全く人の役に立とうとしない、のが猫の魅力。わがままで自由気まま。こんなに横柄な態度を取られても、猫を嫌いになんてとてもなれない。猫ってまるで「たちの悪い恋人」みたい、と語った友人がいました。その気持ち、とてもよくわかりますよね～。
むしろ喜んで「猫の下僕」になっている飼い主さんは、絶対に猫で妄想したことがあるはず。
“猫が〇〇だったら” “猫ってまるで〇〇みたい。”
誰かに統計を取って欲しいです。東京で暮らす独身女性の何割が、猫と一緒に暮らしているのでしょうか。。。
猫を「うちの子」と呼ばずに「私の彼」と呼ぶ友人に近親感を感じてしまう人は一体どれくらいいるのか。。。
猫を擬人化してしまう小説や漫画はたくさんあります。今回は、猫を溺愛する人たちに、
「アナタにとって猫って何？」
という質問をしてみました♪
■監視員
「日中は常に窓辺で外を監視している愛猫のバロン。私がお風呂に入っていると、必ず蓋の上に座って私から目をそらしません。まるで溺れないように見張る監視員みたいです。」
そうです！うちのカイトもお風呂の監視が日課です。生温かい水が飲めるからかもしれませんが、お風呂場を監視する猫は多いようですね。
■家庭教師
「パソコンを開くと必ず邪魔をするミースケは「全く役に立たない家庭教師」ですが、私が仕事をサボらないか見張ってくれていると思うと、励みになります。」
これは「猫あるある」ですよね。どうして猫はパソコンが好きなのか。。。動物学者の今泉忠明先生によると、猫は家の中の様子が「いつも通り」であることに安心します。
普段と違う雰囲気で飼い主が行動すると、気になって様子を見にくる、邪魔して反応をチェックするようだ、と推測しています。
■カウンセラー
「悲しい時や辛い時、何も言わずに黙ってそばにいてくれる茶美。私の話をじっと聞いてくれているようで、茶美に時々「カウンセラーの先生、どう思いますか？」と話しかけてしまいます。」
これもよく分かります。猫ってじっと長い間飼い主さんを見つめてくれることがありますよね。おそらくおやつが欲しいのかな？と思っていますが、黙ってそばに寄ってきて、頭を擦り付けてくれると、気落ちがスーッと楽になることも。猫は名カウンセラーと言えるようです。
いかがですか。これ以外に、猫はまるで「目覚まし時計」「旅館の若旦那」「温度計」などの回答が寄せられました。
どれも「なるほどね～。」と納得できるものばかり。猫は1匹で何役もこなせる名俳優。飼い主さんに取って、実はとっても役に立つ存在と言えそうです。
そして気になるのが、
「それなら猫にとって、人間って何だと思ってるの？」
というギモン。この答え、あなたは知りたいですか？私は怖くて知りたくありません。。。
