デジカメを赤外線カメラ化する原理は単純。市販のデジカメには赤外線をカットするフィルターが内蔵されているので、これを「IRフィルター」に交換するだけ。IRフィルターは可視光線をカットし赤外線のみを通すアイテムです。カメラ屋などで1500円程度で売られています。そこで今回は、中華アクションカムを赤外線カメラに改造してみました。

赤外線カメラ改造に使用した主な材料

中華アクションカムを赤外線カメラに改造するのは、何より激安なので気軽に試せるのが最大のメリット。しかも、カメラ内の構造がシンプルと思われるため、改造も容易と考えられます。

用意したのは、APEMANの中華アクションカム「A68」(2,480円)です。赤外線カメラ改造に使用した主な材料は、IRフィルター(1,500円)、エポキシ接着剤(356円)になります。

まずはアクションカムの分解作業からです。前面パネルは4か所のツメで止められているので、ヘラなどを挿し込み慎重にこじ開けます。2枚目のパネルはネジ止め方式。シールやレンズの裏にも隠しネジが存在するので、精密ドライバーですべて外していきます。

組み立てたら赤外線カメラ改造の完成

レンズ筒が露出したら固定用の接着剤をカッターで削り取って、レンズ筒をねじって外してください。奥に見えるのはセンサー。レンズ筒を裏返すと、フィルターを確認できるはずです。

カッターでフィルターを外し、IRフィルターを同じ大きさにカットします。そして、IRフィルターをはめ込み、四隅をエポキシ接着剤で固定。一般的な瞬間接着剤は白く濁るのでNGです。一度電源を入れてピントを調整したのち、元通りに組み立てたら赤外線カメラ改造の完成となります。

撮影した映像の色はIRフィルターの種類ごとに異なり、今回はモノクロタイプでした。赤外線ライトにも反応し、完全な暗所でも明るくターゲットを映し出しました。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「中華アクションカムを赤外線仕様に改造した結果