犬の「エンゼルケア」とは、人が亡くなった時に故人をぬるま湯で拭き清める「湯灌」に相当するケアで、愛犬が亡くなった時、納棺の前に遺体を綺麗に清め、身だしなみを整えてあげることです。

愛犬との死別なんて考えたくない気持ちはよくわかります。しかし残念ながら、いつか必ずお別れの日がやってきます。大切な家族だからこそ、悔いなく、最後まで心をこめて見送ってあげられるように備えておきましょう。

エンゼルケアの方法

ペットサロンのグルーミングスペース

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000078380.html

まずご自宅で、飼い主さん自身で愛犬のエンゼルケアをする場合の方法と手順を解説します。エンゼルケアは決して難しいことではなく、行うのは基本的に「清め」「体液処理」の2つです。

清め

犬も人間と同じように、死後2時間~3時間で死後硬直が始まります。硬直が始まる前に、まずは瞼を優しく閉じます。そして、棺にきちんと入るように手足の関節を軽く曲げてあげてください。口の中の汚れを拭き取り、脱脂綿を詰めて、舌を中にしまいながらしっかりと口を閉じます。

その後、体全体を綺麗に拭いて、ブラッシングしてあげてください。老犬や闘病していた犬は、シャンプーをしばらくしていないことが多いので、洗い流さないシャンプーを使用し、汚れをしっかりと落としてあげましょう。

体液処理

死後は全身が脱力し、体液が口や鼻、肛門から漏れ出るので、脱脂綿を体の穴全てに詰めて塞ぎます。埋葬までの時間が長いなら、脱脂綿を途中で交換してください。

遺体を寝かせる棺や箱にも、ビニールシートを敷いてからタオルを敷き、体液が滲み出ないようにします。

悲しい時ではありますが、飼い主さんの手でエンゼルケアをしてあげることは、愛犬が一番喜ぶことですし、飼い主さんがペットロスを乗り越える助けにもなります。

日本初のエンゼルケア専門店

ペットのエンゼルケア専門店の外観

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日本人初のペット湯灌士・伊佐美登里氏とタイアップしている、飼い主さんとプロのグルーマーが共同でエンゼルケアを行えるペットのエンゼルケア専門施設が、2021年5月1日にオープンしました。

専門家のサポートがあるので、エンゼルケアへの不安は解消されます。飼い主さんが愛犬の最期の旅立ちに積極的に関わることによって、愛犬を失った喪失感を和らげることができ、飼い主さんにとっても心強い存在となってくれるでしょう。

さらに、この施設内には殺処分を逃れた保護犬・保護猫の保護スペースも併設されており、新たな家族との出会いも提供しています。興味のある方は、ぜひ以下のサイトで詳細をご覧ください。

WELLNESS GROOMING SALON

情報提供元:mofmo
記事名:「愛犬が亡くなった時ってどうすればいい?考えたくないけど家族として大切なことです