高速道路でのETC利用に必要な「ETCカード」は、ETCコーポレートカードやETCパーソナルカードなどを除くと、通常はクレジットカードに紐付けする形で発行されます。利用した通行料金は、元になるカード利用と合わせて請求が届き、銀行口座から引き落とされる仕組みです。どのクレジットカードでETCカードを作るのが一番お得なのでしょう。

ETCカード利用時に貯まるポイント

クレジットカードに紐づいているETCカードは、元のポイントプログラムがお得であれば、ETCカード利用時のメリットは大きくなるのが原則です。ただし、ETCカード利用時のポイント還元率だけ低く抑えているカードも存在します。

そこで、ETC発行に対応したクレジットカードの中でも、ETCカード利用時にポイントが貯まりやすいカードを探してみました。なお、今回は手軽に利用できるという意味で、ETCカードの追加発行手数料が無料のクレジットカードのみを対象にしています。

まず、三井住友カード・MUFGカードといったいわゆる「銀行系カード」は、ETCカード利用に限ればポイント還元率が低い傾向にあります。銀行系に近いJCBには、39歳以下限定で申し込み可能でポイントが倍になる「JCBカードW」がありますが、それでもポイント還元率は0.6%です。

また、丸井系列のエポスカード、セゾンカードなど、実店舗を系列に持つ「流通系」と呼ばれるカードは、ETCカード利用についてはポイントアップがないため不利。例えば、セゾンカードの場合、ETC利用分のポイント還元率は0.45%です。

ETCカードのポイント還元率がアップ

一方で、TSUTAYAなどをグループに持つCCCが発行する「Tカード」の場合、ETCカード利用時のポイント還元率は1%。また、銀行系でも流通系でもないオリコカードや「ネット系」の楽天カード・Amazonカード、「電話系」ともいえるau WALLETカードとdカードもETC利用で1%還元されます。

これらのカードとは別に、高速道路会社と直接提携を結んだクレジットカードもあり、現在NEXCO3社と首都高速・阪神高速が発行しています。NEXCO東日本の「E-NEXCO pass」にはニコスカード・イオンカードの両方がありますが、その他4社はいずれもイオンカードのみです。

このうち、NEXCO東日本・中日本と首都高速・阪神高速が提携するイオンカードは、ポイントプログラムだけで考えた場合は還元率が1%に達しません。一方、ニコスが発行する「ニコス E-NEXCO pass」は、オリコカードなどと同じくETCカード利用での還元率が1%となります。

そして、高速道路でもっともポイント還元率が高いのが「イオンNEXCO西日本カード」。平日のETCカード利用で還元率が1%になるだけでなく、土日は1.5%とさらにアップ。NEXCO西日本路線だけでなく、NEXCO東日本や首都高速など全国の高速道路がポイントアップ対象です。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「もっとも還元率の高い「ETCカード」はどれだ?