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PSVR グランツーリスモSport発売間近!グランツーリスモシリーズのこれまでを振り返る


VR/AR/MRに限らず、ハードウェア普及の決定的なポイントとなるのが、そのハードでしかプレイできないキラータイトルの存在。


たとえば、PSVR同様、現在も品不足状態が長く続いている「ニンテンドー スイッチ」は、「スプラトゥーン2」という圧倒的なキラータイトルが存在している。


一方、プレイステーションVR(PSVR)で話題になったタイトルと言えば記憶に新しいのが「バイオハザード7」


ただ、「バイオハザード7」は期間限定でのPSVR独占タイトルで、いずれPCでもVRが楽しめるようになるため、純粋なキラータイトルとは言い難い。


そんな中、発売されるのがプレイステーションというPSVRの母体となるハードのキラータイトル「グランツーリスモSport」だ。


PS4初の「グランツーリスモ」!「グランツーリスモSport」とは?




「グランツーリスモSport」は、プレイステーション向けの人気ドライビングシミュレーションゲーム「グランツーリスモ」シリーズの最新作。


シリーズ初のプレイステーション4向けタイトルだ。


車の挙動やグラフィックをリアルに再現する…というシリーズのコンセプトを踏襲。


4K、60fps、HDR、ワイドカラープロセス対応という現在最高レベルのビジュアルクオリティを実現した。


トレーラーで見るその映像は、車載カメラで撮影した実写なのか、3DCGなのか、にわかには判別できないレベルに達している。


収録されている車は市販車からレーシングカー、コンセプトカーまで150台以上。


また、コースは高速オーバルトラックから首都高速まで、17ロケーション28レイアウトが収録されている。


そして、忘れてはならないがPSVRに対応していること。


アーケードモードに専用モード「VRドライブ」が容易されており、車の中から360°全方位を見渡すことが可能。


これまで実写のリアルさにこだわってきて、「憧れていたあの車に乗ってみたい!」という思いを再現してきた本作だからこそ、PSVRで実写の感覚を体験できるという点の価値が強く感じられる。


発売日は2017年10月19日を予定。


価格は通常版が6,900円(税抜)で、初回限定版が9,900円(税抜)だ。


 


キラータイトルたりえる理由!これまでの「グランツーリスモ」を振り返る


「グランツーリスモ」シリーズがVRにおいてもキラータイトルたりえる理由は、「実車」をリアルに再現するという点のこだわりにある。


とはいえ、プレイステーション4やPCのハイエンドグラフィックで作られたコンテンツは、たいていのものが十分すぎるほどリアルだ。


だからこそ、「リアルに再現」という一言では、「グランツーリスモ」シリーズのこだわりが、どれほどのものなのか、伝わりづらいように思う。


そこで、これまでの「グランツーリスモ」ナンバリングタイトルを振り返り、シリーズ通してどのようなこだわりがあったのかを紹介したい。


レースゲームの概念を一変させた!「グランツーリスモ」


グランツーリスモ

第一作目「グランツーリスモ」は、初代プレイステーションで1997年に発売された。

それまでプレイステーションを代表するレーシングゲームと言えば、ナムコ(現バンダイナムコ)の「リッジレーサー」シリーズだった。


「リッジレーサー」シリーズは、車やコースを3Dで再現することにより、それまでのレースゲームよりもリアルなレースを実現。


ただ、「リッジレーサー」シリーズのリアルさは、「ゲームとしてのリアル」で、現実ではあり得ない高速・急角度でカーブをドリフトできるなど、ゲームとしてより爽快に楽しめるようディフォルメが行われていた。


これに対して「グランツーリスモ」のリアルさは、まさに「現実としてのリアル」


質量や速度、摩擦、風などの物理計算を行う、独自開発の物理エンジンによって、車の挙動を正確に再現


ここでいう「車の挙動」というのは、「ゲームの中に出る車の動きが自然」というだけに留まらなかったのが「グランツーリスモ」の画期的な点。


登場する車はすべて、トヨタや日産、ホンダといった実在の企業が提供する実在のもの。


ゲーム内の車は、実在の車それぞれが持っている挙動を、ゲーム内でも再現されていた。


このため、ゲーム内の車を実際に持っているオーナーがゲーム内でも「自分の車を運転している」と実感。


そして、ここまでリアルに再現されているからこそ、「一度乗ってみたいと思っていたあの車を運転してみたい」という思いを叶えることができたのだ。


もちろん、初代プレイステーションの時代(今から20年前)のソフトウェアなので、今プレイしてみると、様々な粗は存在している。


しかし、当時のプレイヤーたちにとってみれば、まさに当時の時点では、ゲームの中で楽しめる仮想現実…というほどのインパクトを持っていた。


なお、登場する車は100台以上。


一作目を正当に進化させた続編!「グランツーリスモ2」


グランツーリスモ2

シリーズ二作目となる「グランツーリスモ2」は、「グランツーリスモ」の2年後、1999年に発売。


対応ハードは初代プレイステーション。


登場する車種が500車種と、大幅にボリュームアップ。


より細やかなセッティングが行えるなど、一作目の内容を正当に進化させた作品となっている。


プレイステーション2でグラフィッククオリティがアップ!「グランツーリスモ3 A-spec」


グランツーリスモ3 Aspec

シリーズ三作目となる「グランツーリスモ3 A-spec」は、対応ハードをプレイステーション2に移して2001年に発売。


プレイステーション2のグラフィック性能によって、グラフィックがより美麗に。


また、それまでの秒間30フレームから秒間60フレームへとフレームレートがアップすることによって、動作もより細かく描画されるようになった。


登場する車は200台弱。


タイトルにある「A-spec」というのは、ゲームモードのこと。


プレイヤーがドライバーとしてプレイするこれまでのモード「A-spec」を実装したタイトルと、プレイヤーがレーシングチームの監督としてプレイする「B-spec」を実装したタイトルの2タイトルを発売予定だった。


このため本作のタイトルに「A-spec」という言葉が残っているが、結果的に「グランツーリスモ3 B-spec」が発売されることはなかった


「B-spec」モードを搭載!「グランツーリスモ4」


グランツーリスモ4 PlayStation 2 the Best

ナンバリングタイトルとして4作目となる「グランツーリスモ4」は、「グランツーリスモ3 A-spec」と同様、プレイステーション2向けに2004年発売された。


本作では、「グランツーリスモ3 A-spec」で実装されなかった「B-spec」モードが実装


「B-spec」モードでは、プレイヤーが監督となってAIが操作するドライバーに指示を出してレースに臨む…というプレイが楽しめる。


また、リプレイ中に再生を停止して、任意の角度からスクリーンショット撮影が行えるフォトモードも搭載。


さらに、700台を超える車が登場するなど、機能面、コンテンツ面で大幅なボリュームアップが図られている。


その分、開発に時間がかかったため、本作発売の1年前には、体験版的なタイトルとして「グランツーリスモ4 “プロローグ”」も発売された。


「B-spec」モードを搭載!「グランツーリスモ5」


グランツーリスモ 5(通常版)

ナンバリングタイトル5作目「グランツーリスモ5」は、対応ハードをプレイステーション3に移し、2010年に発売。


本作ではプレイステーション3の性能を活かして、車のダメージシミュレートが行われている。


単にダメージによって車の形状が壊れていく…というだけでなく、ダメージによる走りへの影響もシミュレート。


また、車以外にコースの時間や天候の変化もシミュレートしており、天候によってレースコンディションが変化する。


収録されている車は1000台以上のハイボリューム


質、ボリュームともに完成度の高い作品となっている。


「グランツーリスモ5」の正当進化版!「グランツーリスモ6」


グランツーリスモ6 –PS3

ナンバリングタイトル6作目である「グランツーリスモ6」は、「グランツーリスモ5」同様プレイステーション3向けに2013年発売。


月面と重力を再現したコースまで収録されるなど、新要素も追加されているものの、内容は概ね「グランツーリスモ5」の正統進化版といえる。


収録されている車は、「グランツーリスモ5」の登場車種に新車種を追加した1200台以上。


 


ドライビングアシストで初心者でも体験する価値アリ!「グランツーリスモSport」


「グランツーリスモ」シリーズは現実的なリアルを追及しているため、一般的なレースゲームを意識してプレイすると、プレイ感に大きく戸惑うこともある。


なので、車の免許を持っていないという人の中には、二の足を踏んでしまうという人もいるだろう。


しかし、最新作となる「グランツーリスモSport」では、ブレーキ操作やステアリング操作をAI任せにできるオートドライブが装備されている。


このため、実車には興味なかったが、レースゲームには興味あるという人や、とにかく力の入ったPSVR最新タイトルをプレイしたい…という人でも快適に楽しめそうだ。


VRに関心のある身としては、是非プレイしておきたい一作だ。


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