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今日から使える!「犬」が関係する日本語と英語の使えることわざ8選を紹介!


犬が関係する日本語のことわざ

犬

pixabay.com

日本語の犬に関することわざは、比較的よく耳にするものです。正しい意味をしっているなら、上手に会話の中でも使用できるでしょう。明日から利用できる有名な犬の日本語ことわざをご紹介します。

犬も歩けば棒に当たる(いぬもあるけばぼうにあたる)

このことわざは「じっとしていればよいのに、出しゃばるなら思いがけない目に遭う」という意味です。

犬はふらふらとうろつく動物です。そのため、棒で打たれるような目に遭うこともあるでしょう。そんな様子がことわざになりました。

しかし現在では別の意味で使われることもあります。「出歩くことで、思いもしない幸運に出くわしたり、災難にあったりすることもある」という意味です。

飼い犬に手を噛まれる(かいいぬにかまれる)

「目をかけていた人や、よくお世話してあげた相手に裏切られる」という意味です。

飼い主さんたちは、赤ちゃんのころから飼い犬を可愛がって育ててきたはずです。その期間にはたくさんの愛情や労力を注いだはずです。

にもかかわらず、愛犬が飼い主を噛んでしまうことは時にあるものです。その時のショックは大きいものでしょう。

目をかけていた相手からの思いがけない裏切りによって、大きなショックを受けたりみじめな気持ちになったりする様子をよく表現したことわざです。

犬に論語(いぬにろんご)

「理解できない相手にどんな良い教えや考えを説いたとしても、いっこうに反応がなく意味がない」という意味です。

犬は訓練することで人間の命令を聞き分けるようになりますが、それは飼い主の口調や音で判断しているのであり、実際に文字や言葉を理解しているわけではありません。

ましてや、犬に論語を説いたとしても意味はありません。なお、このことわざと同様の意味を持つ別のことわざに「馬の耳に念仏」があります。

夫婦喧嘩は犬も食わぬ(ふうふげんかはいぬもくわぬ)

「夫婦喧嘩は、大抵取るに足らないもの。夫婦の仲はすぐに元通りになるため、他人が気にする必要はない」という意味のことわざです。

犬はなんでも食べる動物として知られています。もちろん、実際にすべてのものを口にするわけではありませんが、食べるスピードが速く丸飲みすることもあるので、なんでも食べるイメージがついています。

「そんな犬でも夫婦の喧嘩ばかり見向きもしない」というこのことわざの表現は、夫婦はどうせすぐに仲直りするので放っておけばいいというニュアンスをユニークに示しています。

犬が関係する英語のことわざ

仰向けになっている犬

pixabay.com

犬に関することわざは日本だけに存在するものではありません。英語でも犬を用いたことわざが存在します。

これから犬に関する英語のことわざをご紹介します。日本と英語圏での、犬に対する考え方の違いなども考察できるでしょう。

Barking dogs seldom bite.

和訳:よく吠える犬はめったに噛みつかない

「口ばかりで実力がない」「臆病者は口だけで行動が伴わない」という意味です。

実際に、小さくて憶病な犬ほど吠えて相手を警戒する傾向があります。これは自分を守るための行動です。逆に、大きな犬で自信のある犬は相手を吠えることが滅多にありません。吠えて威嚇せずとも、実力差ははっきりしているからです。

日本語でも「弱い犬ほどよく吠える」といいますが、英語圏と同じコンセプトがあるのは興味深いです。

Love me, love my dog.

和訳:私を愛し、私の犬を愛して

「私を愛しているなら、私のすべてを愛してください」という意味です。

飼い主にとって犬は家族そのものであり、自分の人生の一部でもあるでしょう。ですから、それらを含めて愛してほしいという考えです。

人には良い点ばかりでなく、欠点も存在しています。愛しているなら、また結婚するなら、良い面だけでなく相手に関するすべてを受け止める必要があります。それを表現したことわざです。

Let sleeping dogs lie.

和訳:寝ている犬はそのままにしておけ

「余計なことに首をつっこむな。トラブルの元だ」という意味です。

犬は基本温厚な動物ですが、自分の無防備な姿を晒すことには抵抗があります。寝ている時に近づいて起こしてしまうなら、犬もビックリして警戒心を強めてしまうでしょう。

場合によっては、いきなり噛みついてくることもあります。トラブルを避けるにはあえて起こそうとすべきではありません。

これは人間関係にも確かに当てはまるでしょう。余計なことに干渉して問題の火種を作るのは賢明ではないという教えです。

You cannot teach an old dog new tricks.

和訳:老犬に新しい芸を教えることはできない

「高齢になってから新しいことを覚えるのは難しい」という意味です。

犬の訓練は幼い時に行うのがベストです。老犬になってから新しいことを覚えるのは簡単ではないですし、老犬にとってもそのような訓練はうれしくないでしょう。

これは人間にも共通しています。往々にして若い時こそ何か新しいことにチャレンジしやすいものです。一方年齢を重ねると、やる気があってもうまくいかないことが多くなります。

ちなみに日本語のことわざでは「老木は曲がらぬ。矯めるなら若木のうち」「鉄は熱いうちに打て」などが、この英語のことわざに対応しています。

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