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東山紀之、ジャニーズ性加害問題に言及するも批判殺到「本質に踏み込んでいない」


 俳優の東山紀之(56)が21日、メインキャスターを務める情報番組『サンデーLIVE‼』(テレビ朝日系)に出演し、所属するジャニーズ事務所の故ジャニー喜多川前社長(享年86)による性加害問題に言及し話題となっている。

 まず番組は、トップニュースとして一連の騒動を巡り藤島ジュリー景子社長(56)が14日に動画を公表し謝罪、16日にはカウアン・オカモト(26)ら元ジャニーズJr.の2人が国会で行われた野党によるヒアリングに出席し、再発防止に向けた法整備を求めたことを伝えた。

 さらにVTRを見た後には、東山が神妙な面持ちで「ここで少しお時間をいただきます」「この件に関しましては、最年長である私が最初に口を開くべきだと思い、後輩たちには極力待ってもらいました」と説明。 続けて自身の考えとして「今回の喜多川氏に対する元Jr.たちの勇気ある告白は真摯に受け止めねばなりません。実際に被害を訴えられていることは本当に切実で、残念でなりません。未成年に与えた心の傷、人生への影響は計り知れません」とし、「今回、事務所から再発防止策が出されましたが、われわれはどのような未来を迎えるべきなのか、現在在籍しているタレントはどうすべきなのか、告白された皆さんにどう対処するべきなのか。そもそも『ジャニーズ』という名前を存続させるべきなのかを含め、外部の方とともに全てを新しくし、透明性をもってこの問題に取り組んでいかなければならないと思っています」と現状を報告した。

 しかしこれに対しネット上では「結局当たり障りのない発言で問題の本質に踏み込んでいない」「会社を守るための発言であり被害者に寄り添うものではありません」「内容は社長とほぼ同じ番組で謝罪するようなことではないと思う」などの厳しい声が上がっている。

 最後には「心を痛めた全ての方々、本当に申し訳ありませんでした」「今後は今いる皆とともに安心して応援していただけるよう一丸となって全力を尽くしてまいります」と謝罪した東山だが、納得していない人も多いようだ。

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