どうしてストレッチが必要なのか?

 ストレッチというのは、名前のとおり「伸ばす」ことです。何を伸ばすのかというと、もちろん筋肉のこと。世の中には、たくさんのストレッチ本がありますが、筋肉を伸ばすことが、なぜ体によいのでしょうか。 答えは、私たちの体が縮んでいるからです。

運動不足で縮まったままの筋肉は凝り固まって弱ってしまうのです。 縮むという言葉から想像しにくいかもしれませんが、たとえば猫背も縮んでいる状態の1つです。

パソコンやスマートフォンを使って前のめりの姿勢になっているとき、脇や腹筋、下半身といった筋肉は、縮んでいるのです。 また、ストレスや緊張も筋肉が縮む理由になります。長時間同じ姿勢を取ることで、肩や首の1か所に負担がかかり、筋肉の緊張状態が続いてしまうのです。

特に首は脳と体をつなぐ血管や神経がたくさん通っているので、 首のコリは頭痛やめまい、だるさを引き起こす原因にもなります。そんな体の縮みを改善してくれるのがストレッチなのです。 

 

ストレッチの効果とは

①血流を改善する

 

ストレッチには、血流を改善する効果もあります。 血液は、心臓のポンプ機能により全身を巡っていますが、それを戻すのは筋肉の役割ってご存じでしたか? 

足元まで流れた血液は、老廃物を回収して静脈を通り心臓に戻ってきますが、そのとき、 特にふくらはぎの筋肉が強いポンプ機能を発揮して、液を上に押し上げるのです。

そのため、ふくらはぎは第2の心臓とも呼ばれています。 そのふくらはぎが長時間の座り姿勢で動かされないと、静脈の血流が悪くなる原因になってしまいます。 

このように、筋肉は体を支えるだけではなく、血液の循環にも重要な影響を与えているのです。

 

②心身ともにリラックスさせる

一方、ストレッチにはリラックス効果もあります。 ストレッチをするとなんとなくすっきりする、リラックスするという感覚があるはずです。 先ほどコリのお話をしましたが、仕事や日常生活のなかで、私たちは強いストレスを受けており、常に心身が緊張している状態にあります。

オンオフを切り替えるためにリラックスすることが重要になりますが、いざリラックスしようと思っても、なかなか簡単に切り替えられないですよね。

そこでストレッチの出番です。 緊張し、ぎゅっと縮まった体を伸ばし、ゆっくり呼吸をして胸を開いたり、体を動かしたりすれば、 心も自然とリラックスするものです。

ストレッチは、体だけではなく縮こまってしまった心も解放してくれるのです。 

 

おすすめのストレッチを紹介

ここでは、上記で紹介した血流の改善、リラックス効果以外の効果を持ったストレッチを紹介していきます。

①寝る前のストレッチ 

このストレッチは、寝る前にたった五分、ヨガブロックの上に仰向けに寝るだけ。胸を開くことで呼吸が深まり、スマホやデスクワークによる巻き肩もリセットできます。自分で動くことなく、簡単に毎日の睡眠の質を高めることができます。

ヨガブロックを使わない方法など、詳しい情報はこちらの記事で紹介しています。ぜひ興味のある方はチェックしてみてください。

寝転がるだけで快眠!「動かないストレッチ」で睡眠の質を高める姿勢をつくる

 

②猫背改善ストレッチ

こちらのストレッチは、4週間続けることで姿勢が改善され、仕事で最高のパフォーマンスが発揮できるストレッチです。首や肩関節をほぐすことから始まり、体幹や下半身にじっくりとアプローチします。

こちらの記事では、疲労の原因となる猫背や運動不足を解消したい人は必見の4週間のプログラムを紹介しています。興味のある方はぜひチェックしてみてください。

【4週間で姿勢改善】猫背の人がやるべき5種のトレーニング大公開!

 

③肩こり改善簡単ストレッチ

スマホやパソコンを使う現代人に多い、肩こりや首こり。こちらは、自宅や職場でもできる簡単に肩こりや首こりを解消できるストレッチです。8種類あるうちの1つ、「背伸びからの肩寄せ」をここでは紹介します。

まず、ゆっくり両手を高く上げ力を入れて3秒キープします。次に、胸を張り、ひじを背中の中央に向かって引くことを5回繰り返します。このストレッチでは、こりを感じる背面の筋肉だけではなく前面の筋肉も一緒にほぐすことができます。

他の7種類のストレッチはこちらの記事で紹介しています。興味のある方はぜひチェックしてみてください。

危険な「スマホ巻き肩」対策!その場でできる改善ストレッチ8種

自分に合ったストレッチを

一口にストレッチと言っても、時間をかけて行うものから、毎日手軽に行えるものまで幅広い種類があります。どのストレッチにも共通しているのは、血流を改善する効果やリラックス 効果があるというところ。自分の目的に合ったストレッチを見つけて、無理なく取り組んでみると良いでしょう。

情報提供元:BUSINESS LIFE
記事名:「ストレッチの効果って?おすすめのストレッチも紹介