交通違反には、スピード違反や飲酒運転といった明らかな違反行為が多い一方で、法律をよく知らなかったり、道路標識などを見落とすなどの「うっかりミス」で取り締まりにつながるケースもあります。そこで、白バイやパトカーが待ち伏せするうっかりミスに気を付けたい交通違反を見ていきましょう。

2018年より3万件以上増えた交通違反

警察庁が発表した統計によると、2019年に一番取り締まりが多かった交通違反は「一時不停止」で132万8154件。2018年よりも取り締まり件数が3万件以上も増えました。この交通違反は、点数表に登場するもののうち「指定場所一時停止等」が該当します。

つまり、一時停止標識と停止線がある交差点でうっかり標識を見落としたパターン、あるいは一時停止を知りながら見通しがいいので止まらなかったパターンが、2019年のもっとも取り締まられた交通違反ということです。

うっかりミスによる交通違反で多いのが「通行禁止」で67万3095件にもなります。通行禁止の標識はあまり見かけることはありませんが、この数字には「進入禁止」も含まれているのです。一方通行の出口側から間違って入るとこの違反になるため、進入禁止の標識がないかの確認は怠ってはいけません。

そして、幹線道路を走るときに気をつけたいのが「追い越し・通行区分」で、こちらも20万702件が取り締まられています。追い越し禁止の場所は意外と多く、交差点内は追い越し禁止であるほか、センターラインが点線ではなく実線になっている場合、対向車線に出て追い越すことはできません。

5万件増えた歩行者妨害の交通違反

また、首都高速など都市部に多い車線区分が黄線になっている場所は、追い越しかどうかに関係なく車線変更をすると違反です。こうした場所は、違反車両を狙ってパトカーや白バイの待ち伏せポイントになっているので要注意です。

このほか、片側3車線以上の道路で一番右側の車線を走り続けたり、高速道路で追い越し車線を走り続けると「通行帯区分違反」で取り締まられてしまいます。常に左側車線を走ることを心がけましょう。

うっかりという意味では「歩行者妨害」も結構多く、22万9395件と2018年より5万件近く増えています。道路交通法では、歩行者は手厚く保護することが原則なので、自動車側が配慮を怠るとすぐに取り締まり対象です。

例えば、車幅が十分あるのに歩行者の横をギリギリで通過すると「歩行者側方安全不保持等」になり、信号のない横断歩道を渡ろうとしている人がいるのに一時停止をしないと「横断歩行者等妨害等」で取り締まられます。

また「幼児等通行妨害」は、幼児や身体障害者、杖をついて歩いている人などがいた場合に徐行せず走行した場合に適用される違反です。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「パトカーや白バイが待ち伏せで狙う交通違反は?