はじめに

梅雨が終われば夏はもうすぐそこ。猛暑にバテてしまう前に、避暑地でリフレッシュはいかが?
都心からのアクセスが良好な那須高原は、避暑地として人気がある関東有数のリゾート地。夏でも爽やかな風を楽しみながら、ゆったりとした時間が過ごせるエリアです。

そんな那須エリアには、人との接触が少ない野外で楽しめるスポットも数多く点在しています。その中から、アート作品が楽しめるスポットをピックアップ!
気分転換に行くなら、那須高原でアートな旅をしてみませんか?

自然美というアートを体感 「アートビオトープ 水庭」

栃木県那須高原、横沢にある「アートビオトープ」。リゾートホテルをはじめ、石垣島のオーベルジュや首都圏のレストランを手掛ける北山ひとみさんがプロデュースしたブティックリゾートで、完全独立型オールスイートヴィラやレストラン、ギャラリーなどが敷地内に隣接しています。

中でも建築家・石上純也さんが手掛けた「水庭」は、綿密に計算し配置された、木々とビオトープ(池)が。刻々と移り変わる那須高原らしい自然美が楽しめる空間になっています。
都会の喧騒を忘れてメディテーションできる場所として、国内外で話題になり、グッドデザイン2019「グッドデザイン・ベスト100」にも選出されました。
見学は事前予約制なので、人の目を気にせず楽しめるのも嬉しいですね。

◆アートビオトープ 水庭
住所:栃木県那須郡那須町高久乙道上2294-3
TEL: 0287-78-7833 (10:00-19:00)
定休日:水曜※祝日の場合は営業
入場料:2,970円~※スイートヴィラご宿泊者は無料 要問い合わせ

野外展示がすごい! アート体験 「那須とりっくあーとぴあ」

日本最大級のトリックアートのテーマパークと言えば、「那須とりっくあーとぴあ」。3つの美術館からなる施設で、建物の外壁から中身まですべてがトリックアートで描かれています。

特に、今だからこそ体験してほしいのが屋外展示。夏の暑さで溶けたようなオブジェ「自動販売機とけちゃった」をはじめ、ぐにゃりと曲がった「郵便ポスト」、絶妙なねじれの「カーブした電話ボックス」など、現実ではありえないオブジェが敷地内に点在しています。
なにこれ! と思わず言いたくなっちゃうアート作品と一緒に、不思議な写真を一枚パシャリと撮れば、最高の思い出になること間違いなしです。

他にも、AR(拡張現実)を駆使した作品が展示されている「ミケランジェロ館」、制作工房(アトリエ)など、様々な角度からアート体験ができるのも魅力ですね。

◆那須とりっくあーとぴあ
住所:栃木県那須郡那須町高久甲5760
TEL:0287-62-8388
営業時間:4月~9月/9:30~18:00(※当面の間は~17:00まで)、8月/9:00~18:00、10月~3月/9:30~17:00
定休日:年中無休
入場料:大人/1,300円 小・中学生/800円 未就学児/無料 ※単館券

非接触型グランピングに宿泊 「那須ハミルの森 GlampingResort&Terrace」

今年2月、那須高原の豊かな自然の中に180度透明のクリアドームテントで楽しむグランピング施設がオープンしました。それが「那須ハミルの森GlampingResort&Terrace」。

敷地内には、約6mの大きなドーム型テントやワンポールのベル型テント、ゲージなどペット向け備品が付いたペット同伴サイトなど、全21棟のテントがあります。その中でも、一番人気は「クリアドームテント」。その名の通り180度透明のドームで、燦々と太陽の光が降り注ぐ室内が魅力です。さらに、エアコンや電気毛布などの設備も充実! カーテンを閉めれば、まるで本物の星で見るプラネタリウムのよう……。

食事は、テントがあるウッドデッキ上にある、専用のプライベートBBQ小屋で! 必要な食材は、非接触式の食材BOXで受け取るので、誰にも邪魔されずに巣ごもりステイが可能です。

◆那須ハミルの森GlampingResort&Terrace
住所:栃木県那須郡那須町大字高久甲5310-1
TEL:047-701-8050(10:00〜17:00)
営業時間:チェックイン/15:00〜、チェックアウト/~10:00

おわりに

野外のアート体験は人との接触が少なく、三密を避けられるので、安心してリフレッシュできそうです。気分転換にドライブしようと思っている方は、ぜひ那須を目的地にしてみてくださいね!
情報提供元: 旅色プラス