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犬の赤ちゃん抱っこは基本NG!でも歯磨きのためならOKかも!?


本来、犬は抱っこされるのが苦手です。最近は、飼い主さんに抱っこされて満足そうな顔をしている犬が多いのでにわかには信じがたいかもしれません。

しかし、それは単に抱っこに慣れている犬が増えているだけで、抱っこされて体の身動きが取れなくなることや、地面から足が浮くこと自体は犬は不快に感じています。

ですから、犬を抱っこするには犬にまず慣れてもらうこと、飼い主さんと愛犬の信頼関係、さらには犬を正しい方法で抱っこすることが不可欠です。

この記事では、まず最初に犬の正しい抱き方をご紹介します。その後、犬が歯磨きを嫌がる場合に赤ちゃん抱っこをどのように活用できるか、やり方とメリットをご説明します。

犬の正しい抱っこの仕方

犬を抱く飼い主

pixabay.com

愛犬が抱っこ嫌いでも、抱っこされることに慣らしておく必要があります。なぜなら、犬が危険な目に遭わないようにしたり、周りに迷惑をかけないようにしたり、犬を落ち着かせたりする際など、抱っこが必要な時が必ずあるからです。

ですから、まずは正しい抱っこの仕方をマスターしましょう!犬のサイズ別に、正しい抱っこの仕方をご紹介します。

小型犬

体重も軽く小柄な小型犬はどんな姿勢でも軽々抱き上げられますが、犬が怖い思いをしたり、危険な目に合ったりしないために、正しい抱き方で抱っこしてあげてください。

自分の身体に犬の側面をくっつけ、自分の利き腕を犬のお尻からお腹に向けて伸ばしてしっかりと胴体を下から支えるように抱き上げ、犬の身体を自分の腹部に密着させます。そして、反対の腕で犬の顔の下に通し、前半身からお尻までを包み込むように抱えます。

中型犬

小さめの中型犬なら、小型犬と同じように利き腕をお尻からお腹まで持ってきてしっかりと支え、反対側の腕で安定させるように自分の身体に密着させましょう。

犬の体重が四肢に乗ってしまうと関節を痛めてしまうので、腕にしっかり力を入れて体重を受け止めてください。大きめの中型犬の場合は、これからご紹介する大型犬の抱き方がお勧めです。

大型犬

大型犬の場合、飼い主さんが腰を痛めないためにも、まずソファーやテーブルなど少し高い平らな位置に移動させ、両手でしっかりと脚の付け根を持ちます。

利き腕を後ろ脚、反対の腕を前脚にして胴体を横から抱え、しっかりと自分の胸の高さに密着させ抱っこしてください。

犬のサイズによって抱き方は多少異なりますが、共通するポイントは以下の3つです。

  • 1.犬を横から抱き上げること
  • 2.背中が水平になるようにすること
  • 3.密着させること

この3つのポイントを守れば、犬の抱っこへの苦手意識を少なくし、危険なアクシデントを回避することができるでしょう。

歯磨きのためなら赤ちゃん抱っこもやむを得ない

大型犬

pixabay.com

ご紹介した正しい抱き方からも明らかなように、犬を赤ちゃん抱っこするのは決してお勧めできる抱き方ではありません。

ただ…そうはいってもやむを得ない時だってありますよね!!

多くの犬が抱っこよりも嫌がるものといえば「歯磨き」です。逃げ回る、じっとしない、意地でも口を開けない、噛もうとするなどなど…歯磨き嫌いな愛犬に歯磨きをさせるのはどれほど大変か!!

そこで登場するのが、「赤ちゃん抱っこ」です。

もちろん、犬が赤ちゃん抱っこを嫌がらないこと、犬の身体に負担をかけないこと、短時間で終わらせることが前提ですが、犬を仰向けにさせるいわゆる赤ちゃん抱っこの状態は歯磨きに慣らすのにとても便利です。

赤ちゃん抱っこでの歯磨きのやり方

まず、飼い主さんが床や椅子に座ります。(足を伸ばすと、よりやりやすくなります。)

そして、自分のお腹側に犬の頭がくるように、膝の上に仰向けに寝かせます。犬が落ち着いていることを確認してから、軽く口周りの皮膚をめくります。

愛犬が嫌がらないようなら、そのまま口の中に手を入れて歯磨きしてください。もし途中で嫌がるなら、前足の付け根を押さえたり、顔に手を添えたりして落ち着かせます。

無理強いをし過ぎるともっと嫌がるようになるので、一度落ち着いたらその時は開放してあげ、ここまでのステップを根気強く繰り返し慣らしていきましょう。

赤ちゃん抱っこしながらの歯磨きのメリット

飼い主と犬

pixabay.com

タブーを犯してでも赤ちゃん抱っこでの歯磨きをお勧めするのには、それなりのメリットがあるからです。これから3つのメリットをご紹介します。

1.犬が落ち着ける

抱っこに慣れている犬は、大好きな飼い主さんと身体を密着させた状態だと落ち着きます。

安心したリラックスした心理状態なので、追いかけ回して捕まえるというステップを省き、すんなりと歯磨きをスタートできます。

2.お手入れしやすい

赤ちゃん抱っこの姿勢は愛犬の口の中がはっきりと見えるので、飼い主さんがお手入れしやすいです。

お手入れしやすいと歯磨きの時間が短くなるので、犬にとってもメリットがあります。

3.我慢しやすい

飼い主さんに抱っこされることを心地よく感じている犬なら、嫌なことでも抱っこされているから我慢できるという心理状態になります。歯磨きは嫌いだけど、飼い主さんへの愛ゆえに耐えやすくなるのです。

以上の理由から、犬の赤ちゃん抱っこは歯磨きをする時に活用できるとお勧めしています。もちろん、犬の心身の安全を第一優先にして、無理に赤ちゃん抱っこするのは絶対にやめていただきたいですが、歯磨きで苦労している飼い主さんは一度試してみてください。

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