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犬のブリーダーとは?その意味と子犬を迎える時のメリット・デメリットを紹介!


ブリーダーとは?

ブリーダー

Konstantin Tronin/shutterstock.com

子犬を迎えるのに一番手っ取り早いのは、ペットショップに足を運ぶことです。しかし、別の選択肢もいくつかあります。その一つがブリーダーです。

ブリーダーとは「主に犬を交配させて繁殖させ、販売する人」のことです。ペットショップでは色々な犬種を取り扱っていますが、ブリーダーはチワワやトイプードルのように特定の犬種を繁殖させているケースが多いです。

獣医師やトリマーとは異なり、ブリーダーになるために必要な資格は特にありません。しかし、動物を販売するには「動物取扱責任者」の資格が必要になります。

さらに、動物に関する多くの知識が求められます。例えば、遺伝学や獣医学・動物行動学などに関するノウハウがそうです。これらの知識がない場合、病気のリスクが高い遺伝子を持った子犬が多く生まれてしまう恐れがあります。

他にも「愛玩動物飼養管理士」や「ペット繁殖インストラクター」などの民間の資格を取得しているブリーダーもいます。ブリーダーによって知識や繁殖させる環境などが違うため、子犬を迎える時はきちんと個体の状態を見極めることが必要です。

ブリーダーで子犬を購入するメリットは?

親犬と子犬

otsphoto/shutterstock.com

ブリーダーで子犬を購入する場合にどのようなメリットがあるのか、細かい点までご存じの方はそれほど多くないでしょう。ここからは、ブリーダーから子犬を購入する利点をいくつかご紹介します。

希望に合った特定の犬種に出会える

ブリーダーは、特定の犬種を交配させることに力を入れている場合が多いです。ゆえに、自分の欲しいタイプの子犬が決まっている場合は、ブリーダーから購入した方がより希望に合った子犬に出会うことができます。

ブリーダーの中には、ドッグショーなどで活躍した親犬を飼育していることもあるため、優れた血統を持っている子犬と出会えるかもしれません。

ちなみに日本では血統書を発行する団体がいくつかありますが、その中でも最もスタンダードな団体は「ジャパン・ケネル・クラブ(JKC)」です。この団体は、日本で唯一の国際公認血統証明書のある血統書を発行してくれます。血統書付きの子犬が欲しい方は、こちらの団体の情報を参考にしてみるのもよいでしょう。

一般社団法人ジャパンケネルクラブ

子犬の生活環境が見られる

ペットショップだと、その犬がどのような環境に生まれたのか、親はどんな様子なのかを見ることはできません。この点、ブリーダーから入手する場合、どんな環境で育てられているか衛生状態を含めて色々と観察できます。

両親も見ることができるので、その子犬の将来の姿を垣間見れるというメリットもあります。育てているブリーダーと直接話をすることも可能なため、犬種に合わせた飼育方法についてアドバイスをもらうこともできます。

価格が適正

ブリーダーから子犬を購入する場合、ペットショップで探すのとは異なり販売経路に中間業者を通しません。そのため、ショップと比べて比較的安い価格で子犬を迎えられます。中には、値段交渉に応じてくれるブリーダーの方もいるので相談してみてください。

アフターフォローが万全

新しい家族になる子犬を迎えるには、最適の環境を整える必要があります。迎える前も大事ですが、迎えた後の生活はさらに重要です。特に初めて子犬を迎える場合は、予想外のことが起きて解決するのが難しい場合があります。ペットショップでも相談にのってくれる場合もありますが、ブリーダーはより密に相談にのってくれる場合が多いです。

直接育てた経験が豊富なため、迎えた子犬に関して素早い回答をもらうことができるでしょう。こうした点もブリーダーで子犬を購入するメリットです。

ブリーダーから購入する方法は?

パソコンを使っている女性

Mongta Studio/shutterstock.com

まずは、購入先のブリーダーを探す必要があります。方法としては、動物病院で口コミを集めたり、インターネットで検索することで見つけられるでしょう。情報は常に更新されるのでこまめにチェックすることが必要です。

お気に入りの子犬が見つかったり、気になるブリーダーを見つけたら見学の予約をしてください。

ブリーダーはペットショップのように常に子犬を見せる準備をしていません。予約が入って初めてトリミングして準備をします。それには時間がかかるため、予約のキャンセルは安易にしないようにしましょう。

訪問してみて、もし気に入った子犬がいたなら契約します。その時には、保証内容など契約条件や付帯費用などを良く確認してから料金を支払ってください。事前にトラブルを避けるためにも書類には全て目を通してください。

料金を支払ったなら子犬を引き渡してもらえます。この時に、引き渡しできる年齢に達していない場合は後日引き渡しになるので注意してください。


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