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猫から見た人間はどう映ってる?飼い主に対しての猫の認識とは?


猫は人間をどう見ている?

飼い主と猫

Africa Studio/shutterstock.com

犬と猫は違う

みなさんはこんなことを考えたことがありますか?「猫から見て私っていったい何なんだろう?」「親だと思っているのかな?」特に猫を飼っている方は猫と接する機会が多いため、こんな風に感じることがあるのではないでしょうか?

実際のところ、猫は人間のことをどう見ているのでしょうか?甘えてきたかと思ったら作業を邪魔してきたり、構おうと思ったらサッと逃げていなくなる。そのくせお腹が空いたらすり寄ってくるなど、本当に勝手気ままな性格をしているなぁと感じるかもしれません。

いいように使われているような、でも甘えてくるってことは親のように思ってくれているのだろうか?なんだか不思議ですよね。そこで今回は、猫は人間のことをどう思っているのか?猫の目には人間はどう映っているのかを考えてみたいと思います。

結論から言えば「同類とみている」ということのようです。つまり「自分よりも大きな猫」とみているのです。

猫を飼っている方たちは、自分は猫の親だ!と思ってお世話しているのではないでしょうか?自分の子どものようにご飯を上げたり、トイレを掃除したり、一緒に遊んであげたりしていることと思います。

しかし、動物の行動を30年以上研究しているイギリスの動物学者ジョン・ブラッドショー博士によると、猫は人間のことを自分と同じ猫、自分よりも大きな敵意のない猫と思っているということです。興味深いですね。

同じペットでも犬の場合は、猫とは全く違います。

犬の場合

は群れの中で生活をしていました。そのため群れの中には常に「リーダー」が存在しています。そのため家庭の中においても「誰が一番偉いのか?リーダーなのか?」ということを判断すると言われています。

ですから家族の中のリーダーはお父さんで、その次にお母さん、そして子供たち、もしかしたら犬は子供たちよりも上と思っているかもしれません。いずれにせよ、犬はこのように家族という群れの中で生活しています。もちろんリーダー(飼い主)のいうことは絶対ですので、飼い主の言うことには忠実に従います。

そのため飼い主がボールやフリスビーを投げれば、一目散に取りに行きます。しかし犬同士で遊ぶ時は違いますね。犬は人間と遊ぶ時と犬同士で遊ぶ時とで明らかに違います。これは犬が人間と犬を区別している証拠ではないでしょうか?

猫の場合

では猫の場合はどうでしょうか?猫も野生で生きてきましたが、猫の場合は群れで生活をするのではなく単体で行動をしていました。そのため群れの中でリーダーに従うということはありません。皆が対等な立場にいます。

それは人間に対しても変わらないようです。確かに猫の人間への態度、接し方を観察するとわかります。

猫は人間に対しても毛づくろいをしたりすり寄ってきたり、爪を立てたり、猫同士でいるときとの態度に全く変化がありません。これは猫は人間のことを自分と同じだと思っている可能性がある証拠ではないでしょうか?

ただし同じとはいえ体の大きさは判別できているので、人間のことを「体の大きな猫だなぁ」くらいに思っているのではないかと考えられます。

猫は人間のことを馬鹿にしている?

猫が人間のことを自分たちと同じ猫だと思っていることがわかりましたが、中には猫に馬鹿にされているのではないか?と感じる方もいるようです。

確かに構おうとするとサッといなくなったり、呼んでも来てくれなかったり、集中して何かの作業をしていると邪魔してくることがありますね。新聞を読んでいるときに新聞の上に乗ってきたり、パソコンで作業をしているときにキーボードに乗ってきたりします。こうした行動が、どうも猫に馬鹿にされているように感じるようです。

では実際に、猫は人間のことを馬鹿にしているのでしょうか?

前述のブラッドショー博士の話によると、猫が人間のことを馬鹿にしているということはないようです。というのも、猫は自分よりも下に見ている者に対してすり寄ることをしないからだそうです。

たとえ猫が邪魔をしてきて無礼な態度のように感じたとしても、猫が人間のことを本当に馬鹿にしていたら全く相手にしないはずです。猫があなたの元に来てすり寄ってくるということは、馬鹿にしているということはないと思って良いでしょう。

飼い主に対しての猫の認識

子猫と母猫

ANURAK PONGPATIMET/shutterstock.com

猫の飼い主に対しての認識はどういったものでしょうか?

どんくさい大きな猫

上記でも見たように、猫は人間のことを馬鹿にはしていないようです。でも馬鹿にはしていないとしても、「不器用だなぁ」とは思っているかもしれません。

というのも猫は狩りをしますし、高いところからジャンプして上ったり下りたりしますが、人間はそのようなことをしません。ですからもしかすると人間を見ていて、狩りもできないしジャンプもできないし、どんくさい不器用な猫だなぁと思っているかもしれませんよ。

そのため猫は、狩りがうまくできない大きな猫(人間)に、自分が仕留めた鳥や昆虫などを見せに来ることがあります。自分がとってきた獲物を自慢しているのかもしれませんし、うまく狩りができない人間のために、代わりに獲物を仕留めてくれているのかもしれません。

母猫

時に飼い主は母猫になることがあるかもしれません。子猫時代を思い出して甘えたくなった時、おなかがすいた時などは飼い主を母猫と見ます。猫が前足でフミフミしてくることがありますね。あれは子猫が母猫のおっぱいを飲むときの仕草で、甘えている証拠なのです。

兄弟猫

飼い主は時に兄弟猫になります。一緒に遊びたい時、じゃれてくる時は兄弟猫、仲間(友だち)の猫と思っているのでしょう。

自動給餌機

悲しい表現かもしれませんが、時には飼い主は自動給餌機程度にしかみられていないこともあるかもしれません。お腹がすくとフードを与えてくれる都合の良い存在、便利な存在と思っている可能性もあります。


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