VRライブプラットフォーム「VARK」を運営する株式会社VARKが、Oculus Quest 2を使用したバーチャルライブイベントが開催できる新機能開発に先行し、βテストとして「VARK LIGHT STAGE」の2020年12月中のサービス提供開始を発表しました。
「VARK」とは
「VARK」とは
「バーチャルアーティストが目の前に来て歌ってくれる」
「観客(ユーザー)がアクションでライブを盛り上げることができる」
といった、多種多様な演出でバーチャルアーティストのパフォーマンスを体感できるサービスです。
現実には困難な演出も、VRを用いることであたかも自分がライブ会場にいるかのように体感することができます。
また、「VARK」では、バーチャルライブコンテンツの受託開発なども行っています。
サービス実装の経緯
VARK社によると、以前から「VARK」でライブを開催したい!という要望がユーザーから寄せられていたものの、現行のシステムではすべての要望に対応することは困難な状況だったということですが、そんな背景から今回、より多くのユーザーがバーチャルライブを体験できるような新たなサービスを提供するべく、「VARK LIGHT STAGE」の開発に至ったということです。
サービスコンセプト
VARKはバーチャル上に存在するライブハウス
動画配信とは異なる、新たな形態のインターネット上の活動場所を提供することがコンセプトとなっています。
「VARK LIGHT STAGE」の概要
2018年に株式会社VARKがリリースしたVRライブプラットフォーム「VARK」を大型アップデートし、より多くのライブ体験の提供を実現するために拡張された新機能です。
誰でも、安価に、手軽に、どこからでもバーチャルライブイベントの開催が可能になります。
ユーザーは、VRヘッドセット「Oculus Quest」や「Oculus Quest 2」を使用し、バーチャルライブイベントの配信が可能です。
また、配信されるバーチャルイベントには「Oculus Quest」「Oculus Quest 2」及び「Android版 VARK」「iOS版 VARK」から視聴することや参加することができます。
【機能1】ライブ機能
3Dでのバーチャルライブ配信システムが無料でユーザーに提供されます。
誰でも、バーチャルライブを開催する事、開催されているバーチャルライブに参加することができます。
【機能2】アバター機能
自分だけのアバターの利用が可能です。
VRM形式のモデルをアップロードすることで、オリジナルのアバターを用いたバーチャルライブイベントが開催できます。
【機能3】楽曲選択機能
ユーザーは用意された楽曲から好みの楽曲を選択するだけなので、手軽にライブ開催が可能です。
【機能4】自動演出機能
独自開発されたAIが、ステージ上の演出を自動で行います。
【機能5】ギフト機能
従来のVARKと同様、バーチャルならではのギフトでアーティストに対して気持ちを届けることができます。
バーチャルイベントの収益が、そのイベントを開催したアーティストに還元される仕組みも用意されています。
「VARK LIGHT STAGE」リリース時期
2020年12月中に、Oculus Store、Google Play、Apple Storeの各ストアで配布中のVARKアプリにアップデートを反映する形式でのリリースが予定されています。
今後の展開
βテストの反応を踏まえ、
・自動演出の機能向上
・オリジナル楽曲アップロード機能の開発
・イベント開催者が自身で価格設定ができる有料チケット機能
・ステージ解禁機能の開発
・1対1での音声会話機能の開発
・握手会機能の開発
など、サービスの拡充が予定されています。
また、株式会社VARKが制作する「VARK」公式ライブも継続して開催されます。
まとめ
株式会社VARKが運営するVRライブプラットフォーム「VARK」が大型アップデートされ、「VARK LIGHT STAGE」として提供が開始されます。
「VARK LIGHT STAGE」では、誰でも手軽にバーチャルイベントを開催することができるようになります。
アイドルになりたい!と願っていた子どもの頃の夢が手軽に実現できるなんて、まさに夢のようなお話ですね。
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