、平常心で聞けるかなと不安だったのですが、自分の声という感じがしなくてすっと作品に入ることが出来ました。絵の綺麗さに心を奪われて。ストーリーを純粋に楽しんだ後、エンドロールを見て「こんな素敵な作品に本当に関われたんだな」としみじみ感じました。

――私はこの作品で「グライダー」という存在を知ったのですが、堀田さんはグライダーについて知って、どんな事を感じましたか?

やはりエンジンが無いということに一番驚きました。上昇気流をうまく使って、操縦する人の計算で浮いている状態なので。私はまだグライダーに乗ったことが無いので、どういう感じなのだろうととても興味が湧きました。ぜひ、安全な方の後ろで乗ってみたいです(笑)。
でも、空の上にあがったらすごく気持ちが良いんでしょうね。空を見ることはすごく好きです。落ち込んだ時には空を見ますし、家族が地元・滋賀の空を撮影して送ってくれたりすると、「同じ空の下にいるんだな」と感じることが出来ます。

――本作の青空も本当に綺麗ですよね!

とても、とても綺麗でした。試写で拝見した時に、暗い試写室の中で広がる青空が本当に素晴らしくて。音も自分の後ろから聞こえてきて、自分もグライダーに乗っている様な気持ちになれました。「一緒に空を飛びませんか?」と予告編の中で言ってるのですが、本当に空を飛んでいる様な気持ちになれるアニメーションなので、そんな作品に携わることが出来て嬉しいです。

――堀田さんは普段アニメーション作品はご覧になりますか?

榎木さんと島崎さんが出演されている『呪術廻戦』はすごくハマりました。なので、アフレコでお会いした時は、心の中で、「本物がいる〜」って緊張してしまいました(笑)。実際にそのお話は2人にしてはいないのですが、今回ご一緒して声優さんのお仕事って本当に大変ですし素晴らしいなと思ったので、さらに『呪術廻戦』も好きになりましたし、また見直したいなと思いました。

――今日は本当に素敵なお話をありがとうございました!

『ブルーサーマル』3月4日(金)公開
出演:堀田真由 島﨑信長 榎木淳弥 小松未可子 小野大輔 
   白石晴香 大地葉 村瀬歩 古川慎 高橋李依 八代拓 河西健吾 寺田農
原作:小沢かな『ブルーサーマル ―青凪大学体育会航空部―』(新潮社バンチコミックス)
監督:橘正紀 脚本:橘正紀 高橋ナツコ
主題歌:「Blue Thermal」SHE’S(ユニバーサル ミュージック)
挿入歌:「Beautiful Bird」SHE’S(ユニバーサル ミュージック)
アニメーション制作:テレコム・アニメーションフィルム
製作:「ブルーサーマル」製作委員会
配給:東映
(C)2022「ブルーサーマル」製作委員会
映画公式HP:blue-thermal.jp [リンク]
映画公式Twitter/Instagram:@eigabluethermal

撮影:山口真由子

【関連記事】青春アニメ映画『ブルーサーマル』のグライダー描写にウソはない!『ブルーサーマル』の舞台で実際にグライダーに乗ってみた
https://getnews.jp/archives/3221698

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