はじめに


いつも何気なく、スプーンを使って食事をしている私たち。
実はそのスプーン、食べ物によってマナーが異なるのを知っていましたか?
スプーンの正しい使い方やマナーを気にしたことがある方は、なかなか少ないはず……。
そこで今回は、「スプーンの食事マナー」をメニュー別でご紹介します!

スプーンの食事マナー①スープを飲むとき


スプーンで食べるメニューといえば、真っ先に思い浮かぶのが“スープ”ですよね。

スープをスプーンを使って飲むときは、スープ皿のふちに左手を添えて、手前から向こう側にすくいます。

スープの残りが少なくなってきたら、スープ皿の手前を持ち上げて傾け、同じく手前から向こう側にスプーンを動かしてすくうようにします。

そして、よくやってしまいがちなのが、残ったスープをパンにつけて食べること。気持ちはわかりますが、これはマナー違反!
ただし、料理のソースとして出されたものであれば、パンにつけて食べてもOKです♪

また、スープを飲むときに、熱いからといって“フーフー”と息を吹きかけることや、“ずるずる”と音を立てて飲むこともマナー違反!
スプーンを斜め45度の角度で口に当てて、スープを奥へ流し込むようにすると、上品に飲めますよ。

スプーンの食事マナー②魚料理を食べるとき


続いてご紹介する食事マナーは、「スプーンを使った魚料理の食べ方」です。

「魚料理をスプーンで食べるの!?」と驚かれる方もいますよね。
魚料理では、普通のスプーンとちょっと形が異なる、“ソーススプーン”を使います。

魚料理を食べるときは、切り身の魚の左端から、一口程度の大きさに切ります。
そしてソーススプーンを使って、ソースを魚にからめて食べるのです。

ソーススプーンは、ソースを味わうためのものですが、直接口に運んでもOKですよ♪

スプーンの食事マナー③パスタの食べるとき


次にご紹介する食事マナーは、「スプーンを使ったパスタの食べ方」です。

パスタを食べるときに、フォークとスプーンの両方を使う方が多いですよね。
でも実はこれが、マナー違反になることも……!

パスタが平たいお皿に盛られている場合は、フォークだけを使って食事するのがマナーです。
でももし、深さのあるお皿でパスタが出てきたら、スプーンを使ってOKです。

深さのあるお皿のパスタを食べるときは、右手にフォークを持ち、左手にスプーンを持ちます。

パスタをスプーンで受けながら、フォークでくるくると巻いて口に運びましょう。
一度にたくさん取らないことで、上品さを出せますよ♪

パスタを食べ終えたら、フォークとスプーンをそろえて置きましょう。

スプーンの食事マナー④デザートの食べるとき


最後にご紹介する食事マナーは、「スプーンを使ったデザートの食べ方」です。

コース料理の場合、最後にデザートを食べますよね。
出てきたデザートが硬いものであればナイフを使い、柔らかいものはスプーンを使って切るようにしましょう。

ケーキの場合は、頂点から一口ずつ切って食べていくのがマナー!
ソースやクリームが添えられているケーキの場合、スプーンですくってからケーキにつけて食べましょう♪

おわりに


「スプーンの食事マナー」をメニュー別でご紹介しました。
あなたは日頃、正しくスプーンを使えていましたか?
ぜひ、次のお出かけやご自宅での食事の際に、ご紹介したマナーを実践してください♪




情報提供元: 旅色プラス