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脂肪を凍らせて痩せる!? 最新医療ダイエット「クルスカ」の効果とは















クルスカとは






クルスカとは、クールスカルプティングというマシンを使った医療痩身法です。脂肪冷却痩身法とも言います。クールスカルプティングは吸引型のアプリケーターでお肉をキャッチし、その部分の脂肪のみを選択的に冷やすことで、脂肪細胞をアポトーシス(細胞死)させ、脂肪減少をします。クルスカは、脂肪だけが凍る4~5度に冷やすため、他の周辺組織に影響することなく、脂肪細胞だけを凍らせることができるのです。

一回の施術時間が35分間で、その箇所の脂肪の約20%を減少させられます。

そのため、部分やせに効果があるとされています。






脂肪吸引と同じ効果!?



脂肪冷却痩身は、「切らない脂肪吸引」とも呼ばれます。

その理由は、脂肪吸引のように脂肪細胞そのものを減らすことができ、それにより再び脂肪が元に戻ることがない、つまり、リバウンドのリスクがないためです。





通常の脂肪吸引治療は、小さな傷口をつけ、そこから体の中にカニューレという吸引具を入れて、脂肪を掻き出しながら抽出します。これにより脂肪を減らし、その箇所のボリュームを減らすことができるため、「部分痩せ」が叶うということで、とても人気の美容医療です。ですがそのメリットの一方、脂肪が多くついていないと施術がしにくいだとか、体に傷をつけるため感染症のリスクがあったり、施術のミスで神経や内蔵などといった別の組織にダメージを与えてしまうなどの事例もあり、そう簡単に決断できる治療法でないことも事実です。また、例えばお腹の脂肪吸引をするとなると、費用が数十万円などの高額になることもあり、ハードルが高い施術です。



そんな脂肪吸引と、脂肪冷却痩身とを比較し、共通しているのは「脂肪を細胞ごと物理的に減らせる」点と、「狙った箇所のみ痩せられる」という点。そのため、一度除去してしまった脂肪細胞は元に戻らないため、施術前のように太くなるということはありません。






リスクもなく、禁忌もないって本当!?



上記のように、脂肪細胞数を吸引によって物理的に減らす脂肪吸引法では

・肌に傷をつけてしまう

・感染症や体の組織を傷つけるリスクがある

・失敗による死亡例がある

・ある程度多くの脂肪量がないと施術できない

・費用が高額


といったリスクやデメリットがありますが、脂肪冷却痩身「クールスカルプティング」の場合は、上記のリスクはありません。



しかしながら、脂肪を冷却するという術式の特性上、

・体が冷えるのではないか(凍傷の恐れ)

・脂肪だけではなく、他の部分まで壊死しないか

・後遺症などはないか

・外側から冷やすだけで本当に脂肪が減るのか


といった不安を抱く人が多いのも事実。



この点については、先に結論をいうと、全く心配が要りません。

詳しくは、この後の施術の体験談をご覧ください。






胸を残して、お腹だけ痩せられる!?



クールスカルプティングのマシンは、1回ごと10×20cm程度の範囲のお肉を専用のヘッドで吸い込み、その部分にだけ作用させます。そのため、脂肪を減らしたい箇所をピンポイントで施術できます。





スカルプティングとは「彫刻」という意味。

通常のダイエットでは、お腹や太ももを細くするためにダイエットしたら、胸やお尻など減らしたくない部分のボリュームまで減ってしまう、ということがありますが、クールスカルプティングは、残したい部分はそのままにできるので、自分の理想の体型に彫刻することが理論上できるのです。






クルスカを実際に体験してみた!



銀座8丁目にある「銀座小町クリニック」さんで、クールスカルプティングの治療を体験させていただきました。







まずはカウンセリング



医師による診察の前に、カウンセリングを受けます。

今回はクールスカルプティングを受ける前提での相談でしたが、銀座小町クリニックさんでは、痩身したい部位ごとに、違う施術メニューも用意されていますので、気になっているものがあればこの時に相談してみましょう。



カウンセリングによると、クールスカルプティングは施術ができないタイミングや施術後のケア、施術当日にする準備なども特になく、お買い物ついでにできるくらい気軽に受けられるようです。



通常、エステなどの痩身ケアの後は、2時間以内は食事は控えて、とか、皮下出血などが出る場合があるから服装に気をつけて、といった注意事項があるのですが、クールスカルプティングはそういったものもほぼないようです。極端なことを言えば、生理中や、食事をした直後でも施術できるそうですよ。






医師による診察






痩身治療についての相談と、治療の細かな説明を受けます。ここで不安がないように、納得できるまでしっかりお話を伺います。

納得できて施術を受けることを決めたら、同意書などにサインをして、いよいよ施術です。







私は、下腹の左右の2箇所(2カップ)をやることに決めました。

今回は当日施術にしましたが、後日予約して施術することも可能です。







私の場合、左右で脂肪のつき方が違うので、施術箇所も左右で微妙に高さが違います。






いよいよ施術



今回は2箇所を施術するので、1箇所35分ずつマシンを当てます。合計70分の施術です。

長時間じっと座っていなければならないので、本やスマホなどの暇つぶしできるものを持ち込むのをお勧めします。

飲み物やお菓子の持参もOKだそうです。



マシンのヘッドを当てる前に、凍傷防止のジェルパックを貼ります。そして、マーキングした箇所にヘッドを装着して、施術スタート。





冷却が始まる前に、アプリケーターへの吸引が始まります。

結構痛いのでは? という不安をよそに、全く痛くはありません。軽く指で摘んだ程度の感触です。







吸引が終わったら冷却が始まります。1分ほどで完全に冷たくなっていきますが、それまでじんわりと中心部から冷たくなっていくので、その部分だけ冷たいジェルになっていくような不思議な感覚です。



1分後、完全に冷えてくると、少しだけ寒さを感じます。写真では取材のために肩を露出していますが、通常は寒くないように肩にもタオルをかけていただけますのでご安心を。





お腹が冷たい状態が続くと、痛みを感じる方もいるそうですが、私の場合は、確かに冷たいけれど、そこまで気になりませんでした。おでこに貼る冷却シートを貼っているのに近い感覚です。



冷たさに関して、最初はやはり違和感を感じますが、5分もすればだんだん慣れてきて、10分後にはほとんど気にならなくなります







この状態で、35分、スマホなどをみながらじっと待ちます。






冷却後のマッサージ



35分間冷やし、マシンを外します。

直後のお腹は真っ赤っか。そして、吸引しながら冷却しているのでその部分だけちょっと出っ張っています。

固まっているのかな? と思い恐る恐る触ってみると、予想外にもプニュプニュ!

自分のお腹じゃないみたいです。例えるなら冷やしたゼリーみたいな感触です。







これを、2分間、看護師がマッサージします。

このマッサージにより、痩身効果が30%UPするそうです。冷やした脂肪細胞を揉み解すことで減少させる脂肪細胞の位置が分散し、ムラがなく滑らかな仕上がりになるとか。







しかしこのマッサージが、なかなか辛い。

冷え切ったところに急激にマッサージで血流が回るので、その温度差で独特の痛みがあります。例えるなら、冷え切った足を熱いお風呂にゆっくり入れていくときのようなじわじわとくる痛みです。

看護師によると、だいたい6:4の割合で、痛がる人とくすぐったがる人がいるとのこと。







私の場合は、若干痛いけれど、くすぐったさが勝ちました。

最初の10秒くらいはちょっと悶えそうでしたが、それ以降は割と平気でした。






もう片方も同様に35分



今回は2箇所(2カップ)の施術なので、もう片方も同様に施術して、終了です。






治療後のお肌は? ダウンタイムは?



治療直後は、施術箇所が真っ赤になっていました。触ってみても感覚が麻痺していて、指が触れた感覚がありません。







数十分もすれば赤みがだんだんなくなってきて、内出血などもなく、いつも通りの肌に戻っていきました。



その後一週間くらいは、特にあざなどの見た目上の変化はありませんでしたが、肌の感覚はしばらく麻痺していました。私の場合は2週間ほどかけて徐々に感覚が戻っていきました。



肌荒れや体調不良などは全くありませんでした。






3ヶ月後に表れた効果



貪食細胞が破壊された脂肪細胞をしっかり処理するのに個人差があるので、速い人で2ヶ月、時間がかかる人の場合は6ヶ月など、効果が現れるのには個人差があります。



とはいえ、通常は3ヶ月くらいもすれば効果が目に見えてくるということで、3ヶ月後の状態で比較してみました。













下腹が全体的に薄くなっているのがわかると思います。逆に、施術をしていない背中や脇腹部分はそんなに変わっていません。

ウェスト・へそ周りを測ってみると、それぞれ、-2.5cm、-3cmと、トータルで-5.5cmの差がありました。



運動してもなかなか落ちにくかった下腹の贅肉がかなりスッキリしたので、とても嬉しい結果です。

むしろ、下腹が痩せたことで、ウェストに残った脂肪が気になってしまい、ここにもクルスカ を当てたくなりました。



徐々に減っているせいか、施術後1〜2ヶ月はほとんど変化を感じず少し不安でしたが、ふとした瞬間に自分のお腹のお肉が少なくなっているのを感じ、3ヶ月後にこのような写真を撮ってみて改めて痩せたのを実感しました。






コストパフォーマンスが高い



クールスカルプティングは1回10〜20万円くらいが相場ですが、1回でその部分の20%程度の脂肪を減らせるということで、非常に効果の出方がわかりやすい治療です。

1回の料金は決して安くないとは思いますが、例えば3ヶ月程度、下腹を減らすためにエステやジムに継続的に通ったり、サプリメントなどを購入することを考えれば、それほど大きく違いはない金額ではないでしょうか。



また、医療を中心とした他の痩身施術と比較してみても、効果の出方とリスクの低さで、クルスカ はコストパフォーマンスの高い治療ということがわかります。

(下表)











*1回料金*10万円で得られる効果*リスクの低さ*その他
*①クルスカ10〜20万円1回でも効果が出せ、リバウンドがない。繰り返しの施術も可能
*②脂肪吸引50〜120万円×(10万円では施術ができない場合がほとんど)一回での効果が高い分、費用やリスクが高い
*③脂肪溶解注射3〜5万円効果の出方がまちまちで、回数が必要
*④高周波・キャビテーション3〜8万円効果は出やすいが、いずれ元に戻る
*⑤HIFU 20〜50万円効果は出やすいがいずれ元に戻る
*⑥脂肪温熱痩身5万円〜クルスカに効果が近いが、症例が少ない
*⑦エステ 0.5〜3万円リスクがほぼない分、回数が必要、かつ、いずれ元に戻る

ちなみに、⑥脂肪温熱痩身とは、トゥルースカルプiDという最近出てきたばかりのマシンによる医療痩身です。クルスカとは真逆のアプローチで、脂肪細胞のみを温めてアポトーシスさせます。こちらは、施術箇所の24%の脂肪が減らせるということで、密かに話題にはなっていますが、いまだに導入クリニックが少なく、国内での事例が少数のため、実際の効果はなんともいえません。






まとめ








満足度評価 ★★★★★



コスパ、効果、仕上がりのデザイン性や施術のスムーズさ、痛みなどがなく寛いで終わる、1回で終わるので通わなくていいということで、とても満足度が高い痩身法です。普段の生活を変えずに確実に効果が出るというのが最大のメリットではないでしょうか。






リスクや不満点



リスクは特にありませんが、強いていえば、施術時間が1カップ35分と長い点と、冷やすことでの肌の冷えや、施術直後のマッサージの痛み、施術後数日間残る若干の痺れ、などです。いずれもダウンタイムというほどのものではありませんが、極端に痛みに弱い方などは気になるかもしれません。



不満な点としては、効果が出るのが数ヶ月後ということで、即効性は低いので、今すぐ痩せたい! という人には向きません。






この治療に向いている人



・痩せているが二の腕やお腹など部分的な脂肪が気になる人

・普通体型だがクビレなどを作って理想的なボディラインにしたい人

・ムチムチ感は残しつつ、ウエストなどを絞りたい人






クールスカルプティングは、ボディラインが際立つ服を着る季節に慌てないように、今からやっておきたいダイエット法です。






取材協力



銀座小町クリニック 

院長 萩島先生






クールスカルプティング 料金(2カップ)



(腹部・側腹部・二の腕・太もも内側・外側・背中)



●初回契約・・・ 81,200円+税



●通常契約・・・116,000円+税


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