システムやアプリの開発などを手掛けている株式会社アイエンターは、VR空間にイベント会場を作り出すサービス「VRイベントソリューション」の提供を、2020年12月より開始することを発表しました。
「VRイベントソリューション」とは
「VRイベントソリューション」はアイエンター社が開発・2020年12月から提供を予定しているサービスで、イベント会場をVR空間上に作り出し、バーチャルイベントを開催できるようにサポートするサービスです。
昨今のコロナ禍により、最近はテレワークや遠隔授業といった、”withコロナ”の新たな生活様式が急速に広がりを見せ、いわゆる”3密”と言われる状態を回避するために「ソーシャルディスタンス」の継続的な確保が求められています。
その結果、ライブや展示会などのリアルイベントを従来通りに開催することが難しい現状となり、VR空間でのイベントや展示会開催への要望が高まっています。
このサービスはそういった背景から企画・開発が進められ、事業者や地域が安心してイベントに参加できることを目指して提供が開始されるものです。
ワンストップでVRイベントをサポート
サービスでは、各種ソーシャルVRプラットフォームを活用した3D空間のデザインや制作、VRプラットフォーム向けの各種開発、ライブ映像の配信やコンテンツ企画、イベントプロモーションなどがワンストップでプロデュースされ、ユーザーとなるイベント主催者の要望に沿ったサポートが実施されていきます。
またVRイベント参加者は、PCやスマホのWEBブラウザ、各種VRヘッドセットなどで会場にアクセスすることができます。
6つの機能でVRイベントをサポート
このサービスでは主に、
・テキストチャット機能
・ボイスチャット機能
・ウェブカメラ配信機能
・デスクトップ配信(画面共有)機能
・3Dオブジェクト共有機能
・動画共有機能
の6つの機能が搭載されており、それを駆使してイベント計画やイメージを元にしたVR空間の制作、要望に合わせた最適な空間演出や製品配置、必要に応じた特定Webサイトへの遷移など、企画からイベント公開までがワンストップで行われます。
またVR空間制作のみも対応しており、イベント参加者はアバターでVR空間に入場し、ユーザー間でのチャットや音声でコミュニケーションをとることが可能になります。
<利用シーンイメージ>
・リアル展示会に代わるオンライン展示会
・ライブイベント
・新商品発表会
・企業説明会
イベントのオンライン化で感染リスク低減
イベントをオンライン化することは、来場者だけでなくスタッフの感染リスクを軽減することにも繋がり、またオンライン上に人が集まれる場所を創出することが、もはや新たな生活様式の価値観と認識されています。
そういった空間を提供することで、企業ブランドイメージの向上にも繋がると期待されています。
まとめ
VRイベントの開催をサポートする「VRイベントソリューション」の提供が、今年12月に開始されます。
このサービスではVR空間での会場制作や演出、必要オブジェクトの設置などがワンストップで行われます。
参加者側もVRデバイスやPC・スマホで来場することができ、さらにはチャットや音声でコミュニケーションを取ることもできます。
リアルイベントの開催が難しい今、VR空間でのイベント開催が主流になりつつありますね。
こういったサポートを行うサービスは、これからも多数登場していくことが予想されます。
ソース:「VRイベントソリューション」プレスリリース[PR TIMES]
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情報提供元:VR Inside
記事名:「VR空間でイベントを開催!「VRイベントソリューション」12月提供開始」