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猫が喜ぶ部屋づくりのポイントは日当たり!広さよりも日光が大事!


完全室内飼育が当たり前になってきている近年、猫中心とも思える部屋作りにこだわる方が少なくないでしょう。中には、猫のために快適でおしゃれな部屋作りをしてあげたいという気持ちが強すぎて「完璧な部屋が用意できないから」と、猫を飼うこと自体を諦めてしまう人もいます。

しかし、ワンルームでも狭小住宅でも、日当たりさえ確保できれば猫が喜ぶ部屋を作ることは可能です。これから、猫にとって日光が大事な理由と、日光浴ができる部屋づくりのポイントを解説していきます。

猫にとって日光が大事な理由

猫

pixabay.com

ポカポカと太陽光を浴びる日向ぼっこの気持ちよさは、皆さんもご存知のことでしょう。暖かい日差しに包まれると、体がじんわりと温まり、気持ちもリラックスし、ついウトウトと眠ってしまってしまうほどです。

これは猫も同じで、太陽の陽を浴びることは心身ともにメリットがたくさんあります。これから、日光が猫に及ぼす3つのメリットを紹介します。

1.暖をとって体力キープ

寒さが苦手な猫は、日向ぼっこをすることによって暖をとり、適切な体温をキープします。気温が下がると、より長い時間日差しを浴びようと太陽光を追いかけて移動します。

身体が温まると、血液の循環が良くなり、食事でとった栄養素が身体の隅々まで届けられます。それによって、内臓の働きもよくなり、病気を予防し健康的な身体を保てます。

また猫にとって、体が温まった状態というのはエネルギーがしっかり充電された状態と同じで、何かあった時に俊敏に行動できることを意味します。狩猟本能が強く残っている猫にとって、体力をキープするための日光浴は、生きるために不可欠なことなのです。

2.体内機能の調整

猫にも体内時計があり、日光を浴びることによって調節されます。人間と同じように体内時計がズレると、自律神経が乱れたりうつ病を発症したりと、身体的にも精神的にもコンディションが悪くなります。

猫は、日照時間や光の強さ・太陽の角度や位置によって体内時計のズレを修正し、心身の健康を維持しています。つまり、猫にとって日光浴は心も身体もリセットするための大切な時間です。

日を浴びてリラックし、ストレスを忘れて良質な眠りを確保することによって初めて、幸せな毎日を過ごせるのです。

3.被毛を綺麗に保つ

フワフワで艶やかな被毛は猫の愛らしさをより際立たせてくれますが、日光は猫の被毛を健康に、そして美しく保つのにも一役買っています。

猫は季節によって被毛が生え変わりますが、日照時間の変化によって季節の移り変わりをキャッチしています。ですから、日光が全く入らない部屋にいると換毛期を正しく判断することができず、季節に合わせた準備をすることができなくなります。寒い冬に愛猫が夏毛のまま震えているなんて想像しただけで可哀相です。

一方、日光を浴びていればちゃんと被毛が生え変わり、どの季節でも艶のある健康的な毛が生えてきます。

日光を中心とした部屋づくりのポイント

窓の外を見ている猫

pixabay.com

猫の健康と精神の安定を保つのに日光がどれほど大事か、ここまででお分かりいただけと思います。ここからは、猫が日光浴を楽しめる部屋づくりのポイントを4つご紹介します。

1.日が当たる場所に特等席を置く

たっぷりと日が差し込む窓辺に、猫の特等席を用意してあげましょう。豪華なキャットタワーや大きなケージを設置する必要はありません。猫用のベッドや小さめなラグを置くだけで十分です。

また、飼い主さんが使用するソファーを置いて、猫用のクッションを1つ用意してあげるだけでも特等席になります。大切なのは、狭くても良いので、部屋の中で一番日当たりの良い場所に猫がくつろげる専用のスペースを確保してあげることです。

2.方角の異なる窓辺を確保する

日の当たる場所は、刻々と変わっていきます。猫ができるだけ長い時間日光を浴びられるように、全ての窓辺に猫の居場所を用意してあげてください。小さな窓でも大丈夫です。

猫は快適な場所を見つけるのが上手なので、自由に行けるようにしてさえおけば、日照時間に合わせて勝手に移動します。

3.外の気配を感じられるようにする

窓辺で日向ぼっこできるだけでも十分ですが、窓から景色を見れたり、外気を感じられるように工夫してあげるとより喜びます。カーテンを一部開けて、街路樹や飛んでいる鳥・行き交う人々・野良猫など、外の世界を覗き見るのは猫にとってとても刺激的で、ストレス発散になります。

さらに、ストッパーや柵をつけてほんの少しでも窓を開けてあげると、外の匂いや風を感じられ、好奇心が満たされます。

私たちも、ただカーテン越しに光だけを浴びるより、景色を見て太陽の匂いを嗅ぎながら日光浴する方が幸せな気持ちになるのと同じです。

まとめ

猫

pixabay.com

ここまで見てきたポイントからもわかるように、狭くても、窓があり日当たりがよければ猫が喜ぶ部屋づくりは可能です。

ぜひ、太陽がさんさんと差し込む窓辺から、愛猫が外を眺めたり気持ちよさそうにお昼寝したりする姿を思い描きながら、猫を迎える準備をしてください。

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