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ペット可マンションが見つからない!動物好きがぶち当たる住居問題について


飼い主さんも犬も快適に、安心して過ごせる家に住みたいと思うのは当然です。しかし、日本は他の先進国よりもペットに関して遅れをとっており、「ペット後進国」ともいわれています。そこで今回は、全国の犬の飼い主さん1000人を対象に実施されたアンケート結果に基づき、住居に関してどんな問題やトラブルがあるのかを解説していきます。

日本における犬の住居事情

寝ている犬

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000062.000068228.html

2021年4月9日~4月12日の期間、10代~60代の全国の犬の元・現飼い主さん1000名(男性304名・女性696名)を対象に、犬を取り巻く環境や問題についてのアンケートが実施されました。ここでは、犬の住居事情やトラブルについて解説します。

ペット可賃貸物件が少なすぎる

飼い主さんの住居に関するアンケート結果

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000062.000068228.html

家を探すにあたり、間取りや築年数、周辺環境や家賃など、それぞれこだわりがありますよね。しかし、犬と一緒に住める賃貸マンション・アパートを探すとなると、そうしたこだわりも妥協せざるを得ないほど厳しい状況になります。なぜなら、「ペット可物件」は賃貸物件全体の約13%と、そもそもの数が非常に少ないからです。

築年数が浅い、駅から近いなどの条件を足していくと、どんどん選択肢は狭まります。また競争率も高くなるので、よほど運が良くないと借りることはできません。そのため、犬を飼っていると住める物件が限られてきてしまうのです。

アンケートでは、飼い主さんの79.3%が「持ち家」という結果になりました。それ以外は、賃貸マンション7.7%、借家6.6%、賃貸アパート5.4%、ペット専用マンション1.0%と、全ての賃貸物件を足しても20.7%と非常に低いです。特にペット専用マンション1.0%の数字からも、ペット可の物件がまだまだ少ないという現状がうかがえます。

ペット可物件でも安心できない

住居のトラブルに関するアンケート結果

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000062.000068228.html

「ペット可物件」と表記されていても、ほとんどは通常の賃貸物件を契約上「ペット可」にしただけで、ペットと暮らすことを想定して作られているわけではありません。そのため、防音や防臭対策はなく、同じ建物に犬嫌いの人が住んでいることもしばしばです。

やっと見つけたペット可の物件でも、いざ入居してみると近隣住民から「鳴き声がうるさい」とクレームを受けたり、嫌な顔をされて肩身の狭い思いをしたり、大家さんから退去を迫られたりなど、さまざまなトラブルが起きるケースもあります。

アンケートでも、住居のトラブルに関して「特になし」との回答が最も多かったものの、「鳴き声や臭い・足音などでのご近所トラブル」が332票集め、他のトラブルよりも多い結果となりました。

まとめ

ペットを飼う人が増えている一方、トラブルや物件探しの苦労はまだまだつきません。今回実施されたアンケート結果からも、ペット後進国といわれる日本のリアルな住居事情を知ることができたでしょう。この結果を通し、少しでも犬を取り巻く環境や問題が改善されることを期待します。

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