はじめに


2020年に向けてリニューアル改装中の福岡空港に新たに飲食フロア「ラーメン滑走路」が誕生しました。地元・福岡をはじめとする全国の美味しいラーメンが勢揃いしています。福岡空港に到着したら、まずはこの最新エリアで腹ごしらえしましょう!

文/秋武宏美

全国の美味しいラーメンがここに着陸!?


「ラーメン滑走路」は‟知る人ぞ知るラーメン店が福岡空港に着陸し、ここで有名になった店舗がまた全国に飛び立って欲しい”というコンセプトのもと、福岡空港国内線ターミナルビル3Fにオープンしました。

滑走路をイメージしたフロアには、全国から選りすぐったラーメンの名店が9店と、お茶の専門店・伊藤園が手掛けるスイーツ店「茶寮 伊藤園」が登場。ラーメン店は定期的に2店が入れ替わり、期間限定でさまざまラーメンを味わえます。各地に出向かずともご当地の味が楽しめる「ラーメン滑走路」は、まさに‟全国のラーメンの発着地”です。

九州ではここでしか食べられないラーメンが多数!


気になる店のラインナップですが、10店のうち6店が九州初出店。北海道・摩周湖の麓に総本店を構える「弟子屈(てしかが)ラーメン」(写真)は、北海道以外には初出店。鮭とばや行者ニンニク、山わさびなど、ほぼ全ての素材を道産にこだわったご当地ラーメンです。ほかにも、大阪以外初出店となる「まんかい」や、東京で人気のつけ麺店「つじ田」など話題の店が一堂に揃います。また、煮干しラーメンの人気店「ラーメン凪」では、ラーメンがレーン(滑走路)で運ばれてくるユニークなシステムを導入しています。

やっぱり福岡に来たら博多ラーメンで


もちろん、博多名物の豚骨ラーメンがおいしい店も揃っていますよ! 今や福岡の代表格ともいえる「博多 一幸舎」(写真)は、空港店限定でシンプルな屋台系豚骨ラーメンを提供。福岡の人気店「ラーメン海鳴(うなり)」では、ジェノベーゼソース×豚骨を合わせた「ラーメンジェノバ」など独創的な麺を楽しめます。また、福岡空港で22年間愛されてきた店が屋号を変えて「屋台ラーメン 玉龍」としてリニューアル。博多の屋台をモチーフにした店内で、ベーシックな豚骨ラーメンが堪能できます。

人気グルメスポットへと進化する福岡空港


今年1月には2Fにフードホール「ザ・フードタイムズ」がオープンし、350席の広々としたフロアで、有名店から隠れた名店まで福岡の8店のグルメが楽しめます。ここでしか食べられないオリジナルメニューもあり、旅行客だけでなく、グルメ目当てに訪れる地元の人も。また、3F飲食フロア「デリシャスレーン」にも4つの専門店が新たに加わりました。「ラーメン滑走路」もオープンして一層賑わう福岡空港は、空の玄関口だけでなく、わざわざ足を伸ばしてでも行きたいグルメスポットになっています。


◆ラーメン滑走路
住所:福岡県福岡市博多区下臼井767-1 福岡空港国内線ターミナルビル3F
営業時間:10:00~21:00(L.O.)
定休日:年中無休





情報提供元: 旅色プラス