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ソーシャルVRを発展させるデザインが誕生!東大とDMMが共同研究へ


合同会社DMM.comは2021年4月1日(木)、東京大学 大学院工学系研究科電気系工学専攻の矢谷研究室(インタラクティブ・インテリジェント・システム・ラボ)と共同で、ソーシャルVRを発展させるインタラクションデザインの研究を開始することを発表しました。



DMMと東大がソーシャルVRのインタラクションデザインを研究へ

今回開始が発表された「ソーシャルVRを発展させるインタラクションデザインの研究」は、東京大学 大学院工学系研究科電気系工学専攻 矢谷研究室(インタラクティブ・インテリジェント・システム・ラボ)との共同で行われていくもので、同研究室の矢谷浩司准教授の協力の下進められていきます。

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現実とVRでのコミュニケーションの差異がポイントに

この研究では、

・VR上のコミュニケーションと現実のコミュニケーションとの差異

・ソーシャルVRプラットフォーム上とその他のソーシャルプラットフォーム上でのユーザ行動がどのように違うか

を明らかにすることで、ソーシャルVR環境でのオンラインコミュニケーションの促進に重要な要素を定義していき、ソーシャルVRプラットフォーム上などでの実験を通して、インタラクションデザインに関する知見を得ていきます。

情報技術の研究からソーシャルVRの開発へ

近年のVR技術の高まりにより、VR環境を通じたユーザー間の社会的アクティビティを実現するソーシャルVRが、社会の中に広まりつつある一方、ソーシャルVRにおけるインタラクションデザインに関しての知見は未だ少ない現状があり、この理解がソーシャルVRを発展させる上での課題となっています。

今回の共同研究では、矢谷研究室とDMMが協力して、VR上のコミュニケーションと現実やその他のメディア上でのコミュニケーションとの差異を検討していき、オンラインコミュニケーションの促進に重要な要素を定義していきます。

ソーシャルVRを発展させる上で、ユーザーが持つ現在の社会的受容性が他のソーシャルプラットフォームとどのように違うかを明確にしていき、ソーシャルVR環境における社会的受容性を醸成させる上で、必要となるインタフェース設計の提案がされていきます。



同研究室とDMMの役割

矢谷研究室では、人工知能やIoT(Internet of Things)を始めとした、情報技術の新しい利活用方法に重点を置いた研究をしており、今回の研究においては、ソーシャルVRを実社会に展開・普及させるにあたり、インタフェースデザインの観点から考慮すべきことを明確にしていきます。

またDMMでは、DMM VR lab(VR研究室)においてVR領域における学術研究とサービス開発を行っており、2021年1月にはソーシャルVRコミュニケーションサービスの「Connect Chat」をリリースしています。

今回の研究では、研究員が同研究に参画し、実証実験を行うための技術的協力を行っていきます。

まとめ

東大の矢谷研究室とDMMが今回、ソーシャルVRを発展させるインタラクションデザインの共同研究を開始しました。

この研究では、VR上と現実でのコミュニケーションの差異を明確にしていき、それをソーシャルVRプラットフォームの開発へと役立てていくことが計画されています。

確かに従来のSNSでは、相手の顔が見えないからこそちょっとオープンな言動をしてしまいがちな一方、自分がアバターとなってVR空間にダイブするソーシャルVRは、慎重な言動を心掛けるようになってしまいそうですね。

今回の研究で何が分かるのか、そこにも注目が集まりそうです。

参考:DMM公式サイト








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