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カンロ×群馬サファリパーク、動物雑学をたっぷり楽しめる『あそぼん!オンライン動物園』が開園! 園長の推しアニマルについても聞いてみた


カンロ株式会社が群馬サファリパークとコラボして、『あそぼん!オンライン動物園』を開園した。なかなか観られない動物たちのレアな映像や群馬サファリパークの川上茂久園長による動物の解説、雑学を深めるクイズの他、バーチャル餌やりが行われた。

コロナ禍で出かけられない子どもたちのためのオンラインイベント。動物大好きモトタキ記者が、その全容をお伝えする。

お菓子な、おもちゃ。『あそぼん!グミ』とは

『あそぼん!グミ』は、カラフルでありながらも国産果汁を使用しており、合成着色料や甘味料は不使用。グミの形を保つためによく使用される添加物の代わりに、米粉で作り上げられたグミだ。

「どうぶつの世界」と「うみの世界」、それぞれの世界ごとに10種の生き物をモチーフとしたデザインのグミが楽しめる。ふたつの世界が入った大袋タイプである「ワクワクパック」も販売。つまんだり伸ばしたくなる触感にもこだわったそう。

動物の解説コーナー

今回のオンライン動物園、まずはゾウの生態や飼育に関する解説からはじまった。

群馬サファリパークにいるゾウはスマトラゾウ。インドネシアに生息するゾウであり、日本ではここでしか観られないゾウである。飼育係がエサをあげたり触れ合うことでコミュニケーションをとるレア映像が流れた。

ゾウの大きな耳には2つの機能がある。ゾウの耳には体温を調整する機能があり、耳をパタパタとすることで暑いときに体を冷やせる。そして、耳を広げれば遠くの音を聞く機能もある。なんと条件が揃えば距離にして15kmから25km先の音を聞き分けてゾウ同士で会話することが可能だそう。

他にも、ゾウは足の裏にあるパットと呼ばれる部位で振動を感じ取り、50km程度遠くにあるものを感じることができる。ここでは群馬サファリパークのゾウがどの動物よりも早く地震に気づいたエピソードも語られた。

次は、ライオンの生態の解説である。

百獣の王と呼ばれるライオンは大きくともネコ科である。まるでネコのようにお腹を広げて一見無防備に日向ぼっこをすることもある。親がしっぽに子どもをじゃれつかせるのは、狩りで獲物を狙う練習だという。

兄弟同士でちょっかいを出して首筋に噛み付くこともあるが、それは群れとしての躾であり、やはり狩りの練習の一面もある。

そして、キリンの生態や飼育の解説へと移る。

群馬サファリパークにいるキリンはアミメキリン。南アフリカに生息する、一番背の高い動物だ。注目すべきは、その長い舌。鼻の中に入るほどの長さだそう。

キリンの好物はアカシアの木なのだが、この植物にはトゲがある。だが、キリンはそれをモノともせず、長い舌と上唇を使って、ぐるっと丸めて根元からしごくように引っ張って器用に食べてしまうのだ。なかなかの大食漢で、1日に60kgは食べるそう。水を飲んで頭を上げると、長い舌のせいで口に水が溜まっており、飼育員の頭に水をかぶせてしまうこともあるのだとか。

キリンはよく立って眠り、1回に10分ほどの超短時間睡眠をとる。安全を確認すれば座って眠るそう。その際には頭は腰の上にぐるっと曲げて寝る。

最後はペンギンの生態の解説だ。

群馬サファリパークにいるペンギンはフンボルトペンギンで、南米のチリに多く生息する。その泳ぎの速さの秘訣は体型にある。後ろ足を畳むようにすることができるのも、なるべく水の抵抗を少なくするためだ。ただし陸に上がると、かかとをついてヨチヨチ歩きをすることしかできない。

ペンギンは毛繕いによって毛の間に溜まった水をほぐして空気を溜めて体を温める。また、ペンギンの赤ちゃんの毛色は親のペンギンと違って少し茶色だ。これは敵から身を守るための保護色とされ、岩や土に似た色である。

ペンギンの仲間との絆を深めるための鳴き合う姿が流れた。この行動は、ときに求愛行動に結びつくそう。また、ペンギンたちがクチバシをパチパチと鳴らすクラッタリングはレア映像である。

バーチャル餌やり体験コーナー

バーチャル餌やりのコーナーでは、まずはウサギの食性と歯についての解説があった。

前歯でちょこちょことニンジンをかじって食べるウサギ。その前歯が一生涯ずっと伸び続ける性質がある。そのため、硬いものを齧る必要があるそう。

次は、ライオンの食性と歯の解説だ。

ライオンは肉を食べる際は、牙である程度まで千切ると、しっかりと咀嚼せずに丸呑みをしてしまう。狩りの際は大きな牙で首に噛み付いて、獲物の神経を断ち切ることもあるという。

今回のプロジェクトリーダーである高島稔昭氏もオススメの迫力シーンは是非とも映像で楽しんでほしい。

最後は、ゾウの食性と歯の解説だ。

ゾウはその大きな体ゆえに食べる量もすごい。一日に80kgくらいのエサを食べるそう。朝1回、夕方1回の食事の他、乾いた草を鼻先で器用につまんで口に運びムシャムシャと食べ、おやつに野菜を食べることもある。

その歯もまた大きく、一生のうちに6回も生え変わるそう。

動物の雑学を深めるクイズコーナー

サイの特徴的なツノに関するクイズ。このツノは死ぬまで成長し続けており、岩や木に擦りつけて形を整えているのだそう。そんなツノは「何とおなじせいぶんで、できている?」正解はぜひ動画をご覧ください。

次はアカカンガルーの特徴についてのクイズ。その特徴からカンガルーはオーストラリアの国章にも描かれている。その「とってもポジティブなとくちょう」とは?

最後はレッサーパンダのクイズ。

本来のレッサーパンダの主食は笹。だが、群馬サファリパークのけんたくんはあるものが大好き。「けんたくんのだいこうぶつは何でしょう?」こちらも正解はぜひ動画をご覧ください。

レッサーパンダは手先が器用で木登りが得意であり、逆さまに下りることもできる。二本脚で立つ姿をする理由には2つの説がある。敵を威嚇するために大きく見せている説と、エサが欲しくて立ち上がっている説がある。

川上茂久園長の推しアニマルを聞いてみた

川上茂久園長:「私の推しアニマルはゾウですね。飼育が難しくて、それにチャレンジするのが好きなものですから。飼育が難しい理由としましては、まずは身体が大きく、鼻の動きが繊細で、なおかつ大胆なんですね。そして、頭が良い。人間とゾウとの駆け引きがあって、そこが非常に難しいんです」

オンライン動物園、キニナル次の開催の予定は

オンライン動物園の第2回の予定は、今回の反響次第で検討されるとのこと。次は「うみの世界」に触れられるオンライン水族館にも期待したい。

実際に動物園に行く際の旬は春先か秋だそう。春先なら動物の赤ちゃんたちが見られ、あるいは出産の瞬間に立ち会える可能性もある。夏はダラっとしてしまうので、夏の次は秋が旬になるのだ。

今回のオンライン動物園は今後もYouTubeで視聴可能だ。記事で伝えた動物たちの躍動感ある映像を、その目で確かめてみるのも一興だろう。

(動物の写真提供:群馬サファリパーク)

【イベント概要】
あそぼん!オンライン動物園
https://www.youtube.com/watch?v=W12Rl8XwphU

群馬サファリパーク
住所:〒370-2321 群馬県富岡市岡本1番地

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