バーチャルSNS「cluster」を運営するクラスター株式会社は2020年12月17日(木)、法人が開催するバーチャルイベント内で、ユーザーが自分の姿として利用するアバターを販売できる「アバター販売機能」をリリースしました。
リリースの背景
クラスター社は、法人によるオンライン上でのイベント開催ニーズの高まりを背景に、2020年7月にバーチャル空間での「グッズ販売機能」をリリースしています。
そして今回は、体験価値をさらに向上させることを目的に「アバター販売機能」がリリースされました。
2020年12月17日(木)より、法人による利用申込や相談受付を開始しています。
現時点では法人向けの展開ですが、将来的には一般クリエイターが利用できるよう検討されています。
バーチャルイベントに連動したアバター販売がアプリ内で可能に
この機能では、VR空間内でのアバター販売が可能なため、バーチャルイベントにおいてイベントに連動したアバターの販売ができるようになります。
バーチャルイベントに参加
スマホやPC・VRなど好みのデバイスでバーチャルイベント(ワールド)に参加し、バーチャルイベント(ワールド)の空間内に設置されるアバター販売エリアにて、クラスターコインを使ってアバターを購入することができます。
※ クラスターコインは、アバター購入時にクレジットカード(PC版、VR版)または 各プラットフォーム(iOS、Android)のアプリ内課金によりチャージ可能で、チャージしたクラスターコインは、アバター購入の他、有料イベントのチケット購入やイベント内でのギフティング「Vアイテム」に利用できます。
購入
購入後、その場で購入したアバターに着替えることができます。
※ イベントでは表示オプション「自分自身はカスタムアバターで見える」が設定された状態となります。
「ClusterGAMEJAM2020 in WINTER」開会式でテスト販売
アバター販売機能は、「ClusterGAMEJAM2020 in WINTER」開会式にてテスト販売が予定されています。
開催日:2020年12月18日(金)18時~
YouTube:「Cluster GAMEJAM 2020 in WINTER」開会式
cluster:「ClusterGAMEJAM2020 in WINTER」開会式
まとめ
新型コロナウイルスとの共生が当たり前になりつつある中で、企業のイベント開催においても新しい形が求められています。
環境ごと体感・表現できるVR空間で自分の分身となれる「アバター」には、オンライン会議ツール等と比べ円滑なコミュニケーションが取れる効果が期待できます。
バーチャル・ショッピングのほか、海外の大学では、アバターを使って授業や学校生活を送るバーチャル・キャンパスの実用化も進んでいるといい、近い将来、VR空間の中に当たり前のように経済生活圏が構築される、なんて日が来るかもしれませんね。
The post VR SNS「cluster」が法人向けのアバター販売機能リリース! first appeared on VR Inside.
Copyright ©2020 VR Inside All Rights Reserved.