1月に入り、新型コロナウイルス感染症の流行がますます拡大したことで、多くの都府県に緊急事態宣言が出ることになってしまいました。ところが、2020年の4~5月に同じように出された緊急事態宣言のときと違い「ETC休日割引」については中止にならず継続中です。この違いはどこから来ているのでしょうか。

ETC休日割引の対象車種は個人向け

NEXCO3社が行うETC割引のうち、ETC休日割引は走行日が土曜・日曜・祝日であれば通行料金が30%オフになるというもの。そして、ETC休日割引は対象車種が限定されていること、東京・大阪近郊に設定された「大都市近郊区間」は割引対象外となる点が特徴となっています。

ETC休日割引の対象車種は、5種類ある車種区分のうち「軽自動車等」「普通車」の2つ。つまり、運送会社のバスや大型トラックなどは対象外となるため、おもに個人向けの割引といえるでしょう。

そして、割引対象外となる大都市近郊区間に指定されている路線は、東京近郊では東京IC~厚木IC・海老名南JCT~厚木南IC・高井戸IC~八王子IC・練馬IC~東松山IC・川口JCT~加須IC・三郷JCT~谷田部IC・高谷JCT~成田IC・茅ヶ崎JCT~久喜白岡ICと京葉道路・第三京浜・横浜新道・横浜横須賀道路・東京湾アクアライン・新湘南バイパスとなっています。

ETC休日割引は前回は休止されていた

また、大阪近郊の大都市近郊区間路線は、大津IC~西宮IC・高槻JCT~川西IC・吹田JCT~西宮IC・松原JCT~岸和田和泉IC・城陽IC~八幡京田辺JCTと京滋バイパス・第二京阪道路・近畿道・西名阪道・南阪奈道路・堺泉北道路・第二神明道路となっています。

ETC休日割引については、過去に2020年4月7日~5月31日まで休止されたことがありました。これは、当時行われた新型コロナウイルス感染症に関する緊急事態宣言は全国が対象で、都道府県をまたぐ移動の自粛が要請されたためでした。

一方、2020年1月8日から再び始まった、緊急事態宣言による規制は東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の1都3県が対象。13日からは大阪府など7府県が追加されています。ここで、1都3県にあるNEXCO3社路線のほとんどは、ETC休日割引対象外となる大都市近郊区間に設定されているため、ETC休日割引を休止する意味が少ないのです。

ただし、大阪府・京都府・兵庫県については事情が異なります。というのも、大阪近郊の大都市近郊区間には兵庫県の神戸市以西や関西空港などが含まれていないためです。今後、ETC休日割引がどのような運用になるかは要チェックです。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「緊急事態宣言で「ETC休日割引」はどうなるか?