ここ数年、国内メーカーからメイン機となるポータブルラジオの新製品が続いています。それらの音質と感度をチェックして、今だからこそ買うべきベストバイを選んでみました。コンパクトなBCLラジオからBluetooth機能搭載の多機能機まで、ポータブルラジオ5機種の中から選んだベスト3です。

使う場所を選ばないポータブルラジオ

第1位となった東芝のポータブルラジオ「TY-ANX1」のスピーカーはピカイチです。低域から高域までクセがなく、エネルギッシュで解像度が高いのは、ネオジウムマグネットのなせるワザといえるでしょう。トークから音楽まで聞く番組を選びません。

FMステレオ放送受信時に発生する分離ノイズの少なさは特筆もので、ステレオ感も強め。音がきれいに広がるため、リビングから寝室まで使う場所を選びません。付帯機能が豊富なためボタンの数も多く、慣れるまでは操作に迷いそうですが、それもまたヨシと思えるラジオです。

第2位は、音が良いラジオの代名詞として、2014年の発売以来ラジオマニアに注目されてきたソニーのポータブルラジオ「ICF-M780N」です。シンプルさから根強いファンは多く、各販売店の売れ筋ランキング上位の常連です。

その音質と風格には間違いのないものがありますが、ラジオNIKKEIが9MHz帯の送信を休止したり、バンドごとのメモリー数がわずか5局と、FM多局化時代に乗り遅れているなどの課題も見えてきました。2014年以来のベストバイ陥落です。

エネルギッシュな音のポータブルラジオ

第3位には、彗星のごとく現れた期待の新製品、パナソニックのポータブルラジオ「RF-300BT」がランクイン。上位3機種の中では最も低音が強く、それでいてエネルギッシュな音を出すので、バスブーストを効かせて音楽を楽しんでいる人には、ごちそうと感じるはずです。

ただし、その低音もトーク中心の番組にはやや不向き。パナソニックの「快聴音」機能は、そのためにあるのかもしれません。

今回、取り上げた機種は国内メーカーの製品だけあって、いずれも感度が高く、ローカル局の受信で不満を感じることはありません。評価の分かれ目になった音質も、各ラジオでそれぞれの用途に合ったチューニングになっています。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「感度と音で比較「ポータブルラジオ」のベスト3