2020年8月、Instagramに新機能「Reels(リール)」が追加されました。最長30秒の短尺動画を、豊富な編集機能を使って簡単に作成することができます。

2018年にIGTV(長尺動画)機能が追加されて以来の大幅リニューアルとして注目を集めており、すでに多くの企業アカウントでリールを活用した投稿が見られています。

今回は、リールを活用している企業事例をご紹介します。

関連記事:Instagramの新アプリ「IGTV」を徹底解説!既存の動画サービスとの違い、動画作成のポイント

    ■目次

  1. Instagram Reels(リール)とは
  2. Instagramリールを活用している企業事例10選
  3. まとめ

1. Instagram Reels(リール)とは

https://about.fb.com/ja/news/2020/08/reels/

Instagram Reels(リール)は、短尺動画形式のコンテンツを作成・投稿できる機能です。リールの特長のひとつは、充実した編集機能です。動画につけられる音源、好きな長さになるよう調整できるタイマー、ARカメラエフェクト、位置合わせといった機能があり、画像だけよりもインパクトのあるコンテンツを簡単に作ることができます。

リールは、ストーリーズにもフィードにも投稿可能。さらに、発見タブにリール動画のタブも新設されるため、フォロワー以外への拡散も狙えるでしょう。投稿できる動画の長さは、今のところ最大30秒です。

意向では、リールを活用している企業アカウントの事例を紹介します。

2. 【業界別】Instagramリールを活用している企業事例10選

事例1:SHISEIDO(美容)

https://www.instagram.com/shiseido/

日本発の化粧品メーカーとしてグローバルに展開するSHISEIDOの公式アカウントは、多数あるブランドの商品紹介がメインです。

フォロワー数112万、リールの平均再生回数は約14万回以上で、なかでも2020年7月に資生堂の創業地である銀座に誕生した旗艦店「SHISEIDO GLOBAL FLAGSHIP STORE」の紹介動画は18万回以上再生されています。

銀座駅から店舗に向かい、到着して中に入るまでの映像になっており、店舗の雰囲気から周囲の様子まで簡単にイメージすることができ、来店時は行き方の参考にもなります。

事例2Maybelline New York美容

https://www.instagram.com/maybelline/

世界有数のメイクアップブランドMaybelline New Yorkはフォロワー数1,055万、30本以上投稿されているリールの平均再生回数は約168万回と、人気を呼んでいる様子。

例えば、ロシア出身のインフルエンサーHannaが15秒で3色のリップスティックを試す動画は210万回以上再生されており、起業家やモデルなど世界各国のインフルエンサーとコラボしています。

事例3Mr. CHEESECAKE(飲食)

https://www.instagram.com/mr.cheesecake.tokyo/

チーズケーキをオンライン販売するMr. CHEESECAKEはフォロワー数8万、リールの平均再生回数は約9万回です。内容は焼き途中のチーズケーキの様子や焼き上がりのふるふるとした状態のように、動画でこそわかりやすいコンテンツが投稿されています。

12万回以上視聴された「Mr.CHEESECAKE開けてみた」は、オンライン販売のチーズケーキがどのような状態で手元に届くのかを紹介したものです。洗練されたパッケージから美味しそうなチーズケーキが出てくる様子を見れば、初めて見た人も「おいしそう!食べてみたい!」と思うかもしれません。

事例4:松屋フーズ(飲食)

https://www.instagram.com/matsuya_foods/

牛丼チェーンの松屋を運営する松屋フーズのフォロワー数は2.6万、ちょっと笑ってしまうような独自のセンスがある投稿が中心です。

初のリール投稿は、話題になっていた#wipeitdownchallengeというハッシュタグで、鏡を拭く腕を動かすたびに人の様子が切り替わるように見えるというものです。

流行のタグに便乗することで1万回以上視聴されています。リールには「位置合わせ」という機能があり、同じ被写体の衣装やメイクを替えて撮影するのに便利です。

事例5:ユナイテッド航空(航空)

https://www.instagram.com/united/

アメリカ、シカゴを本拠地とするユナイテッド航空のフォロワー数は77万以上です。投稿では飛行機や就航都市の写真、企業活動の様子など、多岐に渡り紹介しています。

1.8万回再生された初のリール投稿は、飛行機が離陸する様子をBGMにのせ、見た人が旅に出たくなるようなイメージムービー風に仕上げています。

事例6:フィンエアー(航空)

https://www.instagram.com/feelfinnair/

フィンランドのフラッグキャリアであるフィンエアーのフォロワー数は22万、初のリール投稿は働いている乗務員たちの舞台裏を紹介したもので、29万回以上視聴されています。

新型コロナウイルス流行にともない、キャンセルポリシーなどの情報をわかりやすくストーリーズで掲載しているほか、利用者からのメッセージを紹介する投稿もあり、顧客に寄り添ったコンテンツになっています。

事例7FRAMeWORK(ファッション)

https://www.instagram.com/framework.jp/

FRAMeWORKは株式会社ベイクルーズが展開するアパレルブランドです。フォロワー数は7万、新作アイテムの紹介がメインの投稿内容となっています。

リールの平均再生回数は約2万回で、特にアクセサリーを使いこなす方法や着回し術を紹介したものが人気を集めています。着回しでは、同じアイテムを全く違う雰囲気にアレンジして、もっと見たいというところで続きをIGTVに誘導する流れになっています。こちらのシャツの着回し紹介は4万回以上再生されています。

事例8studio CLIP official(ファッション)

https://www.instagram.com/studioclip/

ショッピングモールやファッションビルを中心に180店舗以上を運営するアパレルブランドstudio CLIP(スタディオクリップ)のアカウントのフォロワー数は23万です。

シルクスクリーンプリントのワークショップの告知内容のリールは21万回以上再生され、オンラインだけではなく実際に店舗に足を運んでもらうきっかけになったのではないでしょうか。ほかにも有名スタイリストとコラボした着回し術のリールもあり、こちらは29万回以上再生されました。

事例9:千葉ロッテマリーンズ(スポーツ)

https://www.instagram.com/chibalotte_official/

プロ野球球団千葉ロッテマリーンズのアカウントはフォロワー数15万で、画像投稿ではその日の試合のスターティングメンバーや、試合中の選手の表情を紹介しています。

リールの平均再生回数は約20万回で、主に選手一人一人にフォーカスした内容となっています。和田選手の紹介ではひたむきにプレーする姿に1万以上のいいね!がつき、再生回数も33万回以上に伸びています。

事例10FC東京バレーボールチーム(スポーツ)

https://www.instagram.com/fctokyo.volleyball/

FC東京Volleyball Playersのアカウント。フォロワー数は7,600で、選手紹介や試合風景のほかに手洗い動画やおうちエクササイズといったコロナ関連の動画も投稿しています。

リールでは「オンライン練習見学」と称して、普段見られないようなアリーナデッキからの練習風景を投稿し4万回以上再生されています。淡々と練習する風景を音楽と合わせて演出することでドラマチックに感じられ、ファンにとってはうれしい動画ではないでしょうか。

3. まとめ

実際のリール活用事例を紹介しました。業界も商品・サービスもさまざまですが、どの企業も自分たちならではの方法でリールを活用しています。

Instagramはすでに世界中に膨大な数のユーザーがいるため、紹介した事例のように他アカウントとのコラボや流行のハッシュタグの利用で、自社のコンテンツがより多くのユーザーの目に留まるかもしれません。

まだまだ始まったばかりの新機能ですが、たくさんの可能性を秘めているといえるでしょう。

情報提供元:Gaiax
記事名:「Instagram新機能「Reels(リール)」で動画コンテンツを作ろう! 5業界の活用事例10選