愛犬は困っている飼い主さんを助けられるのでしょうか?

アメリカアリゾナ州大学の研究でそれは可能であることが証明され、プロスワンで発表しました。飼い主さんのストレスや緊迫感という感情が愛犬に伝達し、なんとか助けようという心理が働くようです。

つまり、特別な訓練はしなくてもほとんどの犬は飼い主さんが”ピンチ”の時には助けようとすることがあるのです。

犬が飼い主さんを助ける時のしぐさ

あくびをする犬

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愛犬は飼い主さんとの信頼関係ができているので、飼い主さんが困っているならなんとしても助けようとします。

では、助ける時に犬はどのようなしぐさを見せるのでしょうか。特徴的なしぐさのいくつかをご紹介します。

あくびをする

なんとなく頼りなく見えるしぐさですが、犬はストレスを感じるとあくびをする習性があります。あくびすることで、飼い主さんが感じているストレスに共感していると考えられます。一方で、共感しても何もできないのでどうしていいか分からなくなっていることもあるかもしれません。

飼い主さんが落ち込んでいる時に、周りをあくびしながらウロウロしている姿を目にしたことがあるでしょうか。そうすることで、一生懸命に飼い主さんのストレスや心配事に寄り添って共感しようとしている可能性があります。

吠える

犬は危険対象に対して、警告を発するために吠える習性があります。”これ以上近づかないで”という気持ちも込めて吠えるのでしょう。

この危険が大好きな飼い主さんに向かっていると思う時には、より一層威嚇しようとして声を張り上げて吠えることがあります。

”クーン”といいながら飼い主さんの近くにいる

これは、飼い主さんが落ち込んでいる時などに犬が見せるしぐさです。飼い主さんの様子を覗き込んで、「どうしたの?」と声をかけるように甘い声を出します。こうすることで飼い主さんに共感し、できる事なら助けたいと思っているのでしょう。

しかし、甘えたい時や寂しい時にも犬はこのしぐさをする場合があります。何かのアピールの可能性もあるので、かまってちゃんタイプの場合は見極めが少し難しいかもしれません。

犬に飼い主さんの気持ちは伝わる

飼い主と犬

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犬はオオカミに近いといわれており、群れで生活する習性を持っています。群れで生活する共同生活では、相手とのトラブルを避けるために相手の気持ちを理解して合わせる必要があります。

犬も、ある程度相手の気持ちを察して共感する能力を持っていると考えられます。時代は変わり、犬同士ではなく人間と生活するようになっても、一緒に生活している相手の気持ちに共感する能力は衰えていないようです。

一緒に過ごす時間が長くなればなるほど信頼関係は強くなり、犬は飼い主さんの気持ちに寄り添うようになるでしょう。その気持ちが発展して、飼い主さんを助けたいという心理につながります。

一方で、犬が飼い主さんの気持ちをある程度理解できるということは、犬への悪感情も理解してしまうといえます。疲れていて少し”うっとしいな”という気持ちが飼い主さんに少しでもあると、それを犬は察して寂しい気持ちになることでしょう。

信頼関係を強めるために、愛犬にたっぷりの愛情を注いであげることは大切です。

セラピー犬や盲導犬として活躍できるのも”共感心理”があるから!!

介助犬

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飼い主さんに寄り添い助けたいという心理を持っている犬は、いろいろな場面で活躍する機会があります。

代表的なのが盲導犬です。目が見えない人の気持ちに寄り添い、助けたいという気持ちを発揮して飼い主さんの目の代わりをします。共感心理を活用して立派な仕事していますね。

セラピー犬も落ち込んでる人の気持ちに共感し、助けたいという気持ちから励まし元気づけます。病気などで落ち込んでしまった人に癒やしを与えるために必要な性質の一つといえるかもしれません。

このように相手の気持ちに共感する能力が備わっているからこそ、こうした分野でも活躍できるのでしょう。

まとめ

愛犬は飼い主さんをよく観察して気持ちに寄り添おうとしています。そして、できることなら飼い主さんを不安やストレスから解放したいと願っていると考えられます。

普段の生活で愛犬の気持ちに寄り添い、お互いの信頼関係を深めていくなら、飼い主さんが本当に困っている時に愛犬に助けてもらう経験ができるでしょう。

信頼関係は小さな積み重ねです。そして助けるという行為を求めるためには、まず相手を助けることが必要です。愛犬に助けてもらうことばかり求めるのではなく、愛犬を助ける気持ちで接するなら必ず報われるはずです。

情報提供元:mofmo
記事名:「犬に飼い主さんの”感情が伝達”する!?飼い主を助けようとする愛犬の心理を解説!!