イメージセンサーを製造しているサイオニクス社の10万円を超えるナイトビジョンが「Aurora」。近赤外線領域にも感度があるCMOSセンサーはサイズが1型と比較的大型のもので、ISO感度は819200とデジカメとはケタ違いの数字となっています。この高感度センサーを活かし、カラーで監視・記録が可能であることが1番のポイントです。

アプリでナイトビジョンを遠隔操作

サイオニクス社のナイトビジョン「Aurora」のレンズは、標準レンズ程度の画角(デジタル3倍ズーム機能あり)で、遠くを見るというよりは肉眼の視野で見える範囲を監視・撮影したいという用途に向いているでしょう。

Wi-Fi機能があるため、専用アプリ「SiOnyx Aurora」を使用すれば、離れたところからライブ映像を確認したり、シャッターを押したりすることも可能です。

実際に手にした印象は、ビデオカメラを二回り小さくしたような雰囲気。重量は274gと軽量で持ちやすい形状なので、長時間でも安定して片手で保持できます。

本体上部にシャッターボタンと十字ボタン、左側に電源スイッチを兼ねた撮影モードダイヤル。操作ボタンは適度に分散されていて分かりやすい設計といえるでしょう。

ナイトビジョンは暗闇でもカラー撮影

メニュー画面は十字ボタン中央のSETボタン短押し、もしくは長押しでメニュー画面が現れ、十字ボタンで項目の選択を行う設計。画面に対して文字がやや小さい印象です。

撮影モードは「デイ・トワイライト・ナイト」の3つで、いずれも精細感ではかなりの高レベル。トワイライトモードはノイズが多くなるものの、ほぼ暗闇でもカラーで見られるのはさすがの10万円超えナイトビジョンです。

ナイトモードでは赤外線の影響で色かぶりが出ますが、なんとか色は判別できるレベル。赤外線ライトを別途用意すれば、白黒にはなりますがよりはっきりとターゲットを撮影可能です。

動画解像度は720×360ドットで、静止画解像度は1280×720ドットとなっています。赤外線LEDは非搭載で、ズームはデジタル3倍。記録媒体はmicroSDカード(最大32GB)、電源は内蔵充電池です。サイズ/重さは118.55W×525H×63.2Dmm/274g。実勢価格は121,000円です。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「暗闇もカラー撮影できる10万円台ナイトビジョン