はじめに


もはや国民食ともいえるカレーですが、全国各地には、“ご当地レトルトカレー”なるものが、今や2,000種類以上あるといわれています。魚介系、果物系、野菜系…などなど、所変わればカレーも様変わり! 各地の味をあれこれ食べ比べ、お気に入りのマイカレーを見つけてみては。

文/Five Star Corporation

旬の京野菜が織りなす和のカレー


(※写真右はイメージ)
【京都府】京野菜カレー(1人前200g) 450円(税別)

約1200年前から京都で作られている京野菜。一般的な野菜と比べると味や形に個性があり、また栄養がたっぷりで宮中の料理や寺社の精進料理などにもかかせない伝統的な野菜です。そんな京野菜をじっくり煮込んだ「京野菜カレー」は、食感のいい京・洛西竹の子以外、時季で使う素材が違います。春夏には加賀茄子や満願寺とうがらし、秋冬には護院大根や金時人参など、旬の味が楽しめるってけっこう贅沢ですよね。野菜の旨みが詰まったルーは、ほどよく酸味が効いていて後味さっぱり。品のある味わいはさすが京都ならでは。へルシー志向の女友達への手土産はこれで決まり!


◆京野菜かね正(きょうやさいかねしょう)
住所:京都府京都市北区上賀茂壱町口町32
電話番号:075-724-0707(9:00~17:00)
※商品は京都駅新幹線構内お土産売り場などで販売。

牡蠣の旨みがたっぷり!プレミアムな味


【広島県】広島名産 かきカレー 中辛(1人前200g) 540円

瀬戸内の豊かな海に育まれた牡蠣が主役のご馳走カレー。広島県の名産を使ったこの「かきカレー」は、数あるご当地カレーの中でも人気が高く、多くの人を虜にしています。パウチを開けると中には、ふっくらとした牡蠣が4つも入っていて、もう食べる前から期待感が高まりますよね。ルーにも、牡蠣の旨味エキスがたっぷりと詰まっていてとっても味わい深く、牛乳、バター、ココナッツなどが入っているから、口当たりはまろやか。もはやレトルトの粋を超えた幸せ感じるプレミアムな味わいに、食べる手が止まりません。


◆レインボー食品(れいんぼーしょくひん)
住所:広島県竹原市忠海中町1-1-25
電話番号:0846-26-2462(9:00~18:00)
※商品は広島県内の山陽道サービスエリア、広島駅、福山駅などで販売。

フルーティーでスパイシーな本格派


【和歌山県】小南農園のみかんカレー(1人前180g) 648円

有田みかんの最高ブランド「田村みかん」の、濃厚なおいしさをまるごと閉じこめた「みかんカレー」。考案したのは、みかん栽培一筋120年の、和歌山県にある「小南農園」です。このカレー、なんと原材料の約半分が「田村みかん」の果汁と果肉が占めているというだから驚き。さすがみかん農園ならではの大胆かつ贅沢なアイデアです。合わせる数十種類のスパイスは、インドやマレーシアから仕入れたものを使っているそうで、フルーティーな甘さとスパイシーな辛みが、口の中で絡み合います。甘み、酸味、辛みが見事に共存する、味のコントラストが最高な大人のカレーです。


◆小南農園(こみなみのうえん)
住所:和歌山県有田郡湯浅町大字田39
電話番号:0737-62-3509
※商品は県内道の駅などで販売。

衝撃!カレーが鮮やかなピンク色に


【鳥取県】華貴婦人のピンク華麗(1人前200g) 1080円

鳥取県で発見したカレーは、びっくりピンク色! “これってカレー!?”と思わず聞いてしまうヴィジュアルですが、味は見た目とは裏腹に、意外にもしっかりと香辛料を効かせたスパイシーな味。鮮やかなピンク色の正体は、鳥取県産の赤ビーツ。ロシア料理の定番・ボルシチでお馴染みのビーツですが、飲む献血と言われるほど栄養価が高く、美容にもいい野菜なんです。パッケージに描かれているのは、ロココ調の貴婦人4姉妹。県内にある、明治に建てられた洋風建築の国指定重要文化財「仁風閣」をイメージしたキャラクターで、こちらもルーに負けず劣らずのインパクト。 一度食べたら忘れられない、華麗なる逸品をぜひ一度召し上がれ。


◆ブリリアントアソシエイツ
住所:鳥取県鳥取市大榎町3-3
電話番号:0857-32-6030(9:30~20:00)
※商品は県内の鳥取大丸店内「HANAKIFUJIN」や、飲食店「気がつけば鳥取」、「大榎庵」、「市場料理賀露幸」などで販売。  


情報提供元: 旅色プラス