VRコンテンツ開発をおこなう株式会社積木製作は、感電デバイスを組合せた「脚立作業の危険性」VRコンテンツを開発・リリースしたことを発表しました。
VRコンテンツ「脚立作業の危険性」とは?
積木製作社が制作販売している『安全体感VRトレーニング』のラインナップに新たな汎用プログラム『脚立作業の危険性』が追加されました。
詳細:製品紹介ページ
コンテンツの内容
様々な現場で利用されている脚立の取り扱いや作業時の危険な行動について、一般的な作業状況として、
3種類のシチュエーションに潜む危険性を学ぶ【危険体験パート】 と
作業時の注意や正しい作業姿勢を学ぶための【講習パート】 の
計4つのシナリオを選択して体験することができます。
危険体験パート
電動ドライバー作業
蛍光灯の交換作業
荷降ろし作業
講習パート
正しい作業姿勢を学ぶ
キャリブレーション機能と専用スツールでよりリアルな体験
体験者の身長に合わせて最適化!キャリブレーション機能を実装
体験開始時に自動的に身長を計測し、体験者に合わせた高さ設定を行なうキャリブレーション機能が実装されました。
新機能実装により、腕が長いため簡単に作業が完了してしまったり、身長が届かなくて先に進めないといった体験者ごとの個人差が解消されています。
また体験者に合わせて適切な体験が行えるように設計されています。
独自開発された脚立型専用スツール
効果的な体験学習のために、積木製作社は、安全に考慮して設計された脚立型専用スツールを独自に開発しました。
スツールを使ってVR体験を行うことで、実際に脚立に乗り、体を預けて作業するという感覚が得られるようになり、作業時の正しいバランス感覚を習得出来るようになっています。
安全に考慮した設計により、体験中の踏み外しや転倒による事故を防ぎ、安定したVR教育を実施することができます。
こうしたスツールの利用によって、安全で没入感の高い効果的な体験学習が可能になっています。
『安全体感VRトレーニング』シリーズとは?
『安全体感VRトレーニング』は、「現場の命を守る」をコンセプトに積木製作社がオリジナルコンテンツとして販売展開している、3DCGによるVRを使った体験型の安全教育プログラムです。
第1弾が2017年4月にリリースされ、現在は160社を超える多くの企業で導入・活用されています。
本コンテンツの制作は、現場の声を反映させたリアリティのある正しい教育プログラムを提供するため、事故の再現やシナリオ、技術背景、環境再現などを富士電機株式会社が監修しています。
詳細:安全体感VRトレーニング
まとめ
作業現場の研修コンテンツとして人気の『安全体感VRトレーニング』シリーズに新たなコンテンツ「脚立作業の危険性」が加わりました。
作業頻度の高い「脚立作業」と感電デバイスを組み合わせた汎用性の高いプログラムとなっています。
また新たな機能として、体験者の身長に合わせて高さの設定を自動で行うキャリブレーション機能が実装され、よりリアルな体験が可能となっています。
また専用スツールも付属して、不安定な脚立上での正しい姿勢やバランス感覚をリアルに習得できます。
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