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猫の瞳孔が開くのはなぜ?その理由と瞳孔が開いている時にやってはいけない行為を紹介


「猫目」という言葉があるほど、猫の目は特徴的であり、多くの人に強い印象を与えます。猫たちの目は人間の目とは異なり、通常の状態では瞳がとても細くなっています。形状も人間が円形なのに対し、猫は縦長です。

しかし猫の瞳孔は大きく変化するため、時と場所によっては、まったく異なった雰囲気を与えます。今回は猫たちの瞳孔が開くのはどんな時か、その理由を解説します。また、瞳孔が開いているときに行なってはいけないNG行為についても解説します。

猫の体の仕組みと心理を把握してあげるなら、猫との距離をもっと近づけることができます。

猫の瞳孔が開く理由

猫

pixabay.com

飼い主さんであれば、猫の瞳孔が大きく開いている場面に遭遇することがあります。猫の様子もいつもと若干異なるため、不安に感じるに違いありません。

しかし瞳孔が開く理由を把握するなら、安心して猫たちと接することができます。

暗い場所にいるとき

暗い場所に入ったとき、自然と猫の瞳孔は大きくなります。これは人間でも生じることです。

暗い場所は光が少ないため、目に入る情報が減少します。それで目はもっと多くの情報を得ようとして、光を集めようとします。この光を集めようとする行為が「瞳孔を広げる」ことにあたります。

暗い場所に入ってしばらく経つと、目が慣れてきて周囲を見やすくなることがありますが、これは、瞳孔が十分開いて光を集めやすくなったからなのです。

猫たちも人間と同じように、暗い場所では瞳孔を広げて環境に慣れようとします。

驚いたとき

猫は驚いたときに瞳孔が一気に開きます。この反応も人間と同じです。雷などの大きな音が鳴ったり、急に目の前に何かが飛び出してきたりすると、驚きから瞳孔が広がります。

一見落ち着いて見えても、このような時に猫は内心ドキドキしていますから、そっとして落ち着くのを待つのがベストです。

怒っているとき

感情が高まったときにも猫の瞳孔は開きます。特に怒っているときなどは、しばらく瞳孔が開きっぱなしになるため要注意です。怒っている猫はちょっとしたことで攻撃してくることがあるため、そっとして落ち着くのを待ってあげてください。

瞳孔の広がりを確認しつつ、猫の腹の虫がおさまるタイミングを見計らうこともできます。

興奮しているとき

仰向けになっている猫

pixabay.com

感情の高まりは、なにも怒りや驚きだけではありません。獲物を見つけた時のような強い興奮状態にあるときも、同様に瞳孔が開きます。

例えば、猫が動くおもちゃで遊んでいるときや、姿勢を低くしてハンティングしている時の表情を確認してみてください。そのような時は瞳孔が開いていることが多いです。

また、騒がしい場所や猫や犬がたくさんいる場所に来た時も強い興奮状態になるものです。

もし瞳孔が開きっぱなしの状態が続くようであれば、興奮を誘っている場所からいったん離れさせて、落ち着かせてあげるべきです。

恐怖を感じているとき

猫も恐怖を感じます。怖い動物と敵対したときや飼い主さんに強く怒られたりするときなどがそうでうす。このように恐怖を感じているときにも瞳孔が開いています。

悲しいことですが、虐待を経験している猫たちはちょっとしたことで恐怖を感じるようになっています。瞳孔が開くなどの体の兆候から、心理状態をすぐに見極めてあげることが大切です。

やってはいけないNG行為

驚いた顔の猫

pixabay.com

ここまでの情報で、どんな時に猫の瞳孔が開くか知ることができました。ではここからは、瞳孔が開いている時に行なってはいけない行為について解説していきます。

ちょっかいを出す

猫の瞳孔が開いている時は、感情が高まっており一種の興奮状態にあります。そのため、冗談で猫にちょっかいを出すと、攻撃してきたり噛みついたりする恐れがあります。

仮に攻撃してこなくても、飼い主さんのことを恐怖の対象として見てしまいます。せっかく築き上げてきた関係にヒビが入ってしまうため、絶対にちょっかいを出すべきではありません。

むしろ、猫が落ち着くまで待ってあげてください。

瞳を見つめる

猫の瞳孔が開いているからと言って、瞳を見つめてはいけません。

興奮している猫からすると、威嚇行為に取られてしまうからです。こちらも猫との関係を崩しかねないので瞳を見つめることは控えるべきです。

強い光を当てる

強い光を当てるべきでもありません。瞳孔が開いているということは、たくさんの光を取り入れる状態にあります。そのため、急に強い光を当てると目を傷めてしまいます。

決して暗闇で急に強いライトを向けたり、カメラのフラッシュを当てたりすべきではありません。猫の目の写真を撮りたいなら、フラッシュなしで撮影してあげてください。

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