はじめに


2015年夏に、長崎県佐世保市のハウステンボスでオープンした「変なホテル」。”The first robot-staffed hotel(初めてロボットがスタッフとして働いたホテル)”としてギネス世界記録にも認定され、先進技術をホテル業務に導入したことで話題を集めました。そんなホテルの第二弾となる「変なホテル舞浜 東京ベイ」が、2017年3月15日に舞浜でオープン!近未来が詰まった、わくわくしっぱなしのロボットホテルに注目です。

わくわくと心地よさを追求したロボットホテルにようこそ!


JR舞浜駅より徒歩圏内にあるこのホテルは、ディズニーリゾートへのアクセスも抜群で、都心から約30分と、観光の拠点としても利用しやすい場所にあります。

ホテルの中に入ると、フロントで迎えてくれるのはホテルマンの帽子をかぶった恐竜ロボットたち!日本語だけでなく、英語・中国語(簡体)・韓国語の計4か国語に対応し、チェックイン・チェックアウトの手続きを行ってくれます。

ロボットのアナウンスに従って、音声認識またはタッチパネルを利用しチェックインを進めていくと、ルームキーが自動で用意されます。海外の方は、パスポートをセンサーにかざすだけでチェックインができるそうですよ。

恐竜ロボットは大きな身振り手振りで、時折のどを唸らしたり、くしゃみをしたりと、愛嬌のある姿に思わず笑みがこぼれてしまいます。

ロボットに囲まれたエンターテイメント空間


ホテル内には、全部で140体(9種類)のロボットがいて、恐竜ロボットからお掃除ロボットまでさまざま。ホテル入口のすぐ横には、あふれる緑で装飾された大きな水槽があり、その中には本物の魚のように優雅に泳ぐ魚ロボットが。魚ロボット同士でぶつかりそうになると、お互い別の方向によけ合ったりと妙にリアルな動きで、感心してしまうほど。

さらにロビーでは、等身大のティラノサウルスがお出迎え。絶好のフォトスポットなので、訪れた際はぜひ写真を撮って楽しんでみてくださいね。まるで恐竜時代にタイムスリップしたかのような気分になれますよ。

“業界初”を取り入れた快適な客室


2名~最大4名まで利用できる客室は、スタンダードツイン、スタンダードトリプル、コーナーツインの3タイプで、全100室。すべてバス・トイレ別で、客室に備わっているソファベッドは、ベッドと隙間なくくっつけてフラットにすることも可能だそう。なんといっても、ホテル業界初のものを積極的に取り入れたりと、快適性を重視した空間作りが魅力的です。

【ホテル業界初①マットレス】
新幹線の座席にも使用されている、東洋紡が開発したマットレスを導入しています。体圧分散性・通気性にすぐれ、抜群の寝心地を実現してくれるそうですよ。

【ホテル業界初②クローゼット型クリーニング機】
スタイリッシュな見た目のクローゼットにその日着た洋服をかけておくと、ホコリを除去してくれたり、シワをのばしてくれたり、滞在中にホームクリーニングが可能なんです。ズボンプレスとしても利用可能で、とっても便利。

高層階、パーク側に位置する客室に泊まれば、窓からディズニーリゾート内の城や花火を見ることもできるそうですよ!

コミュニケーションロボット「Tapia」が滞在をサポート!


全客室には、AI(人工知能)搭載のロボット「Tapia(たぴあ)」が導入されており、滞在をより快適にサポートしてくれます。「Tapia」の目の下が青くなっているときに話しかけると、それに反応して答えてくれるんです。

「テレビをつけて」とお願いするとテレビをつけてくれたり、「今日の天気は?」と話しかけると「東京は雨が降るでしょう。足もとにお気を付け下さい。最高気温は~」と答えてくれ、なんだかほっこりとした気分に。テレビのほか、空調や照明のオンオフなどが、音声やタッチパネルにより操作可能です。

さらには、笑い声に反応してくれたり、「ふむふむ」と相づちをうってくれたり、人の手の形を識別することもできるので、じゃんけんをして遊ぶこともできます。なんと占いもできるそうですよ!子どもはもちろん、大人も楽しめるようになっているので、ぜひ、いっぱい話しかけて「Tapia」のおもてなしに癒されてみてくださいね。

「変なホテル」ならではのこだわりのレストラン


併設されるレストラン「ジュラシックダイナー」は、入ってすぐの目の前に洞窟が設置されており、まるで冒険の旅に出かけたようなわくわく感があります。

広々とした空間で、和・洋・中、約40種類の豊富なメニューをビュッフェスタイルで楽しめます。子供向けにビュッフェ台は低めに作られており、オリジナルのパフェ作りができるデザートビュッフェや恐竜型のナゲットなど、このレストランならではが盛り沢山!

野菜、フルーツ、たんぱく質食材、トッピングの4つの要素を組み合わせた、さまざまな栄養素を効率よく摂取することのできる、パワーサラダコーナーもおすすめです。

■ジュラシックダイナー
場所:1階
座席:50席
営業時間:朝食 6:30〜9:30

VR体験や今だけの特別キャンペーンも


スマートフォンなどを利用して、恐竜の世界を体験できるVR(バーチャルリアリティ)体験もできます。ダンボール製のゴーグルとスマホを使ったVRサービス「ハコスコ」を利用するため、小さな子どもでも安心して利用することができるそう。CGでリアルに再現された恐竜たちを、空から地上から360度見渡すことができ、滞在をより盛り上げてくれること間違いなしです。

オープニング特別キャンペーンとして、1日5組限定で、人気のおもちゃ「うまれて!ウーモ」付きプランを用意しているとのこと。公式ホームページにはさまざまな宿泊プランが用意されているので、自分たちに合ったプランを予約して、快適なステイをしてくださいね。


■変なホテル舞浜 東京ベイ
住所:千葉県浦安市富士見5丁目3番20号
電話番号:047-316-2828

「変なホテル舞浜 東京ベイ」公式ホームページはこちら



おわりに


“変”には、“変化しつづける”という意思が込められているそうで、これからますます進化していく「変なホテル」に注目です。
実際に目で見て、体験してみないとわからない感動がこのロボットホテルにはあるので、ぜひ足を運んでみては。



情報提供元: 旅色プラス