飼い主さんにとって、長年一緒に過ごしてきた愛犬はとてもかわいい存在です。どんな犬でも老化してさまざまな問題を抱えてしまうものですが、それでも飼い主さんの愛情は変わらないでしょう。
老犬たちは魅力にあふれていますが、そんな魅力を伝える1つのハッシュタグが話題になっています。それは、Twitterの「#秘密結社老犬倶楽部」です。
秘密結社という名前からなにやらあやしい印象を持つ方もいますが、実際は真逆でほんわかしており、命の大切さと老犬のかわいさをしっかりと伝えてくれるものです。
今回は、「秘密結社老犬倶楽部がどのように誕生したのか？」「どのような投稿がなされているのか？」、さらに「どうやって秘密結社老犬倶楽部に参加できるのか？」といった疑問にお答えします。
秘密結社老犬倶楽部とは何？
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最初に、秘密結社老犬倶楽部とはどのようなハッシュタグなのかご紹介します。その名前に含まれるように、老犬が主にピックアップされたハッシュタグです。
老犬の写真を投稿
秘密結社老犬倶楽部とは、飼い主さんたちが投稿するTwitter上の一種のコミュニティのようなものです。
とはいえ、「グループに入会する」というものではなく、Twitterに「#秘密結社老犬倶楽部」というハッシュタグをつけて、自分たちの老犬の写真や動画、そしてメッセージを投稿するだけです。
老犬の写真と一緒に今の様子や年齢など伝えることができます。老犬ならではの愛らしさや共感できる部分がたくさんあるので、同じく老犬を飼育している飼い主さんにとっては心温まる投稿であり貴重なのです。
秘密結社老犬倶楽部という興味深い名前とともに多くの人に広まっていき、さまざまな老犬の写真が投稿されるようになりました。
フォトグラファーの「むらかみかづを氏」が考案したTwitterハッシュタグ
秘密結社老犬倶楽部はどのように始まったのでしょうか？
最初にこのハッシュタグを考案したのは、フォトグラファーのむらかみかづを氏です。むらかみかづを氏は、フォトエッセイ『ももとじん 小さな甲斐犬と耳の聴こえない雑種犬』を出版しており、自身のTwitterアカウント「もも」で2015年9月に下記の投稿を行いました。
子犬がかわいいのは当たり前。そういう風にできているのだから。でも、老犬のかわいらしさもすごいです。そこで、どんどん老犬のかわいさも伝えたいので、このタグで自慢の老犬写真をこっそり投稿ください→ #秘密結社老犬倶楽部
—もも (@momodog22) September 9, 2015
むらかみかづを氏は、老犬のかわいさを伝えるために秘密結社老犬倶楽部をつくったのです。ちなみに、「自慢の老犬写真をこっそり投稿ください」と述べている部分が「秘密結社」というワードにつながっているようです。
むらかみかづを氏が考案したハッシュタグと活動は多くの飼い主さんの心を捉えました。「老犬のかわいさを皆に伝えたい」という方がたくさんいたのです。そして、5年以上たった今でも「#秘密結社老犬倶楽部」には多くの投稿が集まっています。
老犬を愛する写真であふれている
実際に、秘密結社老犬倶楽部には老犬を愛する飼い主さんたちからさまざまな写真や動画が投稿されています。
老犬になると動きや体にさまざまな変化が生じます。そのような経過をTwitterでつぶやくことで、同じく老犬を飼育している飼い主さんとつながることができます。
子犬には子犬のかわいらしさがありますが、老犬には老犬にしかないかわいさがあります。穏やかな表情や飼い主さんへの厚い信頼、甘えっぷりなどを見ていると、「自分も老犬のお世話を楽しんで十分愛してあげたい」という気持ちにさせられます。
また、元気で若い犬を飼育している飼い主さんや犬を飼おうか迷っている方に老犬の魅力を伝えるものとなっています。老犬になってもかわいい姿をTwitterで見ることで、愛犬の老化に安心して対応したり、飼育する踏ん切りがついたりするのです。
『#秘密結社老犬倶楽部』を見てみよう
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実際にTwitterで「#秘密結社老犬倶楽部」に投稿された写真やメッセージを見てみてください。
愛らしい老犬と飼い主さんの温かさが伝わってくることと思います。
愛犬が生きた証をこのようなSNSに納めておくのは、現代版のアルバムの役割となるのでおすすめです。
また、写真や動画におさめられた愛犬の姿を共有することで、飼い主さんたちは自分の愛犬を思い返して懐かしんだり、励まし合ったりできるようです。
もし、これを読んでいる方に老犬の飼い主さんがいらっしゃったら、このリンクからツイートしてみてはいかがでしょうか？
Tweet #秘密結社老犬倶楽部
大谷翔平・野球ニュース