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犬が飼い主を守ろうとするのはなぜ?それは守るべき存在だと認識しているから!


火事で犬が子どもの身代わりになるかのようにして亡くなった話、真夜中に犬が両親を起こして、呼吸が止まっていた赤ちゃんが助かった話など、犬が飼い主さんを守ったという話はたくさんあります。

犬はどうして人を守ろうとするのでしょうか。その理由をこれから取り上げます。

犬が飼い主さんや赤ちゃんを守ろうとするのはなぜ?

赤ちゃんと犬

pixabay.com

犬はなぜ飼い主さんや家族を守ろうとする事には、いくつかの理由が考えられます。

人間の親と子が絆を作り上げて行く過程に似ている

犬には人間に対して共感があって、それに基づいて行動していることがその理由の1つです。

興味深いことに、犬が絆を作り上げていく過程は、人間の親と子が絆を作り上げていく過程に似ています。人間の親子の場合、赤ちゃんが親の目を見る時に、赤ちゃんと親の両方の体内でオキシトシンと呼ばれるホルモンが出て、このホルモンの影響で赤ちゃんを守りたい、助けたいと考えるといわれています。

実は、犬と人間の間でも同じような現象が生じているのです。

赤ちゃんは助ける存在だと理解している

犬は人間の赤ちゃんを、しっかり「赤ちゃん」と認識しています。人間の赤ちゃんと犬の赤ちゃんでは違いがあるのですが、なぜ犬は人間の赤ちゃんでも、しっかり「赤ちゃん」と認識できるのでしょうか。

それには、赤ちゃん独特の匂い外見、他の年齢層の人とは異なる高い声が関係しています。犬は嗅覚の面で優れているので、赤ちゃん独特の匂いをかぎわけることができます。

また、赤ちゃんは他の年齢性の人とは異なり声が高いです。そして泣き声をあげます。こうした点から、犬の赤ちゃんと同じように認識していると考えられています。

さらには、犬の赤ちゃんと同じく、人間の赤ちゃんも顔のパーツが真ん中に集まっています。そうした外見からも、犬は人間の赤ちゃんを赤ちゃんと認識できているのです。

リーダーや家族として認識している

野生の犬は集団行動をします。犬は仲間意識が非常に強い生き物です。犬はまず飼い主さんのことをリーダー、大切な仲間であると考えます。

そして、飼い主さんに赤ちゃんがいるなら、その赤ちゃんも仲間または家族として認識します。飼い主さんやその赤ちゃんは自分の仲間だ、守ろうと行動するわけです。

母性本能が働いている場合がある

人間の女性は赤ちゃんを見ると母性本能が働きます。同じようにメスの犬の場合も、母性本能が働いている場合があります。メスの犬も赤ちゃんを見ると母性本能で守ってあげたいという欲求が生じているのです。

犬は赤ちゃん独特の匂いや外見、他の年齢層の人とは異なる高い声から人間の赤ちゃんをしっかりと赤ちゃんと認識できているので、メス犬は赤ちゃんを見ると守ってあげたいという母性本能が働くというわけです。

犬は飼い主さんや赤ちゃんを守るとき、どんな行動をとる?

犬と女の子

pixabay.com

では次に、犬が飼い主さんや赤ちゃんを守ろうとする際にどんな行動をとるのかを取り上げます。

ついて歩く

単に不安や寂しさから飼い主さんについて歩く場合もありますが、飼い主さんを守るためにそばにいてついて歩く犬もいます。とりわけ子どものそばにいる場合には、守るためにそばにいるという場合が多いです。

もちろん、全ての犬がそうだという訳ではないので、子どもと犬をふたりきりにすることがないようには気をつけておきましょう。ふたりきりにしておくと、もしもの場合に対処することができないからです。

間に入ってくれる

頼もしいことに、他の犬や人間が飼い主さんに近づいてくる時に、間に割って入ってくれることがあります。これ以上は飼い主さんには近づかせないというわけです。

知らない人や犬に吠えたり噛みついたりする

飼い主さんを守るために、知らない人や犬に吠えたり噛みついたりすることがあります。日頃おとなしい犬であっても、飼い主さんを守ろうと一生懸命になることもあります。

ただ中には、飼い主さんを守ろうというよりも、飼い主さんや家族以外の人や犬に慣れていないことが原因で吠えたり噛みついたりする犬もいます。

守ってくれるのは嬉しいけれど、対策も必要

犬と話す飼い主

pixabay.com

飼い主さんを守ってくれる犬は頼もしく、飼い主さんにとっては犬が守ってくれるのは大変嬉しいことでしょう。

しかし、特に危険な状態にあるわけではないのに、いつもいつも犬が飼い主さんを守ろうとする傾向があるなら、それはそれで対策も必要です。

怪我をさせてしまう危険がある

飼い主さんを守ろうとする一心で、飼い主さんの大事なお客様に噛みついて怪我を負わせてしまうという事態が生じてしまうなら大変です。そうならないようにしつけをしておく必要があります。

しつけをしておきましょう!

実際に、人間や他の家の犬に噛みついて怪我を負わせてしまったら大ごとになります。「待て」や「おすわり」の指示に従うようにトレーニングをしておきましょう。そうしておけば一安心です。

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