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『元彼の遺言状』最終回目前のモチーフが判明し悲鳴続出「後味悪いのだけはやめて」


 綾瀬はるか(37)が主演を務めるドラマ『元彼の遺言状』の第9話が6月6日に放送。剣持麗子(綾瀬)は、篠田敬太郎こと田中守(大泉洋・49)の無実を証明するため、篠田と共に6年前に『十ヶ浜強盗殺人事件』が起きた漁村にあるリストランテ『プロメッサ』を訪れた。

 しかし、漁村の住民がほかのドラマで犯人役や嫌な役を演じることが多い俳優ばかりだったため、ネット上では早くも「登場人物すべてが怪しい」「キャストで全員犯人を疑われても仕方がない」「『オリエント急行殺人事件』のように全員犯人なんじゃない?」と予想する人が噴出。

 そんな中、第10話の物語のモチーフが『検察側の証人』だと判明し、「後味悪いのだけはやめて!」「ここまできて篠田が犯人とかは嫌」と悲鳴があがっている。

「このドラマは、物語の最後に古本屋の店主が持っている本のタイトルが次回の物語のモチーフとなる演出になっているのですが、それが『検察側の証人』だったんです。アガサ・クリスティの『検察側の証人』と言えば、有名な法廷ミステリー小説で、2018年には木村拓哉と二宮和也の共演で映画化されていますが、とにかく『後味が悪い』と有名な作品。そのため、これが篠田の事件の最後のモチーフだとしたら……ということで不満の声が集まっているんです」(芸能ライター)

 ただ、同ドラマは必ずしもモチーフとなっている作品をなぞらええているわけではないため、途中で展開が変わる可能性も大いにある。

「その展開のひとつが、前述した同じくアガサ・クリスティの『オリエント急行殺人事件』のように全員が犯人というシナリオです。ただ、こうなった場合、ネット上では『そうだと思った』『やっぱりね』といったしらけた声であふれかえるのは目に見えています。良い意味で視聴者の期待を裏切ってくれることを期待したいですね」(同)

 “痛快リーガルミステリー”とうたっておきながら、次回の第10話ではじめて裁判シーンが描かかれる『元彼の遺言状』。どんな結末が待っているのだろうか。

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