自宅で過ごす時間が長くなった昨今。

働く時間が長くなってPCを見続けていたり、隙間時間にもついスマホをいじってしまったりと、以前よりも目にかかる負担が増えたと感じている人も多いのでは?

そこで今回は、一般社団法人健康長寿が眼科医を対象に実施した調査結果をもとに、視力を低下させる原因や、視力回復のためにできるちょっとしたコツについてご紹介します!

 
視力低下の大きな原因は「スマホ」にあり?


眼科医を対象にした本調査では、まず最初に「日本人の視力はどのように変化していますか?」と質問。

その結果、『小学生を中心に低下している(35.7%)』という回答が最も多く、次いで『若年層(15歳~34歳)を中心に低下している(19.4%)』『中学生を中心に低下している(17.0%)』と続きました。

視力の低下は老化にともなって起こるものと考えてしまいがちですが、意外にも小学生~若年層という若い年代でも視力低下が見られるようです。

そこで気になるのが、視力低下の原因

「視力が低下する原因を教えてください(上位3つ選択)」という質問に対しては、『ブルーライト(55.2%)』『長時間近くでモノを見続ける(48.1%)』『ドライアイ(40.9%)』といった回答が多く集まりました。

スマホやPCなどのデバイスを手放せない生活を送る人にとっては、どれも心当たりがあるはず。

特にブルーライトを発するスマホは毎日のように使用するものだからこそ、ある程度、使用時間や使わない時間を決めるといった対策を講じるのがいいかもしれません。



続いて、「視力が低下する行動を教えてください」という質問でも、『PCやスマホを長時間使用する(66.6%)』『至近距離でPCやスマホを見る(53.0%)』と、スマホやPC関連の行動が上位に並ぶ結果に。

ここでも、やはりスマホやPCといったデバイスの使用がネックになっていることがわかります。

さらに気になるのが、『姿勢が悪い状態でPCやスマホを使用する(28.6%)』という回答。

姿勢が悪い状態でスマホなどを使うと、ピントを合わせるため目の筋肉を必要以上に使ってしまう画面と左右の目との距離が異なってしまうといった要因で、視力が低下してしまうこともあるのだそう。

スマホを使うときには、使用時間だけでなく見る姿勢にも気をつけたいですね。

 
注意力の低下も…!?視力の低下が引き起こす身体への影響とは


「視力が低下することで身体にどのような影響が出てきますか?」という質問に対しては、『眼精疲労(51.4%)』と回答した方が最も多く、次いで『肩こり(43.6%)』『注意力の低下(42.7%)』『頭痛(33.9%)』と続きました。

「目が疲れた」と感じる眼精疲労の経験がある人は多いのではないでしょうか。

眼精疲労、肩こり、頭痛と様々な形で影響が出てくることを考えると、改めて目を大切に生活することの重要性を思い知らされますね。

ちなみに、最悪の場合、失明してしまう恐れがある行動について聞くと、次のような回答が寄せられました。
■最悪の場合、失明の恐れがあるという行動は?
・目に違和感があるのに病院に行かないこと(30代/男性/埼玉県)
・神経を痛めるような打撲や眼球を傷つけるような行為(30代/男性/福岡県)
・目を休ませない状態を長時間続ける(30代/男性/広島県)
・暗い部屋での長時間のスマホ使用(40代/男性/岡山県)
・緑内障の症状を放置する(50代/男性/東京都)
日常生活に支障がないからといって、目の違和感をそのままにしていると、取り返しのつかない事態を引き起こしてしまうケースもあるようです。もしも目に違和感を感じた場合は、すぐに病院に行くよう心がけましょう。

 
今日から実践!視力維持のためにできること


視力低下の原因がわかったところで知りたいのが、視力を維持するためのポイントです。

そこで「視力を維持するために始めた方が良いと思うものを教えてください」と質問したところ、『目のマッサージ(57.6%)』が最も多く、次いで『適度な睡眠(47.7%)』『ホットタオルなどで目を温める(40.2%)』『栄養バランスを考えた食事(36.8%)』といった回答が多く集まりました。

その理由については、次のような答えが寄せられています。
■それらの行動が視力維持に重要な理由って?
・健康の維持が視力の維持に繋がるので(20代/男性/京都府)
・目を休めることが大切なので(30代/女性/埼玉県)
・血行が重要だと思うため(30代/男性/千葉県)
・目の筋肉を柔らかくした方が良いため(40代/女性/埼玉県)
上位にあがった『目のマッサージ』『適度な睡眠』『ホットタオルなどで目を温める』は、どれも日々の生活で手軽に取り入れられるものばかり。リモートワークの気分転換も兼ねて実践してみましょう!

 
視力維持におすすめの成分はコレ!


視力の維持には栄養バランスを考えた食事も効果的とのことでしたが、具体的にどのような成分を意識して摂取するといいのでしょうか?

「視力を維持するために効果的な成分を教えてください」と聞いたところ『アントシアニン(43.4%)』が最も多く、次いで『ルテイン(42.6%)』『ビタミンA群(32.8%)』と続きました。

ブルーベリーやカシスなどに含まれるアントシアニンや、緑黄色野菜に含まれていることが多いルテインなどが、視力を維持したいときの強い味方になってくれるようです。

ちなみに、「どのくらいの頻度でその成分を摂取するのが好ましいですか?」という質問に対しては、『週に2回~3回程度(35.8%)』『毎日(35.2%)』が上位に並ぶ結果に。

合わせて7割以上の眼科医が回答しているように、週に2回~3回以上は上記のような成分を意識するのがよさそうです。

 
日々の生活に取り入れたい「目を大事にする習慣」
生活や仕事において、今や多くの人にとって手放せない存在となっているスマホやPC。

今からこういったデバイスを全く使わない生活を送るのは難しいからこそ、目のマッサージをしたり、ホットタオルを使って目を温めたり、十分な睡眠をとったりと、せめて目に優しい生活を心がけたいものですね。

これを機に、ぜひ視力維持のためにできることを日々の習慣に取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

 

※参考:一般社団法人健康長寿

情報提供元:ANGIE
記事名:「長時間のスマホ使用で視力がダウン!?眼科医に聞いた視力維持のコツ